2012年12月16日日曜日

12/2の写真を掲載

12月2日の記事に写真を足しました。

忘年会

心と体に栄養たっぷりの忘年会でした。料理上手な友達に感謝。






2012年12月13日木曜日

緊急避妊薬のOTC年齢制限の撤廃を求める11学会の手紙

昨年12月保健福祉省のシベリウス長官が、緊急避妊薬を全年齢むけにOTC化する方針に反対してから1年がたった。
当時小芋が書いた日記はこちら:http://koimokko.blogspot.com/2011/12/blog-post_9808.html

依然として、緊急避妊薬を処方箋なしで薬局で買えるのは17歳以上の人に限られている。(男性でも17歳以上であれば買える。ただし使用するのは女性のみよ。)

このたび11 学会が連名でこの年齢制限を撤廃するようシベリウス長官に手紙を送ったそうだ。先日緊急避妊について声明を発表していた米国小児科学会ほか、米国産科医婦人会学会、米国家庭医学会、それから私も入っているNational Association of Nurse Practitioners in Women's や American Reproductive Health Professionals もこの11学会に含まれている。
こちらがその手紙
http://www.acog.org/About_ACOG/~/media/News%20Releases/20121207Release.pdf

11もの学会が足並みそろえて手紙を出したことに拍手。そして、最後のパラグラフが特によい。小芋訳するとこんなかんじ。

「われわれ医療専門家団体には、米国における意図しない妊娠(望まない妊娠)と人工妊娠中絶の率を下げるという共通の目標があります。Plan B (緊急避妊薬)はすべての女性にとって安全であり、OTC(処方箋なしで購入できる薬)であるべきだと科学ははっきり結論を出しています。したがって、われわれはPlan B One-Step のOTC年齢制限を撤廃するよう強く求めます。緊急避妊薬というこの必須薬が、必要とするすべての人に対してOTCであるべきだということを我々は最新最善の医学的エビデンスから学びました。われわれと同様に必ずや貴方様方にもご理解いただけると信じております。」

ちなみに、Plan B とPlan B One-Step の違いだが、
成分はどちらもレボノルゲストレルで、用量がちがう。前者は0.75mg、後者 One-Step は1.5mg である。

従来は0.75mgを1錠飲み、12時間後にもう1錠飲むという処方がされていた。しかし、そうすると飲み忘れたりする危険があった。2錠まとめて1回で飲んでも十分効果があることが分かり、Plan B 2錠を1回だけ飲むという処方が浸透していった。

Plan B One-Step は最初から1.5mg (0.75 mg x 2錠と同じ用量)なので、一粒だけ飲めばよろしい。

薬局では Next Choice というジェネリックのほうが Plan Bよりも10ドルくらい安いことが多い。

2012年12月11日火曜日

セーフティー・カード

Intimate Partner Violence、いわゆる配偶者やパートナーからの身体的・精神的・性的暴力に遭っている人はとても多い。患者さんのhistory を伺う一環で、IPVのスクリーニングをすることはすでに一般的だとは思うが、患者さんが必ず打ち明けてくれるわけではないし、そもそも自分の状況を問題とも思っていないようなことも少なくない。また医療者側の質問の仕方が悪いと本来出てくるべき回答も出なくなる。(最悪の聞き方:「あなた、ドメスティックバイオレンスの経験なんてないわよね。ね、そうでしょ。」)

現在うちのオフィスでは、この冊子の21-22 ページにある載っているカードを患者さんに渡すようにしている。ジャバラ式に折ってあって、折ってあるときは名刺サイズ。オフィス内では safety card と呼んでいる。
http://www.futureswithoutviolence.org/userfiles/file/HealthCare/reproguidelines_low_res_FINAL.pdf

上記リンク先には、このカードを患者さんに渡すときの話の振り方、患者さんからぽろりと言葉が出てきたときの対応の仕方なども事細かに書いてあるので、興味のある人にはとても参考になると思う。

パートナーや配偶者との関係は、よきにつけ悪しきにつけ、健康に多大な影響をおよぼす。性感染症もしかり、妊娠もしかり。そして、最悪の場合は死に至る。ある患者さんはボーイフレンドにgun で打たれて亡くなった。とても明るいすてきな女性だった。

医療現場でできることに限りはあるのは承知のうえで、ひきつづき一人一人の患者さんにメッセージを送りつづけたい。

怒り

今日はとても腹が立っている。もう1am 近いのでいい加減寝ないといかんのだが、怒りがまだ完全に収まっていない。

その怒りの内容を事細かに書きたいが、それに時間を使うことがばかみたいでもあるので、ぐっとこらえる。

いつか今日のことを笑う日がくると信じて布団にはいろう。

2012年12月6日木曜日

米国の少子化

2010年における米国の出生率がこれまでの最低レベルになったそうだ。2007年と比べて8%の落ち込みとのこと。日本語のオンラインのメディアでもいくつか記事が出ていたが、私が探した範囲では一番この記事が詳しく書いてある。
http://jp.wsj.com/US/node_556409

記事の根拠になっているピュー・リサーチの記事がこちら。グラフがとても有効に使われていて、とても面白い。グラフだけでも眺める価値あり!
http://www.pewsocialtrends.org/2012/11/29/u-s-birth-rate-falls-to-a-record-low-decline-is-greatest-among-immigrants/

2012年12月3日月曜日

オーラルセックスによる性感染症に関するポスター


厚生労働省のホームページに、オーラルセックスによる性感染症に関連するポスターの最新版が先週掲載された。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/dl/poster_oral.pdf

ポスター自体はとてもよい試みだと思う。これを見た人が、ポスターにあるとおりにインターネットで「厚生労働省 性感染症」した際に、有益な情報が見つけられるかどうかが、とても重要だと思う。一般の国民が知りたいと思う情報、また医療者側から国民に知っておいてほしい情報をぜひ掲載していくと、もっといいとおもう。10代向けのページにリンクするオプションがあったらいいなとも思う。

性感染症について書かれた、厚生労働省のページはこちら
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/

今のところ厚生労働省のホームページは、性感染症の項にかぎらず、一般国民がなにか調べ物をしに行くサイトというよりは、省の政策を紹介する媒体という雰囲気が強いと感じる。

「性感染症とは」の欄に、個々の性感染症の解説がある。
疾患別情報にHIVも含めるべきだと思った。
国立感染症研究所による解説文は、医療関係者にはよくても、一般の人には難しすぎると思う。中学1年生くらいが読んでも十分理解できる語彙と語調で解説文を独自に書いた方が親切だと思う。

また、性感染症の予防を強調した情報提供、たとえば、「あなたにできること」という見出しで、
ワクチン接種(HPVワクチン)
コンドーム・ラップなどのバリア
セックスを遅らすこと・禁欲・アウターコース
パートナーの数を減らすor 1人に限定する  などのオプションを提示できるといい。

検査に関しては、それによるメリット(早く治療できる)も強調するとよいと思う。

以上のことを、「国民の皆様の声」なる送信フォームで送ろうと思ったが、今日のところは何度やってもエラーメッセージが出てしまいだめだった。明日もう一度挑戦。

2012年12月2日日曜日

ピッツバーグ版の万博


University of Pittsburgh Nationality Roomsのオープンハウスに Pgh暮らし3年目にして初めて参加。各国の踊り、歌、和太鼓、料理の数々、と大変盛りだくさんで、人混みも内容も、万博顔負け。去年と一昨年に参加したHeinz History Center の Heritage Festival と内容はかぶるところがあるけど、規模はこちらが何十倍も大。

日本教室のブースでは稲荷寿司、おにぎり、日本の小物の数々などが並んだ。一番注目を浴びていたのは日本らしい柄のクリスマスカード。在米のみなさま、日本のご家族やご友人からクリスマスカードを受け取られた際は、しばらくそれを味わったあと、メッセージの書いてある内側の紙を外して、外身のカードをとっておきましょう。こういうときに有効活用できます。日本の皆様、きれいなクリスマスカードをぜひよろしく(?)。

それから、日本的な柄のティッシュケース、湯のみ、ハンカチ、風呂敷なども結構人気。いわゆる「景品」や「粗品」としてもらったけれどそのまま家の隅に眠っていたような品々も、ここでは "Beautiful!" と大いに感動される品に。

名前を短冊にひらがなで書くというサービスも喜ばれていた。例えば、John という名前は、「じょん」とひらがなで縦書きし、隅に John とローマ字で書く。(でないと、上下を間違えて飾ってしまったりするらしい。)家族4人分の名前を書いてもらってそれをお土産にするという人もいた。

オープンハウスは毎年1回、でも教室はそれ以外のときも一般に公開されているもよう。1月19日までは、holiday style の飾り付けが展示されているとのこと。

今回3時間ちょっと、日本教室のブースでボランティアをした。(なので実はあまり他を回る時間はなかった。)それでもとてもたのしかった。今回を逃した方、来年ぜひどうぞ。






2012年11月30日金曜日

緊急避妊に関する米国小児科学会の指針

米国小児科学会が、緊急避妊に関する指針(policy statement)を発表した。
http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2012/11/21/peds.2012-2962.full.pdf

思春期の子どもたちに対して、緊急避妊について教えたり、事前処方(緊急避妊薬を要するようなコトが起きる前にあらかじめ処方箋を渡しておく)ことの重要性が書かれている。

米国ティーンエイジャーの出生率は、他の「先進国」と比べて特に高い。この論文のなかでは 1000人対34.3 という数字が載っている。この数字自体は以前より減ってきているのだが、それでも他の国と比べてまだまだ高い。

緊急避妊薬は、避妊方法のなかでもいわば最後の砦なのだが、現在のところ米国内では16歳以下の人は、処方箋がないと薬局に行っても手に入らない。(17歳以上の人は処方箋なしで購入できるが、年齢を証明するため身分証明書を薬剤師に見せないといけない。)

そういうわけで、ティーンエイジャーと接する小児科医が緊急避妊に担う役割は大きい。

今回の指針を読んで私が特に注目したのは、医師や薬剤師の個人的価値観と専門職としての責務のジレンマについて書いてあるところ。宗教的・倫理的理由ゆえに緊急避妊薬の処方を快く思わない医療職もいるからだ。(なんともアメリカらしい。)

指針は「適切で法的に利用可能な選択肢について患者さんに伝えないことは小児科医としての責務違反だ」、また「自分自身の信条ゆえに行えない治療に関しては、それを行える小児科医に患者さんを紹介しなければならない」、と明言している。

指針はあくまで指針なので、右向け右!というほどの威力はないにせよ、学会の強い意志が感じられていいなー、と思った。思春期は、小児科から婦人科/内科等への移行期にあたる。小児科でも、婦人科でも、内科でも、機会あるごとに緊急避妊および避妊全般に関してティーンエイジャーにアプローチできたらすばらしい。

2012年11月28日水曜日

マンゴーでスペイン語

Mango Languages という外国語を学ぶための教材がある。
http://www.mangolanguages.com
ピッツバーグの公立図書館の利用者は、図書館のウェブサイト経由で無料で教材を使うことができる。地元の図書館や通っている学校にそういうサービスがない場合、個人でお金を払って利用することもできるようだ。

この教材のすばらしいところは、i phone, Android などのモバイル端末にダウンロードできるところ。私は i pod touch にダウンロードし、バスの中で使っている。机に向かって勉強する時間はなかなか取れないけど、バスの待ち時間&バスでの移動中だと意外と時間が取れる。

目標はスペイン語のレベルをあげることだが、もし余裕があったら中国語もやってみたい。今のところは、朝習ったスペイン語のフレーズを夕方には忘れちゃったりしている状況(トホホ、、)なので、欲張りせず、スペイン語に集中したほうがよさそう。

Mango Languages に限らず、インターネットやCD-ROMやモバイル端末のおかげで、外国語の勉強はずいぶんラクチンな時代になったなーとおもう。


2012年11月27日火曜日

経口避妊薬をOTC化すべしという勧告

米国産科医婦人会学会(ACOG)は、先週、経口避妊薬をOTC (処方箋なしで購入できる薬)にすべしとする勧告を出した。OTC とは over the counter の略。

http://www.acog.org/Resources_And_Publications/Committee_Opinions/Committee_on_Gynecologic_Practice/Over-the-Counter_Access_to_Oral_Contraceptives

勧告の趣旨を簡単にまとめるとこんな感じ。
「アメリカにおいて全妊娠の約半数が意図しない妊娠である。アクセスとコストの問題が
避妊薬を使う上での大きな妨げになっている。経口避妊薬はアメリカで一番広く使われている避妊薬だが、それを根気よく使い続けて行くには実際面でいろいろと問題がある。そこで避妊薬をもっと使いやすくし、ひいては意図しない妊娠を防ぐために、経口避妊薬をOTC化しよう、というわけだ。リスクとベネフィットを比べると、経口避妊薬はOTC として手に入るものであるべきだ。」

安全性について勧告は「OTC薬というと安全性が問題となってくるが、経口避妊薬による深部静脈血栓症の率は非常に小さい。妊娠中や産褥期の深部静脈血栓症の率と比べるとなおさらそう。」と述べている。

経口避妊薬の禁忌(使ってはいけない状況)の心配に関しては、「研究結果によると、一般女性が自己判断した禁忌は医療者よりもむしろ保守的(慎重)なくらいだった」と説明し、また「メキシコの研究では、薬局で経口避妊薬を手にした女性においては、絶対的な禁忌よりもむしろ相対的な禁忌が見られた。」としている。「チェックリストを使って、女性自身が禁忌がないかどうか自分で確認するようにすべき」と助言している。

CNN は今回の勧告に関連した記事のなかで、経口避妊薬を手に入れるために処方箋がいる国、いらない国を色で塗り分けた興味深い地図を載せている。
http://edition.cnn.com/2012/11/20/health/birth-control-over-the-counter/index.html?hpt=he_c2

勧告を読んで思ったこと:

  • アクセスとコストの問題をできるかぎりなくし、経口避妊薬を手に入りやすいものにすべし、という今回の勧告の趣旨には基本的に賛成。
  • 実際OTCになるまでには、製薬会社がFDA(食品医薬品局) に認可を申請し、それが認められないといけない。だからACOGが旗を振っただけではすぐ現実になるわけじゃない。
  • OTCにしたからといって、コストが安くなるのかは疑問。製薬会社のコマーシャル合戦がおきたりするかも??
  • 今回の勧告が、避妊薬のなかでも「経口避妊薬」に限って述べていて、これにはNuvaring やPatch が入らないのはなぜだろうかとおもった。
  • 勧告のなかでも述べられているように、STI 検査や子宮頸がん検査は避妊薬の使用に関して医学的に必要なものではないが、健診がおろそかにならないように、教育はますます必要となろう。
  • まず第一段階として、Combined pill (エストロジェンとプロジェスティンの合剤ピル)よりも、progestin-only pill をOTC にするのを目指すのが現実的かも。すでに、緊急避妊薬(これもprogestin-only)はすでにOTC.



2012年11月26日月曜日

連休明けの山脈

Thanksgiving Day とその翌日はうちの診療所は休みだったので、実質3日しか休んでいないはずなのだが、大量の仕事が待っていた。

電子カルテ上の inbox  には、正常・異常にかかわらず検査結果がどんどんはいってきて、そのあいだあいだに患者さんからの電話のメモやそれ以外の雑多なものもある。いちおう「重要」とか「時間のあるときに」といった札はついているのだが、「重要」がこう何件もあっては、そのなかでどれが特に急ぎの用件なのか分からなくなる。

というわけで、急ぐものはどれかスタッフに口頭で確認する始末。その対応が終わるか終わらんかのまえに、通常の診察がはじまる。その間にも患者さんからの電話とか飛び込んでくるが、診察中電話はとれないので、夕方にまとめて対応。

検査結果や電話の対応だけ専門にするNPもしくは看護師がいたら、もしくは診察はお休みしてこれらの仕事に1日集中できたらいいのに、と思う。仕分けしてくれるだけでも、すごく助かると思う。一人でぜんぶは、厳しい。

こういった仕事をする時間を確保することの重要さを再三訴えているが、なかなか理解されなくて悔しい。

2012年11月25日日曜日

ニューメキシコでの感謝祭

Thanksgiving の休み+年休を使って、月曜日からニューメキシコ州のホストファミリーのところに行ってきた。ここでいうホストファミリーとは、私が高校生の時分にミシガン州で1年間預かってくれた家族。その後ホストファミリーはニューヨーク州に10年ちょっと住んで、約2年前にニューメキシコ州に引っ越した。

私にとってニューメキシコ州は初めての土地。天気予報の気温の数字だけ見ると、ピッツバーグより寒そうなのだが、太陽がさんさんと照っているので、体感気温はずっと暖かかい。

とにかく晴れて、朝も昼も夜も空が美しかった。夜はプラネタリウム並み。砂と岩と少しばかりの低木と草、という風景は面白かった。ネイティブアメリカンの人たちが西暦1000年から1200年ごろに使っていた建物の遺跡は圧巻だった。

6人いるホストきょうだいのうち、4人+家族が集まった。末っ子ももう高校生で、背丈は完全に抜かされている。好き嫌いがとても激しかったのに、私が作った豆腐とトマトのサラダを「おいしい」とか言って食べてくれて、うれしかった。

人数が多いので、料理はあっという間になくなる。一方、食器の洗い物はやってもやってもすぐに新たな山ができる。

行きはPhoenix 経由、帰りはDenver  とAtlanta 経由の飛行機で帰ってきた。時差も2時間あるし、ほとんど外国旅行といってもいいくらいの時間と距離感のある旅立った。窓から見る地形がどんどん変わって行くのがおもしろかった。

あしたからまたがんばろう。





2012年11月18日日曜日

小芋ダメ子な日

昨日土曜日はほとんど寝ていた。朝とまとまんと話した後も、ああ、せっかくの晴天の中でなんともったいないと思いつつも寝ていた。

voice lesson が1:45 pm からだというのに、布団から這い上がったのが12:30。レッスンは割と調子よくやっていたんだが、30分たったところで気分悪くなって早退。歌って腹圧がかかって悪化したのだろう。

帰ってからまた寝て、お茶と水と飴だけ時々食べて、また一晩寝てしまった。よくこんなに眠れるもんだ。

今回の嘔気・嘔吐・発熱の原因は、たぶん金曜日の晩に食べたもので当たったとの、精神的な疲れのコンビネーションだと思う。

今日は朝ご飯が食べられた。昨日は38℃あった熱も下がった。これから太陽を浴びに外に行ってきます。

2012年11月15日木曜日

『偶然に委ねず、自ら選ぶ』


昨日発表された世界人口白書のタイトルは、"BY CHOICE, NOT BY CHANCE" で、その日本語訳が『偶然に委ねず、自ら選ぶ』となっている。


日本語訳されている序文と2章6章だけを斜め読みした。避妊を人間の「権利」の一つととらえ、その権利が行き渡っていない途上国の問題について触れてあった。これを読みながら考えたことを書く。

先進国のはずのアメリカでも、避妊の権利が十分行き渡っているかというと、決してそうではない。避妊そのものを快く思わない人たち、また公的なお金を避妊に関する政策や住民サービスに使うことを快く思わない人たちも少なくないし(選挙の度にヒヤヒヤする。自分に選挙権はないが。)、未だに避妊薬をカバーしない健康保険もある。保険のない患者さんが自費で払える避妊方法というと、選択肢がずっと狭くなる。

私の働いている診療所のように、10代でも(親に知られることなく)、保険がなくても、患者さんの年齢や収入額次第で無料または低額で避妊薬を提供できる場所もある。しかし、われわれの存在を知らない患者さん、通報されることを恐れて受診できない不法移民女性、交通手段がなくて受診するすべのない女性などにとっては、我々が診療の出前でもしないかぎり、ケアは届かない。

それから、避妊薬を手に入れたあとも、正しく使いつづけられるとは限らない。処方されても、実際には一度も使わない患者さん、使い始めても1ヶ月もたたないうちに中断する患者さんなど、枚挙にいとまがない。

「避妊していない、でも妊娠したいわけでもない。妊娠したらどうするって?、そりゃ困るわ、中絶なんかしたくないしーーー」という感じのスタンスの患者さんはとても多い。本人に妊娠の意図が全くなかろうが、セックスがあれば妊娠は起きうるのだが。そして患者さんは妊娠後は3つの選択肢のなかで揺れる。1.親になる 2.養子計画をたてる 3.人工妊娠中絶する。避妊法はいっぱいあっても、妊娠後はこの3つの選択肢しかない。

願わくば、「偶然にゆだねず、自ら選ぶ」という強い希望をもった上で積極的に避妊方法や妊娠の時期を考える女性を応援したい。でもそもそも女性がそういう意志を持つためには、避妊や妊娠以前に、そもそものカップル間の人間関係や、本人の将来に対する計画や希望、もっといえば社会一般が避妊や妊娠についてどういうメッセージを発しているか、とかもろもろが関わってきてて、診察室の中の孤軍奮闘ではきびしいな、と思う。

セックスも、避妊も、とてもとても個人的なことだが、それが積もり積もって、人口になる。2050年の世界人口は90億人を超えると予想されているとのこと。

いわゆる発展途上国だけでなく、いわゆる先進国においても、宿題は山積だ。

2012年11月14日水曜日

Count your blessings

商店街の店先に七面鳥の飾りが置いてあった。首が左右に動くので興味を持って近づいてみると、首元に "Count Your Blessings" と書いた札がぶら下がっていた。

Count your blessings とは、「恵みを数え上げる」というのが文字通りの意味だが、日本語的に言うなら「恵みに感謝する」といったほうがしっくりくるか。いずれにしてもいい言葉だ。

「さいならー」という代わりに、"Have a good Thanksgiving." という声が聞かれる時期になった。来週の木曜日が感謝祭の祝日だ。

今日は本当に久しぶりに明るいうちに家に帰れた。大いに感謝。

2012年11月13日火曜日

冬のモーニングコール

3月の第2日曜日に始まった Daylight Saving Time、いわゆる夏時間が11月の最初の日曜日に終わった。アメリカ東部時間と日本との時差は、ただいま14時間。

冬はただでさえ日が短いので早く帰りたいが、時差のことを考えると、なおさらである。というのも、とまとまんのモーニングコールを朝7時にしようと思うと、夏の間は18時にかければいいのだが、冬時間になると、17時にかけることになる。17時に間に合わすのは現状ではかなり厳しい。オフィスを出るのが19時を過ぎた日もあり。。

今日は出張先のオフィスを出たのが17時半。途中渋滞にあって、家に着いたのは18時20分。とまとまんはもう出勤した後であった。残念。

とまとまんが昼休みに時間を作れたときは、そのときちょっとだけ話せる。その頃私はもう寝る時間。

朝(とまとまんの夜)話せるかどうかは、とまとまんの帰宅時間次第である。

すごくうまくいって1日3回話せる日もあるが、どちらか(or 双方)の残業いかんでは会話の頻度が減ってしまう。でもありがたいことに、冬時間は1年のうち4ヶ月だけ。残り8ヶ月が夏時間でまだよかった。

2012年11月11日日曜日

Meaningful Use で得をするのはだれ?

全くの私見だが、私の個人的体験と観察からいうに、Meaningful Use は患者さんのためというより、よっぽど金のためになっている。

患者さんの待ち時間は長くなり、スタッフの仕事量とストレスは増し、労働時間は延長。

誰が得しているのかというと、電子カルテを導入した組織の経営側(政府からご褒美のお金をもらえる)と、電子カルテのシステムを売っている会社たちだ。

NP友達から電子カルテを使って3−4ヶ月ないしは半年で慣れたよ、という声をしばしば聞くが、私が使っているシステムに関して言うと、どんなにやってもやはり1カルテ15分前後かかる。(全身全霊の集中力でも。)ほとんど文章を打たず、クリックすべき項目をカチカチやっているだけでもそんなかんじ。

依然、予約が15分に1人ずつ入っているので、首が絞まる。ドタキャンと無断欠席をする患者さんを見越したオーバーブッキングとはいえ、一方でMeaningful Use の基準を目指せと言い、もう一方で患者数を落とすな、というのは無理である。

ある知人NP は、「電子カルテになってから、私は患者さんにとても意地悪になっちゃった。」と言った。気持ちはとてもわかる。

とある別のオフィスのメディカルアシスタントは私に言った。「小芋、あんたもっと意地悪にならなきゃ。」 ん? それは本末転倒では? 

そもそも医療の質を上げるための電子カルテでなかったか? 患者さんに適切な質問を投げかけず、患者さんの話を聞かず、ただ Meaningful Use のチェックリストの項目を満たすカルテ作成を目的に働くの? それって、誤診につながりますけど?

サバイバルという点で言うなら、意地悪モードで割り切って働ける人はいいが、自分にはできない。でもその分シワ寄せを自分に与えてしまうので、それもまたよくない。

2012年11月10日土曜日

桜の植樹会

ピッツバーグ桜プロジェクトの植樹会に参加してきた。とっても楽しめた。

まず第1に天気。久々の晴天。

第2に土いじり。いつもとは全く違う五官への刺激。

第3に人との出会い。作業しながら、初めて会う人といろいろ話できる。日本人もアメリカ人も交ざって活動。作業終了後、皆でカップ麺を食べた。帰りは中国、日本、アメリカ出身の大学生3人を車に乗せて帰った。これがまた出会い。

North Park に植えてきた桜もだいぶ数が増えた。
こちらが今回の植樹会のチラシ。

2012年11月9日金曜日

Meaningful Use とは

Meaningful Use とは、という記事を書きたいと思いながら、書けていなかった。簡単に書けるところから書いてみる。(間違いがあったらご指摘ください。)

政府は医療現場にITを整備し、医療の質を向上させたいと考えている。(少なくとも建前は。)その一環で、公的医療保険Medicare やMedicaid の患者さんを診療している医療機関に電子カルテの導入を推進すべく、政府はアメとムチの政策を実行している。

まず、アメだが、電子カルテのmeaningful use (有意義な使用)を実践した医療機関は、ご褒美(ボーナス)がもらえる。去年ないし今年中に実践できた場合は、最大額のボーナスだが、来年、再来年と導入が後れるごとに、ご褒美の額は減って行く。ちなみにこのボーナス額であるが、provider (医師・NP・PAなど)一人につきMedicaidから年額44,000ドル x 5年間、Medicare から63,750ドル x 6年間という多額である。つまり、これだけお金あげるから、そのお金でシステムを買ってがんばりなさいということである。ちなみに、これらご褒美は、私の懐には一切来ず、組織に入る。

次にムチだが、2015年までに電子カルテを導入しないあるいはmeaningful use を実践できなかった医療機関には、ペナルティーが科される。(診察代が減額される。)

で、なにが具体的にmeaningful use に相当するかというと、それには長いリストがある。分かりやすいところでは、電子処方箋を使うこと、とか、患者さんの喫煙の有無を記録していること、とか、バイタルサインが記録してあること、など。

このリストにはいわば必ず達成しなければならない必修科目と選択科目があり、それぞれの科目について全体の何割以上の患者さんのカルテで条件をみたしていないといけないという合格基準がある。(例;処方箋の何割が電子的に処理された、とか)

で、例えば今年ご褒美をもらいたかったら、今年中のある連続した3ヶ月間における必修科目と選択科目の総合成績表を提出しないといけない。つまり、その3ヶ月に診察したすべての患者さんの全カルテの出来の総成績である。だから今日だけがんばってもだめで、3ヶ月継続してぬかりないカルテを書き続けなければならない。(というか、カルテにぬかり合ってはまずいが。)

2012年11月8日木曜日

オバマ政権の続投

女性の健康に関わる仕事についている私にとっては、ひとまずほっとするところ。

日米の高校生による絆プロジェクト

ピッツバーグ市内の高校と茨城県日立市の高校の生徒たちが、彼らの交流プログラムの報告会を開いてくれた。このプログラムは「キズナ強化プロジェクト」と呼ばれ、アジア太平洋・北米地域から若者を日本に10日ほど招きし、また日本の震災被災地の若者を世界に派遣する事業だそうだ。

 詳しくはこちら
http://sv2.jice.org/kizuna/e/what/about/
http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/kizuna_project.html

ピッツバーグの生徒20数人は夏に日本を訪問していて、日立の生徒24人がいまピッツバーグを訪れている。滞在中は、それぞれホストファミリーのところに宿泊。

ピッツバーグの生徒さんたちは日本滞在中に、茨城県知事、港の漁師さんらとも会ってきたとのこと。またボランティア活動として、街に花を植えていた。

日立の生徒さんたちは主に震災とその後の様子を発表してくれた。私はもともと茨城県の出身なので、日立の震災の写真を見るのはとても辛かった。とくに、崩れ落ちた体育館の写真。北茨城市の五浦六角堂が津波で流されて跡形もなくなり、でもその後寄付で再建されたとの報告も。

ピッツバーグの和太鼓グループの演奏がとてもすばらしかった。日米協会のスタッフによる、ゆかた着付けコーナーもにぎわっていた。(ゆかたの生地の質がとてもよく、感心した。)

高校生同士の交流は、体験する本人にとってはもちろん、その周りの家族、友達、そして今日の私のように報告を聞くだけの立場の「街の人」にとっても、ものすごくインパクトがある。というか、私も16年前は、ミシガン州に行った交換留学生であった。国家防衛費のほんの一部でも高校生交流事業に回して、今以上に交流事業を活発にしたら、戦争はなくなるとかなり真剣に思う。

2012年10月31日水曜日

ハリケーン・サンディー

ハリケーン・サンディーの被害の大きさに言葉がない。ニュージャージー州沿岸部のようすは、東北大震災での津波の被害を思い起こさせる。ニューヨークなどの都市の被害もひどい。被災地の人々、救助に勤しむ方々の安全を願うばかりだ。

ピッツバーグは木が倒れたり一部停電したりという程度のダメージで済んだ。雨はまだ続いている。がまーん。

ピッツバーグの曇りの日の多さにはいつまでたっても慣れないが、山火事・地震・ハリケーン・竜巻・ブリザードのいずれともあまり縁のないという意味では、きわめて恵まれた土地である。


2012年10月26日金曜日

エネルギー源になる小芋?

先日ひさびさにCostco (会員制の大型スーパーといったらいいか)で買い物していると、市内の大学の博士課程で論文書きに励んでいるA子さんに会った。

A子さん:「ブログ読んでますよー。」
私:「がーーーーーん!読まれてましたかぁ。。。  最近もっぱら愚痴日記で情けないかぎりです。」
A子さん:「論文書いていると私だけがしんどいみたいに思えてくるんで、そういうときに読むんですよ。」

ははぁ。 子芋の日記というよりダメ子日記の昨今だが、博士課程のA子さんを励ますなどという意外な効能があったとは。小芋が読者の皆様のおやつになっているのなら幸い。

ちなみに、Costo での私のお気に入りは
キウイ、ミニトマト、豆乳(常温保存できる)、アーモンド、クランベリー、グラノーラバー(職場に常備しておく、冬用の分厚い靴下、Brita 浄水器のフィルター、タンポンなど。

1人暮らしの私に、会費の元が取れているか疑問なときもあるけれど、タイヤ4本を買った去年は十分元がとれた。

2012年10月24日水曜日

缶詰すーぷ

今日はバイオプシーにて乳がんと診断とされた患者さんに結果を伝えなければなりませんでした。健康保険がない患者さんでも、乳がんや子宮頸がんと診断された場合には医療扶助が受けられる制度があります。早速その書類を作りFax しました。結果を伝える重さよりも、書類の煩雑さのほうがなぜかしんどい。

血圧がとても高い患者さんにER受診を説得したりもしました。州が推進している心臓病予防関連のプログラムで受診されている患者さんの場合、Alert の枠に入る血圧のときは、24時間以内に ファックスでその旨州に報告しないといけないというルール(?)があります。用紙に記入してファックスしました。なぜに24時間以内??


とにかくただでさえ一つ一つのカルテにものすごく時間がかかる(最近さらに状況悪化中。Meaningful Use 関連の要求がきつくなったため)うえに、上記のような対応をしないといけなくて、延々時間がかかってしまいました。

今朝は睡眠を優先したあまりお弁当を作る余裕がなく、バナナ2本とヨーグルトをおやつに持って行ったのですが、結局「昼休み」に外に何かを買いに出る時間も気力もなくて、バナナ1本とヨーグルトを食べるのが精一杯。
4時にもう一本バナナ。
今、チャーハン(これはつくった)と缶詰のスープを食べました。デザートにキウイ食べます。


先週末、スライド作りを優先して、おかずを作りためていなかったため、悲しい食生活です。帰りに何かテイクアウトしようかとも思いましたが、惹かれるものがなく、なにも買わずに家に帰ってしまいました。

なさけない小芋でした。今週末は挽回します。

2012年10月23日火曜日

大学キャンパスでのプレゼンテーション

某大学のsororities (学生クラブといったらいいか)から乳がん啓発月間にちなんだ話をしてほしい、というリクエストがあり、今晩7時から話をしてきた。

スライドの表紙にピンクのPittsburgh Steelers (フットボールチーム)のTerrible Towel を出したら受けた。(通常は黄色。これを振り回して応援する。10月はピンクのタオルも盛んに使われる。)

「がん」にだけ焦点をあてるというよりも、ふだんのbreast health、さらにwell-woman exam (いわゆる女性健診)のきっかけとなるように話をしたつもり。学生さんのなかには、まだwell-woman's exam を受けたことのない人もいると思ったので。

この大学の看護師が大変よい方で、sororities とわれわれの橋渡しをしてくれた。大学キャンパスにはかれこれ1年近く月一回の出前診療所をしに行っている。見覚えのある学生さんも来てくれていた。

先日のNPWH カンファレンスでの発表に全力を捧げていたので、今回のスライド作りはこの土日しか使えなかった。昨日月曜の晩に近所のAさんとAさんのお母さんの前でリハーサル。2 人の助言を受けてスライドも語りも修正。今日仕事のあとすぐ本番がきちゃった。

とりあえず、今月の大きな山は終了。

2012年10月21日日曜日

3日で切れたエネルギー

フロリダでのNPWHカンファレンスは、最初から最後まですばらしかった。

おかげさまで、自分のプレゼンテーションも無事終えることができた。

そのシアワセな1週間のあと、月曜日から仕事に戻ったが、カンファレンスで蓄えてきた心のエネルギーは、早くも最初の3日で使い果たしてしまった気がする。

電子カルテを巡る状況は、Meaningful Use の基準を満たす目的ゆえに、わたしら末端ユーザーにものすごい仕事量と心理的負担をかけてきている。この件については、また改めて書きたい。

今週は、とある大学のキャンパスで、夜にbreast health に関するプレゼンテーションを頼まれているので、いまその準備をしている。時間がなさすぎて、悔しいけど今日のvoice lessonはキャンセルした。

ま、このプレゼンテーションが終わったら、少し息がつけて、ブログももっと書ける、はず。ネタはいっぱいあるのだ。

2012年10月10日水曜日

NPWHカンファレンス 初日編

NPWH こと、National Association of Nurse Practitioners in Women's Health のカンファレンスのために 昨夜Orlando, Floridaに到着。去年Austin, TXでの会には行けなかったので2年ぶり。

今日はプリ・カンファレンス。朝8時から会場はすでに大入り。夜のディナー・シンポジウムが終わったのが8時すぎ。頭は疲れたが、心はかなり浮かれている。あー、なんて楽しいんだ。

午前中は熟年女性のケアについて。性欲減退の治療の一環にテストステロン(男性ホルモン)のクリームやパッチを使うことが積極的に議論されていた。熟年世代の性感染症の増加がいかに著しいかという話は職場で感じていることを裏付けてくれた。

萎縮した膣を柔軟にするためにエストロゲンクリームを使うのはスタンダードだが、少しずつ拡張させるために市販のdilator セットを用いるほか、身近なところではろうそくを使う(細いものからスタート)というアイディアには目玉が落ちそうだった。

午後の薬理学「子宮から墓場まで」は脳がすごくリフレッシュされる感を覚えた。

夜のディナー・シンポジウムは、家族歴から遺伝性のガンのリスクをアセスメントして、それをいかに遺伝子検査に結びつけるかというものであった。検査自体は決してあたらしいものではなく、たとえば乳がんの患者さんがBRCA遺伝子に関する検査をする、なんてことは前から行われている。が、今回のトークがそれと違うのは、まだがんと診断されたわけではないごく一般の患者さんが対象である点。つまり問診時に、いかにその人の遺伝性がんの可能性をすくいあげ、遺伝子検査を考慮すべきか、という話。

各種学会系ガイドラインでこれらの遺伝子検査が勧められるようになってきていても、無保険の患者さんには高嶺の花である。それを分かっていながらにして、あえてこういう検査について勧めるのは心が痛む。でも自分の職業上の義務としては勧めなければならない時代になってきているのだなと思った。(でなければ後に訴えられるリスクも。)

書きたいことは他にもいっぱいあるが、明日のために寝なくては。

2012年10月9日火曜日

カンファレンス準備におおわらわら

今月は2つ、それぞれ別のトピックでプレゼンテーションをする。

ひとつはカンファレンスでの発表。去年N医師とともに行った研究について話す。

もうひとつは乳がん月間にちなんで、ある大学の学生グループにむけてbreast health について話す。

やっとやっと一つ目のPowerpoint &発表が形になってきた。近所の友人Aさんにむちゃくちゃ感謝である。彼女は研究職をしていて、過去には留学生(大学院レベル)にプレゼンテーションの仕方を指導する仕事をしていたこともある人である。

Aさんの指導はむちゃ的確である。専門分野こそ違え、Aさんのような指導者をこんなに身近に見つけてしまった私は本当に幸運だ。

自分のプレゼンテーションの準備におおわらわで、オンラインですでに公開されている他の発表・講義のスライドはまるで見れていない。もったいないが、背に腹は変えられぬ。

飛行機のe-チケットと、ホテルの予約控えと、レンタカーの予約控えだけは印刷した。

2つ目のプレゼンテーションの準備は、ピッツバーグに戻ってから。。

2012年10月3日水曜日

休んだあとの仕事再開

仕事を4日休んだあとの復帰は緊張する。と書くとすこし大げさだけど(たったの4日+土日だしね)、そういう向きはやはりある。いつものペースがでなくてもどかしかったりするから。でも今回の休暇中かなり気分的にリフレッシュできたためか、仕事は割とたんたんと進められた。ほっ。時差がなかったのも大きい。

検査結果などの事務系仕事も思ったほどの山にはなっていなかったので、助かった。けど来週のことを考えると、のんびりしている暇はないので、朝も夕もがんばってしまった。

がんばりすぎてスペイン語教室に着くのが遅れ(半分はバスが遅れたせいだが)、もったいないことをした。

次回はぜったい遅刻しないようにしよう。今、動詞の活用を習っているところ。

2012年10月2日火曜日

秋の公園めぐり

Great Falls National Park in McLean, VA

とまとまんに会いにワシントンD.C.に行ってきた。なぜワシントンかというと、とまとまんが成田から直行便で来られて楽だから。直行便だと乗り継ぎ便に乗り遅れることもない。

私はピッツバーグから4時間半運転。(帰りはやる気に欠けるので、休憩ばかりして結局6時間くらいかかってしまった。)

今回はスミソニアン博物館群の一つ、航空宇宙博物館の新しい方と、周辺の国立公園・州立公園を回った。紅葉はピークではないものの、すでにすっかり秋の装いという感じでとてもきれいだった。

今回はキッチン付きのホテルに泊まった(値段も良心的)ので、韓国系のスーパーSuper H Mart で新鮮な野菜や魚介類を買って料理できたところがよかった。ピッツバーグにもH Mart  があったらいいのに。。

最近の私の勤務状況は、休まないとしんどくてやってられないが、かといって休んでも仕事がその間に増えるという、なんとももどかしいジレンマがある。けど、休んでよかった(と思う。明日からまた現実直視しないとだけど。)。4泊5日の旅でした。


2012年9月24日月曜日

窓をきれいにしたい

とある出張先のオフィスの窓が汚い。もっというと、カーペットとか、ブラインドとか、あちこちいろいろと難がある。

と、気にしているのは私だけかもしれないと思う。が、汚れた窓を目撃すると、自分の気が滅入る。

大家さんは冬の間の泥と塩の混ざった汚れがついた窓でも無頓着な位なので、このくらいの汚れでは何もしないだろう。ボスには何度も言っているが、なにも変わらない。

というわけで、自分がやらん限り誰もやらん。次にそのオフィスに行くときにこそ、窓拭きに使えるボロ布を持参すべし。患者さんのためというよりは、自分の気持ちのため。カーペットやブラインドは自分じゃ変えられないから、せめて窓ふきだけでも。


2012年9月21日金曜日

モニター疲れ

お久しぶりです。朝早く行き、夕方も居残りの生活ばっかりで、ブログまで手が回ってません。

月曜日から電子カルテのバージョンが更新されました。前より多少ましですが、せっかく保存していた「お気に入り」のセットとかがちゃんと全部新バージョンに移行されてなかったり、モジュールの中には記録していても最終的な紙面にはそれが反映されてない項目があったり、まだまだ問題が多いです。確認しながらの作業はとても疲れます。

そんなわけで、日中は診察とカルテ記録だけで目一杯になってしまうので、その他の電話対応とか、薬のリフィルの指示とか、そういうのをまとめて朝と夕方にやるわけです。でも2時間も居残りをしてるとさすがに集中力が持たなくなり、やむなくあきらめて帰ります。

昼休みはご飯を食べる時間を確保するだけで精一杯。なるべく外の公園に行って食べるけど、今週は1回も行けなかったなぁ。

家で夕飯食べた後、やっとプライベートのメールを開けます。それを一通り整理し終える終えないかのうちに、もうベッドタイム。あー、歌の練習も運動もままなっていない今日この頃。

最近日本でもFacebookが大流行りのようですが、私はふつうのメール対応すらおぼつかない現状なので、Facebook などもはや完全にお手上げ。アカウントは一応あるけど、まったく面倒見れてません。どうかあしからずご勘弁を。

2012年9月11日火曜日

とっさの自宅出産と車中出産

95-96年にお世話になったホストファミリーのAくん夫婦とBくん夫婦に、数日違いで2番目の赤ちゃんが生まれた。

どちらの夫婦も病院から数マイルのところに住んでいるとのことだが、お産の進みがあまりに早すぎて、Bくん夫婦はバスルームで出産、つづいてAくん夫婦は車の中で出産! 別に自宅でモタモタしていたわけではなく、「あ、陣痛かも。」と思い始めてからたった数回の陣痛で生まれたようだ。むしろ「まだ早いと思うけどそろそろ病院に行っておこう。」と行動していた矢先の超スピード出産。

ちなみに、車中分娩を経験したAくんだが、彼はいま麻酔科のレジデントをしている。「赤ちゃんのアタマが出た。」との妻の声を聞き、路肩に車を停め、ちゃんと臍帯巻絡を外して赤ちゃんを取り上げたそうだ。そこから病院まではもう1分くらいの距離だったので、救急車を呼ぶ代わりにER に電話を入れ、救急車のための車寄せに直行したとのこと。

思いがけずバスルームで赤ちゃんを取り上げたBくんは数学の先生。911に電話して、電話ごしの指示を受け、無事に分娩介助した。その後自宅には何台かの救急車と、なぜか消防車も来たらしい。病院に向かう救急車のなかで、Bくんは母親に電話をしたそうだ。「赤ちゃん無事生まれたよ。これから病院へ行くところ。」 それを聞いたお母さん、「ん? これから病院へ行くとは??」と一瞬とても混乱したらしい。そりゃそうだ。

一家健やかで、何よりである。

2012年9月10日月曜日

母乳をシェアするシステム

母乳のシェアリングについての興味深い記事を読んだ。
2種類の方法について書いてあった。

ひとつは、早産児や病気の赤ちゃんを対象としたもの。新生児集中治療室にいる赤ちゃんがその典型例。利用に当たっては医師の処方箋が必要。母乳は無償で寄付されるが、提供者の血液検査や母乳の検査にお金がかかるので、1オンス(約30cc)の母乳の値段は3−5ドルとのこと。血液バンクのように、母乳バンクたる機関が管理している。

もう一つは、一般の母親同士が自主的に行っている母乳シェアリング。Facebook などを利用して、広がってきているらしい。こちらは母乳の検査とかはないので、感染症のリスクなどはあるし、場合によっては法的なリスクもないわけではない、と記事は述べている。その一方で、近くの者同士、顔の見える関係のなかでのリスクなんて知れている、とする向きも。

こちらが記事。
http://www.usatoday.com/news/health/story/2012-09-02/breast-milk-bank-donors/57535706/1

2012年9月9日日曜日

バラバラ事件

バーバラさんという友達がいます。彼女は英語も日本語もできるので、メールを書くときはこちらも英語で書いたり日本語で書いたりします。

バーバラさんがあるメールの最後に、「ところで、私の先生がときどき冗談で私のことをバラバラさんと呼ぶって話しましたっけ?」と書いて送ってきました。

そりゃ面白いな、と思いながらふと自分が送っていたメールをみると、冒頭に「Barabara san、」と書いてしまっていました。

あちゃーーー! 恥ずかしい。

今後ずっと気をつけます。
自分へのいましめの意味と、読者のみなさんの参考までに書いてみました。

2012年9月8日土曜日

女性向け・男性向けサービスの差

アメリカの保険制度改革のなかで、性感染症の検査や避妊薬の個人負担がなくなったりと、女性向けのサービスが改善されてきた一方で、関連する男性向けのサービスに関しては不十分あるいは不公平な向きもあるかもと指摘している興味深い記事を読んだ。

まずは女性向けサービスが改善したことを大きな前進として歓迎したい。性の健康は男性にとっても女性にとっても重要。女性に対して充実させたサービスを一つの足がかりとして、男性にもサービスを広げて行けるのが理想的。

こちらは短めのサマリー記事
http://www.nationalpartnership.org/site/News2?abbr=daily4_&page=NewsArticle&id=35130&security=1521&news_iv_ctrl=-1
こちらはもともとの記事
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/new-health-law-broadens-free-preventive-services-for-women-men-fare-less-well/2012/08/27/6b7beb22-6a2c-11e1-acc6-32fefc7ccd67_story.html?wprss=rss_health-science

Summer flower show にやっと行った

Phipps Conservatory のSummer Flower Show にようやく行った。
ほっとした。




2012年9月6日木曜日

スティーラーズ国の服装規定(?)

全米で数あるフットボールチームののなかでも、Pittsburgh Steeler's のファンの熱狂ぶりは有名なようである。それこそ、大人だけでなく、赤ちゃんや犬・猫までがこぞってチームグッズで身を固めて応援していたりする。

プレシーズンが終わって、いよいよレギュラーシーズン開幕にあたり、「今シーズン、以下の大事な試合の当日(休日にあたる場合はその前日)は、Steeler'sの服装で仕事に来てよろしい。」という旨のメールが人事部から来た。

うちの組織のトップたちが大ファンだからこういうこといなるのだが、こういう現象は町のあちこちで起きていると思われる。というのも、大事な試合前の金曜日ともなれば、もう朝からSteeler's グッズで実を固めた人たちが町を闊歩している。銀行のスタッフさえもSteeler's のシャツで窓口業務に従事していたり。

よく、"You're in Steeler's Country" と書かれたポスターや横断幕を見かけるが、言い得て妙だ。

2012年9月5日水曜日

スペイン語 第2セメスター

初級スペイン語教室が先月終わった。今月からは スペイン語2 というクラスに参加することにした。

初級は進みがゆっくり過ぎて物足りなかったが、今度のクラスにはすでにかなり話せる人が多いので、ちょっと場違い感がある。

ま、でもこれに耐えて続けてみようと思う。

スペイン語会話クラブというのもあるが、これはまだ時期尚早だろう。

2012年9月4日火曜日

連休明けの事務作業

連休明けのせいか、患者さんの出足がにぶかった。

ここぞとばかりに、事務作業に励む。クラミジアや淋菌感染症の治療報告もそのひとつ。

州が指定した種類の感染症の治療にあたっては、州のウェブサイトを通して治療を行ったことを報告しないとならないと法律で決まっている。「何日以内に報告せよ。」という決まりがあるわけではないが(もしくは私が知らないだけだったり??)さっさとするに超したことはない。先月は感染者総数がいつもより多く、とりわけクラミジアと淋菌の両方に感染している患者さんがいつもより多かった。

州のウェブサイトでなぜか患者さんの名前・情報がヒットしない場合、手書きで所定の用紙に書いて最寄りの保健所に郵送する。オンラインフォームと比べると、手書きの方がさらに時間かかる。

報告したら、電子カルテ上の所定の位置にその旨記す。個人情報をどこかに送るたびに、その旨を記録する表のようなものが電子カルテ上にあるのだ。(紙カルテの時代もあったけど。)

一つ一つの作業は簡単なんだが、ためてしまうと「険しい山」と化すので、今日みたいな時間は至極貴重。




2012年9月3日月曜日

LARC 使用率の上昇


  • 腕の皮下に埋め込む避妊薬、Implanon(さらに改良された新商品は Nexplanon):3年間有効
  • プロジェスティンが付加された子宮内避妊具 Mirena :5年間有効
  • 銅が付加された子宮内避妊具 Paragard :10年間有効


これらの長期間使える避妊効果の高い避妊薬をまとめてLARC と言ったりする。
long acting reversible contraception の略である。


アメリカは従来ピルとならんで不妊手術(精管結紮、卵管結紮)を選ぶ人が多く、LARCの浸透率は悪かった。

Guttmacher Institute の報告によれば2002年から2006年にかけて、LARC 使用率は2.4 % から8.5% に上がったとのことである。ヨーロッパ諸国と比べるとまだまだ低いが、この数年の伸びは著しい。
http://www.guttmacher.org/media/nr/2012/07/17/index.html


LARC は一度使いはじめれば、「使い忘れ」とか「間違った使いかた」という状況とはほぼ無縁であり、そのため避妊効果がとても高い。100組の男女カップルがコンドームではどんなに完璧に使ったとしても1年で2−3件の妊娠が成立してしまうのに対し、これらLARC の場合は100組につき0.2 件の妊娠 (言い換えれば 千組につき2件)程度にリスクが激減する。

LARCは出産経験がないと使えない、と思っている一般女性が多いが、決してそうではない。残念なことだが、医療従事者の中にも、LARC は経産婦にしか勧めないという人がまだまだいる。

LARCのオプションをもっと積極的に提示していけるかは、費用負担(保険がカバーしてくれるか)とともに、提供する側の知識やカウンセリング能力などがものをいうと思う。むちゃ地味な一手間、ふた手間なのだが、国全体でゆっくりながらもLARC使用率が上がっているというのは嬉しいニュースだ。


プール納め

屋外にある市民プールは今日でシーズンおしまい。
今日までに8回泳いだ。かろうじて目標達成。

2012年9月2日日曜日

外向的か内向的か

この前カウンセラーをやっている友達から教わったことだが、外向的か内向的かというのは、自分のエネルギーをリチャージするにあたって、人と過ごすほうがいいか、むしろ1人で過ごした方がいいか、というところのレベルの話らしい。

たくさんの人と会ったりしゃべったりするのが得意な人が外向的で、恥ずかしがり屋でおとなしい人が内向的、というような解釈を私はこれまでしていたが、それは違ったみたいだ。

その友達は、学会などに行くとむちゃくちゃ張り切っていろんな人と話し、それをおおいに楽しむのだそうだが、帰って来てどーっと疲れるそうだ。で、一人の活動で元気を取り戻すのだそうだ。これは内向的な人間の典型だと。

逆に、外向的な人は、一人でいることはむしろ苦痛に感じるので、とにかく無理やり探してでも誰かと一緒に過ごして元気を取り戻すのだと。

私も人と話すのは好きで(でなければ、この仕事は苦痛やね)、初めての人としゃべるのも平気だが、人と会ってばかりだと身が持たぬ。疲れたとき・元気ないときは「引きこもり」でエネルギーを回復するほうだ。内向的人間の小芋でした。

2012年8月31日金曜日

プールでトイレ

今日はまた夏の暑さだった。張り切ってプールに行ったのだが、なぜかみんなプールから上がって「休憩」している。なんでやねん、と思いつつ受付に行くと、

「プールでトイレをしてしまった人がいたため、ただいま消毒中です。あと30分は泳げません。」

とのこと。ライフガードの人が、「虫取り網」のようなものをプールに突っ込んでいるところを見ると、トイレはトイレでも、おそらくは大きい方だったのか。

30分もプールサイドで待つのは時間がもったいないので、結局一度家に帰って水着からTシャツとランニングショーツに着替え、走りに行った。

3日のLabor Day までにあと2回は泳ぎたいのだが。(8回の目標達成のため。)


2012年8月28日火曜日

ルチーンの診察内容に関する議論


子宮頸がん検診のために行うパップテスト(子宮頚部細胞診)は結果が良好であれば3年に1回でよいというガイドラインが浸透してきている。

それでは well-woman visit、いわゆる婦人科健診自体も3年に1回でいいのか、というとそうではない。そもそもwell-women visit は子宮頸がん予防だけが目的じゃない。予防的・健康教育的関わりのためには年1回の受診はとても意味がある。

年齢別押さえるべきポイントの例としては、10-20代の人にはHPV予防ワクチン、24-25歳以下の人や新しいパートナーのいる人にはクラミジア・淋菌感染症のスクリーニング、40歳以上の人には何も症状がなくてもマンモグラム、など。

症状・状況別の押さえるべきポイントとしては、避妊と性感染症予防のための介入、高血圧・メタボリック症候群の早期発見・リファー、更年期症状のアセスメントと対策、など。

ま、これらは診察する側からみた「必要性」であるが、会って話しあうことそのもののメリットに関しては、おおむね納得いただけるのではないかとおもう。

で、内診に関してはどうかというと、必ずしも毎年必要というものではない。内診によって、子宮や卵巣の異常を発見できることもあるが、卵巣がんに関して言うと、残念だが内診したからといって早期発見できるわけでもない。逆に、下手に内診をしたばかりに、患者さん本人にとっては大して問題となっていない子宮筋腫などを見つけてしまうこともある。 内診で何か異常があると、超音波検査などの画像診断に進むことが多いので、場合によっては、「無駄」な検査につながることもある。

20歳以下の女性の場合、もはやパップテストはしないし、クラミジア・淋菌感染症の検査を尿検体でできるから、膣鏡診や内診を行う必要性は特にない。もちろん下腹部痛があるとか、月経異常があるというなら別。  私の場合、今のところは職場のプロトコルに従って、20歳以下の患者さんにも膣鏡診&内診を行う場面が多い。

内診にしろ、その他の検査にしろ、行うことのメリットとデメリットを患者さんと話し合いつつ吟味して、年齢や症状の有無によってケースバイケースで、やるときもやらないときもあるというのが、ますますこれからのスタイルになっていくだろう。というか、そうしていくべきだろう。「婦人科=毎年股を広げてとにかくパップスメアするところ」 という時代はおしまい。

Medscape.com 経由で読んだ以下の記事はこの辺のことを考えるよい材料になった。

あとこの記事もよかった。
Obstetrics & Gynecology. 120(2, Part 1):421-424, August 2012.


2012年8月27日月曜日

Between a rock and a hard place

朝に晩に時間外勤務をしてばかりいるので、疲弊している。
でも勤務時間しか働かなかったら、山は大きくなるばかり。

Being stuck between a rock and a hard place. という表現がぴったり。

2012年8月25日土曜日

Run Around the Square

Run Around the Square というレースの5km コースに参加した。昨年にひきつづき2回目。Regent Square という住宅地を少し走った後、Frick Park という大きな森の中を走る。結構アップダウンあり。

今年も、バンド、チェロ、バイオリン、サクスフォーンなどによる多彩な応援がうれしかった。森の中で、一人スタンドを立ててチューバで応援してくれたおじさん、粋だったなー。去年はバグパイプのおじさんもいたが、今年は見なかった。

1週間前に泳いだきり、ぜんぜん運動らしい運動をしていなかったのと、着いたのがギリギリだったのとで、最後尾からゆっくり走り出し、徐々にペースをあげていった。ベストタイムには程遠かったが、楽しめたのでよし。今回はお腹が痛くなることもなく、最後の下り坂ではかなり加速できた。

30周年記念のためか、完走者全員にメダルをくれた。ラッキー。

わたしが年齢別部門(5歳刻みだったかな?)でトロフィーをもらえるレベルに至るには、70歳代くらいまで走り続けることになる。(笑) 先は長いぞー


2012年8月24日金曜日

インフルエンザの予防注射始まる

そのへんの薬局で、早くもインフルエンザの予防注射をやっていることを示すポスターが早くも登場している。あーもう秋だ。

学校の新学期もそろそろ始まるところが多い。バスが混みだすなぁ。

2012年8月20日月曜日

スペイン語の1学期終わる

今日は、5月から始まったスペイン語教室の最終回だった。3ヶ月が一周期になっていて、来月からはまたABCから始まる。

7月の日本滞在中を除いて、全部出席した。クラス自体は月2回しかないのであまり濃い内容ではなかったが、いろいろと役立つウェブサイトを教えてもらったのでそれを通してポツポツと学ぶことができた。教室参加前と比べると、だいぶ慣れて来た。

とはいえ、レベルはまーーだまだである。来月からは中級クラスに行ってみる。

2012年8月15日水曜日

治療が難しくなった淋菌感染症

淋菌感染症の治療において、経口のセファロスポリン剤を使わないように、という勧告がCDCから出された。耐性菌の発生が顕著になってきたためだという。

CDCが一番勧めている治療法は、
ceftriaxone 250mg 筋注1回 +  azithromycin 1g 経口投与1回 もしくは
ceftriaxone 250mg 筋注1回 + doxycycline 100mg  経口投与 1日2回7日間
のいずれか。

以前はceftriaxone の注射のかわりに cefixime 400mg を使うこともよしとされていたが、今後もしcefixime をやむを得ず使う際には、治療後に test of cure (ちゃんと治療が効いたかどうかを確認するための再検査)をせよという。

わがオフィスでは、郡のhealth department から取り寄せている ceftriaxone が今後ますます重要になる。なぜなら

  • 無保険の患者さんを治療するためには、診療所に薬を備えている必要がある。
  • 患者さんが保険をもっていても、薬局がこの薬を取り扱ってくれないケースがある。(ある薬局は、「この薬を取り寄せるためには箱単位で取り寄せないといけないので、たった一人の患者さんのために無駄なたくさん取り寄せることはできん」、とのたもうた。)
この4−5年の間に、淋菌感染症の治療に関するCDCの勧告は頻繁にアップデートされてきた。現時点で勧告されている治療法でも耐性ができてしまうと、と考えると怖い。クラミジアや淋菌の感染と治療を繰り返している患者さんを前にして、本人とパートナー(しばしば パートナー)の治療の重要性を話すときの自分の声がつい大きくなる。

興味あるかたは、CDCの勧告をお読みください。
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6131a3.htm?s_cid=mm6131a3_w


2012年8月14日火曜日

寒いプール

このところ朝晩とんと涼しくなった。快適といえばそうなんだが、なんか寂しい。

市民プールのシーズンパスを買ったはいいが、Labor Day までに8回以上行けるかどうか、微妙なところだ。(8回行けばパスを買った意味がある。)これまででやっと5回。シャワーの水が冷たくなった。600−700m (いやyard かも)を25分くらいかけて泳いでおしまい。

2012年8月13日月曜日

生活のセットアップ

これからピッツバーグ大学の博士課程に入学する友達Aさんが、アパートに入居するまでの1週間うちに泊まっていた。私の作るご飯を残さずよく食べてくれてうれしかった。

最初の生活のセットアップというのはなにかと手間のかかるものである。Aさんの場合、私の友人Bさんからアパートを引き継いだので、家具や食器やこまごまとした雑貨はかなりそのままそっくり手に入れることができてかなり幸運だったが、シーツやタオルなどいくつかの品は買い出しが必要だった。Target や Bed Bath and Beyond などの店に買い出しにいった。

私がエモリーに行った当初は、教会の牧師先生夫妻や、私と入れ替わりで帰国した日本人の人にすごくお世話になった。その方々に恩返しはできないけど、Aさんのお手伝いをすこし出来たことが、ちょっと形を変えた「恩返し」もどき。 あと、エモリーが留学生向けに用意してくれていたTarget 行きツアーのおかげで、生活雑貨がまとめて買えたことが今もっても感謝である。

来週は、もう一人の日本人の友達Cさんが引っ越してくる。彼女の場合は家具も食器も何もない状態からセットアップしないといけない。なので、いい「ゴミ」を見つけるたびにせっせと拾って、きれいに洗っている。なにせ今引っ越しのシーズンなので、いろいろといいものが道に落ちている。これまでにプリンター、洗濯かご、本棚、食器の水切りかご、ゴミ箱数種、などがかなりいい状態で集まった。

拾い物を友達に押し付けてはいかんと思い、「見て気に入ったら使ってね。」とメールしたら、「もう全部気に入っています。」とのことなので、あとはCさんが到着次第搬送するのみである。

手間さえ惜しまなければ、拾い物と、thrift storeでのお買い物で、かなりまっとうな生活ができてしまう。



2012年8月6日月曜日

航空会社のカスタマーサービス

6月末に日本に帰国する際、某U社で予約していたのだが、ピッツバーグーシカゴ、シカゴー成田間が両方とも遅延し、地上係員が 某米系A社の便に急遽振り替えてくれた。

それら振替便の分のマイルが自分の持っている 日系某社のマイルに反映されていないため、U社に抗議すると、これは自分たちの問題ではないので日系某社に問い合わせろという。

日系某社が言うには、A社はマイル提携ネットワーク外なので、マイル加算できないという。U社のカスタマーサービスに抗議するべきだと提案受ける。

ふたたびU社に抗議。電話を回され、回され、何人もの人としゃべったが、結局「うちの部署ではどうにもできません。ウェブサイトの問い合わせフォームにメールしてください。」とスーパーバイザーたる人がのたまう。

結局合計1時間以上電話に費やし、さらにメールフォームの入力に時間を費やし、こういうことやっている自分がばかだとおもうが、泣き寝入りしてマイルを失うのも悔しく(高い航空券だったし)、時間をかけてしまったのだよ。

何にも悪くない日系某社の人が電話口で「申し訳ございません。ご迷惑をおかけしております。」と言ってくれる一方、某U社の人はちっとも謝らない。スーパーバイザーの名前を聞いておいて、次にかけたときにその人の名前を告げても「ラストネームがわからないとだめですねー。」とか言ってつないでもらえなかったり。最後には「このまま電話してても時間の無駄ですよ。うちの部門ではどうにもできません。」ととどめをさされた。

アメリカでカスタマーサービスとやりあうに当たっては、いろいろと知恵をつけて来たつもりだったが(担当者でらちあかなければ指導者に代ってもらう、担当者の名前は控える、など)まだ修行が足りなかったみたい。

ブログのネタにはなった。くだらなくてごめん。

2012年8月5日日曜日

ジョージア会

Emory 卒業生Aさんと、Georgia Tech 卒業生B さんと、私の計3人で昼ご飯を食べた。日本→アトランタ→ピッツバーグ という経過がわれわれ3人の共通点である。

懐かしい町や道路の名前が話題にのぼる。アメリカと一口にいえども、アトランタとピッツバーグではいろいろと違いがある。こういうことを話しはじめると、話題はつきない。

今月後半には、もうひとり、ジョージア州経由でピッツバーグ住人となった友達が1年間のヨーロッパ住まいを経てピッツバーグに帰ってくる。またきっとジョージア会をしよう。

2012年8月4日土曜日

ベリーダンサーのお腹

新しい先生とのヴォイス・レッスン2回目。今回も前回に引き続きむちゃハードやった。

お腹の筋肉の使い方をかなり直されている。イメージ的にはベリーダンサーのように、お腹を引っ込めてかつ上に持ち上げた状態でキープしろと言う。

息を吸うことではなく、いかに圧を加えた息を経済的に使うのかが大事やと。理屈はわかるんだが、むずかしー

1時間のレッスンの8割くらいはひたすらいろんな基礎的トレーニングに費やされている。それを踏まえて曲を歌うんだが、指示されたいろんなことを一度に考えながら歌おうとすると、ぜーんぜん歌えない。

2012年8月2日木曜日

避妊 虎の巻

避妊カウンセリングをするにあたってすこぶる便利な本、Managing Contraception for your Pocket の2012-2014 版がもうすぐ発売される。通常価格よりも25%引きで予約販売されている。思わず2冊注文した。(ま、送料を入れると、定価とだいたいトントンになる)

特に何が便利かというと、
・現在アメリカ国内で販売されている主なピルの一覧が写真付きで載っている 
・避妊薬に関する CDCのmedical eligibility criteria  のサマリーが載っている
・CDCのSTD treatment guideline のサマリーが載っている

medical eligibility criteria と STD treatment guideline は印刷して製本したのも持っているが、診察室でちょこっとだけ何か確認したいときには、この本をポケットから出せばだいたい用が足りる。手のひらサイズのちっちゃな本だが情報量は多い。

毎回の改訂版が出るごとに、どこがアップデートされたかわかりやすい記載になっていて、そこに注目しながら学び直すのも面白い。というわけで、とても楽しみだ。

興味のあるかたはこちらのサイトをご覧くだされ。
http://www.managingcontraception.com/index.php?go=home

2012年8月1日水曜日

避妊薬の無料化を迎えて

今日づけで、アメリカ国内の健康保険は、利用者の個人負担なしに避妊薬の費用をカバーすることが義務づけられた。これはAffordable Care Act による変化の一環だ。かなり歴史的にも重要な意味をもつとおもう。

一部例外は
・宗教関係の雇用主にたいしてはこの先1年はまだこの変化が免除(?)されているので、例えばカトリック系の病院とか学校で働いている人たちはまだ恩恵を受けられない
・保険の契約時期によっては、次の更新時期がくるまでこの変化は適用されない。
・そもそも現在無保険の人にとっては、昨日も今日も、変わらず避妊薬は自己負担

避妊薬の無料化とあわせて、次のようなことも無料で提供することが健康保険会社に課されることとなった。well-woman visit (いわゆる女性むけの年次健診)や性感染症に関するカウンセリング、HIV検査、母乳育児に関するカウンセリング、搾乳機などの物品、ドメスティック・バイオレンスに関するカウンセリングなど。

私の日々の仕事にとって重要なのは、健康保険会社が避妊薬のカバーをどのように実際運用してくれるのか、というところである。というのも、避妊薬の負担にかんして"flexibility"が許されているので、必ずしもすべての避妊薬がカバーされる訳ではないのだ。

世の中の人は、「わーーい、これでどんなピルでもタダなのね。」と思ってしまいがちだとおもうが、現実的にはジェネリック薬は自己負担なしでも、ブランド薬は自己負担あり、とかそういう話は頻発するだろう。

それからメディケアなど医療扶助系の保険の患者さんはまたちょっとちがう。たとえばペンシルバニア州の場合、8月13日づけで preferreed drug と non-preferred drug のリストが更新される。とてもややこしいことに、いままでカバーされていたジェネリック薬がカバー外になったり、あるブランド薬はカバーされるがそれのジェネリックはカバー外といった不可解な状況が起きている。これから1−2ヶ月は、患者さんからの電話問い合わせの対応に大わらわとなることが予想される。

というわけで、避妊薬の無料化とは言ったものの、なかなか現実は複雑である。




2012年7月31日火曜日

スペイン語ビデオ

Liikoi さんがコメント欄で勧めてくださったスペイン語ビデオ(web上)"Destinos" を見てみた。とりあえずまずは最初のセクションだけ。
ストーリーがあるので、ひきこまれるかんじ。しばらくこれをやってみようと思う。
http://www.learner.org/series/destinos/watch/

2012年7月30日月曜日

C夫婦とのお別れ会

ピッツバーグに10年住んでいたC夫妻の日本への帰国が目前となり、今夜お別れ会があった。60-70人はいただろうか。いや、もっといたかも。長く住んだからといって友達がべらぼうに増えるわけじゃない。C夫妻の人柄のなせるわざだ。

C夫妻には音楽関係でとくにお世話になった。合奏したり、歌の伴奏をしてもらったりなど。

出会いと別れは常であるとはいえ、心底寂しい。

2012年7月29日日曜日

プール2回目

市民プールのシーズンチケットを買ったはいいが、日本に帰国したり、そのあとかなりすさんだ生活をしていたりで、実はまだ1回しか行けていなかった。

Labor Day までに8回は行くのが目標なので、このままではいかん! (でないとシーズンチケットを買ったお得感がない。)というわけで今日は張り切って行って来た。

今回はAdult lap という時間帯を狙って行ったので、前回とは違って思いっきり泳げた。
とはいえ、久々なので、500m (いや、500ヤードかも?)も泳いだらもう十分ってかんじで、そうそうと引き上げた。体力落ちたねー。

前は1000mくらい泳げた気がするがー。ま、今日は今日で楽しめたのでのでよしとする。

ヴォイス・レッスン再開!

9月から私が習っていた歌のL先生は、5月の卒業とともに西海岸に見つけた仕事のため引っ越してしまった。そこから、新たな先生探しに一悶着あったが、結局はL先生が一番始めに紹介してくれていたC先生に習うことにした。

さて、このC先生はL先生と大学院の同級生だったのだが、歌の他に数学もやっていて、現在複数の大学で講義を持っているらしい。C先生自身も数学の博士課程の学生で、さらにある教会の音楽監督もしている。加えて今度地元で公演されるオペラのリハーサルもやってて、その合間に個人レッスンをしているという超多忙の人である。

そんなこんなでレッスンの予約を取り付けるまでむっちゃ苦労したが、やっと今日レッスンを迎えた。

1時間のレッスンの最中からかなりお腹が痛くなった。いかにこの2ヶ月半さぼっていたかがあらわになったというところ。

音楽的な課題をいろいろもらったが、体力的には腹筋を毎日50回するように言われた。はい、がんばりまーす。

2012年7月26日木曜日

月ごとのフォローアップに関するジレンマ

毎月一度は立ち止まって、患者さんのフォローアップをすることになっている。ここでいうフォローアップとは、次のようなこと。

  • 精密検査が必要なのにまだ受診していない患者さんに受診を促す
  • マンモグラムの再検査やそのほかの画像診断が必要なのにまだそれを受けていない患者さんに問い合わせる(実際には画像診断はすでに終わっていて、単にその結果がオフィスに届いていないだけ、ということもある)
  • 次月に6ヶ月後再診や12ヶ月後再診の時期を迎える患者さんにその旨お知らせの手紙を出す。
  • ほんとは先月もしくは今月に再診予定だったのにまだ来ていない患者さんに再度催促の電話か手紙をだす。
これらの地道な作業に結構な時間がかかる。

系列のオフィスが数ヶ月前に閉鎖となり、そのオフィスの分も上記の仕事がどかっとやって来た。なのに、それらに十分対応する間なく、電子カルテの導入が強行されてしまった。

とにかくその日その日の電子カルテ記入を終わらすのでさえ大変で、ちょっと慣れたかと思うか思わないかの時期には患者数が増やされてしまい、ずっとこの3ヶ月ぜーぜーしながら働いているかんじ。

暑すぎるとか、大雨とかで、患者さんの出足が鈍るときが挽回のチャンス。けど日々の「借金」(未完の記録物や未確認の検査結果)を返すことと、新たな借金を作らないようにすることだけでも精一杯で、なかなか「フォローアップ」に時間が割けない。

けど、これ以上「要フォローアップ」のリストが長くなってしまっては、延々に挽回できなくなるので、ちびっとずつでも進めて行くのが今の目標。

「人数、人数、人数」のプレッシャーと、電子カルテを使うことという2大課題の要求に応えつつ、「フォローアップ」の仕事にも気を払わないといけないのは辛い。

「患者さんへの電話連絡やフォローアップは一気に引き受けるから、あなたは安心して日々の診察と電子カルテに集中して!」という助っ人が現れたらどんなにいいだろうかと思うが、現実は残念ながらそうではないんだなー

電子カルテの記録には、やっぱり一人分の記録に15分かかり、この時間が短くなる傾向が全くないのでがっかりしていた。が、私より先に電子カルテを使い始めた別のNPが「自分も最低15分はかかる。」と断言していたので、やはりおかしいのは自分ではなくて、システムだろう。(と思いたい。)

電子カルテはほかにあまり知らないのが、こんなにみんな苦労しているのだろうか??



2012年7月25日水曜日

停滞するスペイン語教室

5月から参加し始めた、図書館で開かれているスペイン語教室、だいたいいつも10人前後集まるのだが、結構顔ぶれが入れ替わる。固定客がまぁ数人はいるが、あとは新しい人たちで、多くの場合スペイン語は全く初めてであることが多い。

そうすると、先生はどうしてもそれら初めての人を意識してクラスを運営せざるを得ないから、なかなか予定通りには内容が進展して行かない。ただでさえ月2回というゆっくりペースなのだが、ますますゆっくりになる。早くも来月でコースは終了予定。9月からはまた同じ初級コースが繰り返される。

なんとか会話のクラブに参加できるレベルまで自分で持って行けたら、もっと深みを増して行けるとおもうので、SpanishSpanish.com や図書館経由のオンライン教材をぼちぼちやっていこうという気持ちはあるんだが、2日くらい続けてやると数日空き、、、の繰り返し。

面白いのは、参加者の顔ぶれは変わっても、たいていいつも外国人が3−4人いること。(自分も入れて。)いろんな英語が飛び交って楽しい。

カンファレンスの参加希望を出す

私の職場では宿泊を伴うような遠めのカンファレンス/学会の参加は2年に1回認められている。ローカルな小さめのカンファレンスは、その間目に行ける。(認められれば。)

秋に開催されるあるカンファレンス参加のため、職場にだす申請書を作った。これが意外と時間をとった。でもこれをやらねばカンファレンスには行かれないのでがんばった。

どうかどうか認められますように。

2012年7月23日月曜日

Affordable Care Act に関する最高裁判所の判決

書こう書こうと思いながら、すっかり遅くなってしまったことが一つ。もう日本でも報道されていると思うが、オバマ政権の一つの要である Affordable Care Act という法律が合憲か違憲かを判断する最高裁判所の判決が6月28日に出た。5票対4票で、合憲と判断された。

これはアメリカの女性にとって、とても重要な判決だったと思う。女性という理由だけで健康保険の利率を高くしたり、既往歴があるということを理由に健康保険に入れない、というような状況は許されないこととなった。

また、マンモグラム、子宮頸がん検査、妊婦健診といった予防的な活動が、Co-pay (自己負担額)なしで受けられるようになる。避妊薬についてもしかり。(ただしすべてのピルがただ、というところまでにはならないかも。)

次の資料はAffordable Care Act の特徴を女性をキーワードにしてまとめてくれている。
http://www.nationalpartnership.org/site/DocServer/SUMMARY.pdf?docID=10001

2012年7月22日日曜日

写真入れました

鬼が島と栗おこわと鯛めしの写真、計三枚をアップロードしたので、もしよかったら6月末から7月頭ごろの記事をもう一回見てみてください。

Vintage Grand Prix

古いスポーツカーなどのショーやレースをおこなう、Pittsburgh Vintage グランプリ という催しがSchenley Park で開かれていた。周辺の道路も通行止めにしちゃって、かなり規模の大きな大会のようだった。

私はレースは見に行かなかったけど、車の展示を少し見た。いっぱいいろんな車があったけど、個人的にはこれが好きである。

車音痴の私が何か説明しようったって無理なので、車好きの方はこちらのウェブサイトをどうぞ。 http://www.pvgp.org/

土曜出勤とその後

日本から帰って来てからの1週間は地獄だった。5日のうち2日が出張だったこともあり、机の上に何がどう山になっているのさえ十分把握できていないことがとてもとてもストレスだった。

新しい患者さんを診察するたびにカルテに入力することが新たに発生する。その間、たまっている山には全く手がつけられない。

当時の私は、
借金がもうたんまりとあるのに、日々クレジットカードで生活してさらに借金を増やしてしまっている
という心境だった。

念のため言っておくけど、実際にはクレジットカードで借金を作った経験はないよ。

で、先週の土曜日は結局出勤した。好きで好きで出勤したわけじゃないけど、山脈を残したまま月曜日に突入することは恐ろしくて、出勤した方がじぶんはハッピーになれると思ったからそうした。

午前中だけのつもりだったが、結局ほぼ1日いた。山脈は標高が低い山になり(でもまだ山脈)、どういう順番で今後やっていけばいいか見通しがついた。

そして迎えたその後の一週間は、気分的に大分楽だった。大雨が降って患者さんの出足がわるくなった日にゃ、私にとっては「うっしっし」の日となり、さらに山と格闘した。

この土曜日は、ヨガに行ったり、友達と昼ご飯を食べたり、ファーマーズマーケットに行ったりと、先週末できなかったことをたくさんやった。今日日曜日は料理の作りだめをしたので、今週の食生活は安泰である。

2012年7月18日水曜日

緊急避妊薬発売から1年


7月10日付け共同通信社配信のニュースによると、日本で昨年5月に緊急避妊薬ノルレボ錠(一般名レボノルゲストレル)が販売されるようになってから、1年間で約5万件が処方されたそうだ。これは日本家族計画協会クリニックの調査でわかった数字のようだ。
費用は医療機関によってことなるが、一般的には1万5000円だそうだ。
私の近所の薬局で扱われているレボノルゲストレルはPlan B one-step がだいたい50ドル、Next Choice がだいたい40ドルほどである。日本の相場と比べると3分の1の価格だが、それでも中高生や貧しい女性の間ではなかなか手が出ない人もいる。
ちなみに、17歳未満の人は、アメリカでも処方箋がないと買えない。(17歳以上であれば、男性でも購入できる。)年齢の証明は、運転免許証、州発行の身分証明書、もしくはパスポートで示さないといけないので、こういった証明書を持ち合わせていない人たちは買いづらい。
受診しないといけないというハードル、値段というハードルで「避妊の最後の砦」が使えないのは非常に悲しい。

2012年7月16日月曜日

オペラ Candide

昨日の午後、Pittsburgh Opera Theater のやっているSummer Festival 公演のひとつ、Candide を見に行った。

すんばらしかった! 

英語がもっとわかったら、もっと笑いのつぼがわかったのだろうと思うが、わからない者なりに存分に楽しめた。歌手によってすごく歌詞が聞き取りやすい人と、全神経を集中して聞いてもなおあんまり聞き取れない人とに分かれた。

最後の歌、Make Our Garden Grow はその昔ミシガンの高校の卒業式で歌った歌なのでとくに印象深かった。16年たってもほとんど歌詞を覚えている。そのときこの曲を指揮した友達は、今プロの歌い手としてニューヨークで活躍しているらしいが、かれこれもう16年会っていない。いつか舞台を見にいきたい。

仕事が忙しくて疲弊していると、歌わずに1日を終えてしまいがち。でもまたレッスンを再開しなければ、と思った。前の先生が西海岸に行ってしまった後、先生探しが難航し、かれこれ2ヶ月レッスンが飛んでしまっている。

2012年7月15日日曜日

引っ越し用ヴァンを運転す

土曜の夕方、友人Aさんの引っ越しを手伝うべく、U-Haulにヴァンを借りにいった。

U-Haul になじみのない方むけに少し解説すると、U-Haul のhaul とは輸送するとか引っ張るという意味。"You haul" つまり、「あんた自分で運びや〜〜」というわけである。

お店にはヴァンのほかトラックもあるし、車にくっつけて引っ張る箱形の荷台なんかもある。レンタカーのように、X市の支店で借りて目的地Y市の支店に車を返却するといったこともできるので、元気な人は州を超えての引っ越しも U-Haul を使って自力でやってしまう。今回のAさんの場合は市内でのお引っ越し。

U-Haul のヴァンはその辺によく走っているので見慣れていると思っていたが、実際自分が運転するとなるとえらく巨大に見えた。最初は、「えーとギアはどう動かすの?」というぐらい勝手が分からんかった。お店のお兄さんに教えてもらってから出発した。

お店からAさんのアパートまでまず無事走行。そこに友達Bさんも駆けつけ、3人で積み込み。Aさんが事前にかなり荷物をコンパクトにまとめていたので、20分足らずで積み終わった。

本日日曜日、まだ道路のすいているうちにAさんの引っ越し先へ。ちょうどアパートの真ん前に一つ駐車スペースが空いていて助かった! またも3人で速やかに荷下ろし。

走行距離はたったの5マイルちょいだったが、無事にヴァンを返却したときはほーーーっとした。

仕事ではひじょーに悶々とした毎日だったので、こういう経験はとても楽しく今週のハイライトとなった。

2012年7月11日水曜日

天国のあとの地獄

電子カルテ上に 「Inbox」という場所がある。ここには、
・患者さんからの薬のリクエスト
・検査結果
・薬局からの連絡
・患者さんからの質問の電話
などがリストされている。

重要性緊急度の高い用件には赤い印をつけられるようにもなっている。

これらをひとつひとつクリックし、そこから患者さんのカルテを開けて、問題を解決して行く。

いまこのInbox  にある用件が私が丸一日過ごしても終わらないほどにたくさんある。
これはひとつには、電子カルテ導入時に検査センターからうまく伝達されて来ていなかった検査結果がどさーーーーーと一気にやってきたことに一因がある。このうち大部分は従来通り紙できた結果にすでに目を通してある(はず)なのだが、何れにしても一通り電子カルテ上で見てサインしなければならない。(このサインひとつするのもえらく面倒くさいステップがいる。)

ただでさえ休み明けは仕事がたまっているというのに、今回はそのたまり方が尋常でなく、このInbox が目に留まるたびに気分が悪くなる。今日は昼ご飯を食べる時間はあったが、あえて食べなかった。無理して食べると吐きそう。

本来なら目印になるはずの赤い印 だが、多く付きすぎるともはや意味をなさない。
「どーーーーしても急ぐのはどれ??」とスタッフに口頭で聞いて、それからつぶしていっている。

朝早く行き、夕方も居残りをしているが、なかなか減らない。というか、診察を続けているかぎり、目の前に新しくやることがどんどんあるので、日中はなかなかこの Inbox が進まんのだ。土曜日も出勤しようかと本気で考え中。天国の後の地獄、は休暇にはつきものとはいえ、電子カルテになっていっそうひどくなっている。

ボスは「小芋、次はいつ休暇をとるんだ? 人生は短い。休暇の後の仕事が大変だってなんだって、休暇はしっかり取らないといかん!」と力説していたが、このしんどさを考えると今はノーコメントという心境。

2012年7月8日日曜日

飛行機4つ

昨日の朝高松を出て、高速バスで大阪まで行き、電車とモノレールで伊丹空港へ。チェックインするとき、航空会社のひとに「えー、計4便ですね。」と念を押された。普段は計3便なんだが、そうすると大阪か東京で前泊が必要で、それを避けようとするとこういう旅程になってしまうのだった。(地方から地方に移動する者の宿命。)

というわけで伊丹から成田、サンフランシスコ、シカゴ経由でピッツバーグに到着。西海岸ってなんて近いのだろうと思った。サンフランシスコって成田からたったの9時間。(いつもはシカゴかワシントンDCで乗り継ぎするので、サンフランシスコで入国したのは始めてだった。)

ピッツバーグ空港へは友達が迎えに来てくれたおかげで、だいぶ楽ができた。家に着いたのが、夜中の0時半くらい。

帰りの便がちゃんと予定通りつながったのは、ありがたかった。どこかで待ちぼうけを食らうリスクを考えて、今回バックパック一つで旅したのだが、これは正解だった。(特に行きでぜんぜん違う便に変更になったから。)

今日は8時にとまとまんの電話で起きて、朝ご飯を食べたが、その後9時半から14:50 までまた寝てしまった。「これ以上寝ては干物になってしまう!」と思いようやく起きた。扇風機だけつけて室温35℃の中でこんこんと寝ていた自分がおかしく思える。

眠くないので、28日から今日までの日記をまとめて書いた。そろそろ寝てみる。

2012年7月6日金曜日

鬼が島への旅



とまとまんとフェリーに乗って、女木島(めぎじま)と男木島(おぎじま)に行って来た。女木島は、鬼が島として知られている。

女木島にある洞窟が、いちばんよかった。中はかなり広く、とても涼しかった。

男木島の灯台に登れたのもラッキーだった。

すごーく蒸し暑かったが、雨は小雨程度で、とてもいい日帰り旅行になった。

2012年7月5日木曜日

餃子を皮からつくる

昨日と今日はとまとまんは日中仕事。

とまとまんは台所はむちゃきれいに保つが、それ以外の場所のきれい度については結構寛容である。なので、徹底掃除した。(私の趣味の問題。)

高松の商店街は改装工事が終わり、かなりきれいになっていた。

夕方から餃子を皮から作ってみた。餃子用のめん棒を使ったが、それでも丸くするのはとても難しかった。焼くときにフライパンにこびりついてしまい、形はさらに無惨に。でも味はおいしかった。


2012年7月3日火曜日

鯛めし

とまとまんの発案で鯛めしを作った。おいしかった。この鯛、99円なり。


2012年7月2日月曜日

栗おこわ

とまとまんと、高松のアパートに戻った。とまとまんのお母さんの栗おこわは格別。とれたてのキュウリやレタスもたくさん持って帰って来た。

2012年7月1日日曜日

網戸張り替え

とまとまんと網戸の張り替えをした。それ以外は仕事らしい仕事もせず、とまとまんのお母さんの作ってくれるおいしい料理を食べるばかり。

今日はとてもとても蒸し暑かった。お父さんはお茶工場の仕事が忙しそうだった。ただでさえ蒸し暑いのに、皆むちゃくちゃよく働く。

2012年6月30日土曜日

頭3倍になる

先日ピッツバーグで髪を切った。とても気に入っていたが、日本に着陸して以後すぐに3倍に膨らんで、見るも無惨。

朝は眉山に途中まで登った。山頂まであともう少し、というところで、とまとまんの両親が予定よりも早く迎えに来てくださり、急遽下山。

1時間半かかってとまとまんの郷里に到着。

甥っ子姪っ子たちと、ジグソーパズルやキャッチボールをして遊んだ。夜はバーベキュー。とまとまんの両親が市場で買って来てくださったお肉やお魚はとってもおいしい。

2012年6月29日金曜日

みごとにつながった飛行機

しばし日本に帰国。
昨日朝ピッツバーグ―シカゴ間と シカゴ―成田間 の飛行機が両方とも遅れたが、機転を利かせた地上係員さんがピッツバーグにいるうちに両便を他社の飛行機にチケットを変更してくれたおかげで、予定時間よりも早くに成田に到着。

これはかなり奇跡。当初予定の1本目の飛行機に何も知らずに乗っていたら、シカゴでお泊まり組になっていたろう。

成田から伊丹にもスムーズに飛べて、そこからモノレールと電車とバスを乗り継いで徳島へ。仕事のあと移動して来たとまとまんと、徳島泊。

2012年6月27日水曜日

Community Side-by-Side

プロオーケストラ  Pittsburgh Symphony Orchestra と地元アマチュアの演奏家によるコンサートがあった。出演する友達に整理券をもらって行って来た。

Community Side-by-Side というタイトル通り、プロとアマチュアが隣合って座って演奏する。途中にアマチュアメンバーへのインタビューなども入り、とても楽しいプログラムだった。

アマチュアメンバーにとってとてもいい経験になったろう。メンバーを応援して駆けつけた友達や家族にとってもいい思い出になったと思う。

2012年6月26日火曜日

落ち武者的なかっこう

電子カルテになって以来、「出張」のときの荷物が増えた。行く場所にもよるが、フルで持つと、次のようになる。

1.右手には海外旅行サイズのスーツケース(使い捨てスペキュラム、パップスメアの容器、使い捨て手袋、尿検査用カップ、ピル、Nuvaring,  Depo Provera(注射タイプの避妊薬)、妊娠検査薬、コンドーム、各種パンフレット類などをぎっしり入れてある。)

2. 左腕にはプリンター (5kgもある。もっと軽いのを買ってほしかった。)

3. 背中のバックパックの中には、カルテ記録用のノート型パソコン。これがまたすこぶる重い。

車で行き来するときはまだよいのだが、この格好で道を歩き、バスに乗り降りするのは大変である。でも近所の人からは、「あら、小芋。これからバケーション行くん?」と言われたりする。「そうやったいいけど、これ全部仕事道具なんよ。」とこたえる私。

朝はまだ張り切っているからいいが、帰りがしんどい。完全に落ち武者って感じのかっこうだ。

行った先でインターネットにワイヤレスで接続できるはずが、ワイヤレスでもワイヤーでもつながらなかったりした日には、朝のその時点でどーーーーっと疲れる。

置きっぱなしにできるものはできるだけそうさせてもらって、行き帰りで無駄に疲れないようにしたいものだ。

2012年6月25日月曜日

やった!Exceeds Expectation!

うちの組織の年度は、7月始まりの6月終わりである。毎年5月上旬にそれまでの1年の自己評価をして、それがボスとそのまたボスの評価を受けて、4段階評価される。指導医のコメントとかも多少は評価に影響する(らしい)。

1番上は Exceeds expectation 期待以上に上出来
2番目はAchieves expectation  期待相応
3番目はPartially meets expectation 期待を部分的に満たした状態
4番目はDoes not meet expectation 期待に届かず

で、これら各段階のなかにさらに「幅」があり、たとえば同じ Achieves expectation に該当した人でも、人によってX%から Y%と昇給の率には差が出る。

今日ボスが「小芋は今年 Exceeds expectationの枠になったよ。おめでとう。」と言ってくれた。まだ細かい評価は聞けていない。「取り急ぎ速報だよ。」という感じで教えてくれた。

嬉しい!! 昇給うんぬんというより、自分が粘り強くやってきたことが、公式に評価されてきたということが何よりうれしい。NP歴何十年、みたいな人が系列オフィスにはゴロゴロいるので、その人たちと同じ土俵に乗ってなおかつEEの評価を得られたことはとても名誉だ。

私のボスは、きっとボス会議の席上で、きっとすごくがんばってくれたに違いない。年間評価に関しては、ボスと私は去年も一昨年も辛抱してきた。だから、今回の結果は本当にうれしい。

2012年6月24日日曜日

更年期症状に対するホルモン療法

代表的な更年期の症状として、
1. 体のほてりや夜間の激しい発汗などに代表される血管運動性の症状、 と
2.膣の乾きやかゆみなどの萎縮性の症状  がある。

血管運動性の症状は、閉経前数年から閉経後数年〜10年程度で多くの人が落ち着くのに対して、膣や外陰部の萎縮性の変化は悲しいことにむしろ閉経から年数を追うごとにひどくなって行くことが多い。

今年北アメリカ更年期学会が出したホルモン療法に関するposition statement は、とても参考になる。Women's Health Initiative という10年前に訳あって途中で打ち切られた大規模な治験ほかこれまでの研究結果をおさらいし直して、ホルモン療法のメリットとデメリットを個々人の事情に合わせて考えるヒントをくれる。

個々人の事情というのは、症状の重症度、年齢、子宮があるかないか、心血管系の病気のリスクの有無や程度といったことだ。話し始めたらとても長くなるこの辺りのことを、患者さん向けにわかりやすい言葉でざっと説明してくれるたった2ページの資料がまたよい。http://www.menopause.org/psht12patient.pdf

ホルモン療法の優れた点は大いに評価されるべきだが、かといって、リスクの評価をせずに誰彼にでも使えるものではない。逆にリスクの少ない患者さんが、副作用を過剰に恐れるがあまりホルモン療法を拒み続け、辛い症状に耐え続けるのもまたせつない。

また、おなじ一人の患者さんでも、年齢を重ねたり、症状が変化したり、ほかの病気を患ったりなど、状況は変化して行くから、その都度治療法を見直して行く必要がある。

2012年6月23日土曜日

プールのシーズンチケット

今まで知らなかったが、市営の屋外プールは市内に何カ所もあるようだ。大人1回4ドル。シーズンチケット買えば30ドル。おもわずシーズンの方を買ってしまった。

というわけで、プールの閉まるLabor Day までの間に最低あと7回行かないと元がとれない!

Adult lap swim (ひたすらただ泳ぎたい大人のための時間帯)というのもあるのだが、自分が行ったのはそういう時間帯でなかった。人はたくさんいたけど、ほとんどの人は単に水に浸かってぽわんとくつろいだりおしゃべりしたりしているか、もしくは外に寝そべって甲羅干しをしているかのどっちか。

私の場合は、走る代わりにわざわざ行くことにしたので、泳がないと行った意味がない。とはいえ、一人黙々と泳いでいるのは異様な光景だったろう。次からはなるべくAdult lap swim の時間帯を目指したい。

2012年6月21日木曜日

気にするか、気にしないか、気づきもしないか

家族とかルームメイトなど複数の人と一緒に生活すると、ホコリとか汚れによく気づく人、気づいていはいるが気にしない人、気づきもしない人、という3パターンの傾向が見られると思う。一貫してきれい好き又は汚い好きの人もいるだろうし、台所についてはうるさいが、トイレの汚れは目にも入らないなどという独特のバリエーションを持った人もいるだろう。

で、汚れに気づいてそれを気にするタイプの人がせっせと掃除に励む一方で、汚れに気づきもしないタイプの人は、何にも困っていない。またこのタイプの人は、きれい好きタイプがなぜせっせと掃除しているのか理解に苦しんだりする。

前置きが長くなったが、ある出張先の、古いオフィスの掃除に励んでしまうのはこの私である。このちっちゃなオフィスでは掃除人が雇われていないので、自分たちで掃除をしなければならないのだが、ほかのスタッフはなんちゃ汚れが気にならないらしく、私だけがなんだか掃除に励んでしまう。損な役だ。

地域柄なのか、大家さんも外装の傷みに関して、とても無頓着である。車が突っ込んでできた外壁の傷はもうずいぶん長いこと放置されている。

毎日使っているオフィスではないし、1日ですごく汚れるというわけではないのだが、そもそも建物も内装も備品もみんな古いので、最低限メンテナンスとしての掃除をちゃんとしておかないと、なおさら哀れに見える。(少なくとも私には。)

ひとりイライラして掃除して疲れるのもバカかと思うが、かといって、小汚い環境のなかで働くのもまたストレス。「気にしない」「気づきもしない」派になれたら楽かも、とは思いつつ、できないんだな、これが。

貧しい地域に位置したオフィスとはいえ、この地域外からこのオフィスに来る患者さんもある。別の町にある同じ系列のオフィスにかかっていた患者さんが、引っ越しをした結果最寄りとなったこのミニ・オフィスにくることだってある。診察の中身では負けないつもりだが、オフィスの雰囲気・印象で大幅にがっかりさせてしまったら、なんか悔しい。

2012年6月20日水曜日

コルポスコピー研修の途中経過

昨年4月にコルポスコピーについて4日かけて集中的に勉強する研修会に行った。その後、実技のほうの実地研修を9月から始めたものの、進みはゆっくりである。指導者とうちのオフィスの都合があわなくて1−2ヶ月間が空いてしまうことも何度かあった。

ドタキャンや無断欠席があいかわらず頻繁なこともスローペースに影響している。前日に電話で念押ししておいてもなおこの状態なので、かなしい。(12人のうち5人の患者さんしか登場しなかった日もあった。)しかしオーバーブックしすぎると、患者さんにとっても我々にとっても不幸なので、さじ加減が難しい。

実地研修は最低35例以上のコルポスコピーを指導者のもとで行うことになっている。そのうち12例以上の子宮頚部バイオプシーを含むこと、また4例以上のキュレットを用いた 内子宮口バイオプシーを含むこと、などの細かい指示もある。

最大の難関は、バイオプシーの検査上で高度異形性の診断された症例を5例以上経験しないといかん、という点だ。これは腕というより、運がいる。

もう総数では25例を超えてきたが、幸か不幸か高度異形性の症例がまだない。患者さんにとってはこれはとても喜ばしいことなんだが、研修目標からすると、どうしても「数」が必要なので、もどかしい。

ただ、診察能力の向上という点から言うと、「最低40例はやらないと、見えるべきものがちゃんと見える目は養えないよ。」と私の指導者は言っている。今の進み具合からいくと、否応無しに総数は40例を超えるだろうから、勉強のためにはちょうどよい。

2012年6月19日火曜日

鹿とこんにちは

夕方公園を走っていたら、シカがゆっくりと歩いていた。距離が近づいても別に慌てる様子もなく、そのままゆっくりと茂みのなかに入っていった。鹿に会えてなんだかうれしかった。

2012年6月18日月曜日

刑務所の方がよかったかも?

わがオフィスには健康保険がない人でも受診できるような制度がいくつかある。なので社会的経済的にとても厳しい状態の患者さんもたくさんみえる。

足に検知器(というのかな?)をつけた患者さんも時々いるし、「先日刑務所にしばらく行ってたんですけど、うんぬんかんぬんー」と会話がスタートすることもある。

この口調というのが、「先日京都に行って来たんですけど・・」と言うのと同じくらい、とてもなめらかである。

それは置いておいて、
刑務所から出て来た患者さんから「刑務所で高血圧の薬を飲み始めたんですけど、これがもう少しで なくなるんです。新たに処方してもらえないでしょうか。」というような依頼をよく受ける。刑務所で治療をせっかく始めていても、出所後健康保険がないと、高血圧や糖尿病などの慢性疾患の薬が続けていきにくいのだ。

わがオフィスは婦人科/リプロダクティブヘルスを主軸としたところなので、こういった慢性疾患の管理は担当しない方針になっている。なので、一般の診療所より低額で診てくれる federally qualified health center へ紹介したり、寄付金ベースの無料クリニックに紹介したりする。

紹介した医療機関に患者さんが実際出向いて、治療を続けられることを願うばかりだが、人によっては、刑務所に入っているときだけがまっとうな医療を受けられる、ということもあろう。(半ば強制的に。) 

刑務所はいろいろと自由が制限されるところだが、医療に関していうと、「刑務所の方がただでいろいろ見てもらえてよかったわ。」なんてことがありえるのが、アメリカの医療制度の悲しいところである。

2012年6月17日日曜日

オクラの花

オクラの花が咲いて来た。ミニトマトはもう何個も花がついている。なすもそろそろ咲きそう。これからが楽しみ。

2012年6月15日金曜日

着ぐるみ の大イベント

昨日から4日間にわたって、Anthrocon 2012 というのがピッツバーグ市内で開かれているのだそうだ。これは、furry (擬人化された動物)のコンベンションで、平たく言えば、着ぐるみの大会。ウェブサイトで読むところでは4000人以上の人が集まっているらしい。
http://www.anthrocon.org/

友達が写真を見せてくれたのだが、全身着ぐるみの人もいれば、しっぽと耳だけつけている人もいる。かなり気合いが入っているもよう。

3月には、Tekkoshocon (日本語の「鉄工所」+ 「コンベンション」のコンから創作された言葉)というイベントがあった。これに参加したアメリカ人の友達がコスプレの写真をたくさん見せてくれたが、こちらも相当気合いが入っていた。
http://www.tekkoshocon.com

Anthrocon は始め97年にニューヨーク州オーバニーで始まって、ピッツバーグで開催されるようになってからは今年が7回目だという。  Tekkoshoncon のほうは、すでに今年で10回目。

日本由来の文化が、ピッツバーグでもさらに進化(?)発展しているようだ。

2012年6月14日木曜日

フォローアップの仕事

次のような理由で患者さんに手紙を書いたり電話をしたりする。
  • 異常検査結果
  • 追加の検査の必要性
  • 画像検査(マンモグラムなど)結果がまだ来てないですよ。受けましたか?という問い合わせ
  • そろそろ再検査の時期ですよというお知らせ
こういう情報は電子的にシステム内に入力しているのだが、従来のシステムでも、新システムでも、一人一人細かく情報をみてアップデートして行かないと行けない。

たとえば、Aさんという患者さん。6月に再検査の必要があるとしよう。5月中にリマインダーを郵送する。1ヶ月後、来院ずみか、それかせめて予約が入っているか確認する。そこで再度電話なり手紙なり送る。

プロトコル上は、ただの手紙 → それで反応なければ 最後通告(?)→ それでも反応なければ最後通告をもういちど書留で送る、という3段階手順で書いてあるが、書留を送るのはお金も手間もかかるので、内容次第では、書留までは送らないことも多々ある。

手紙を2回続けて送るよりは、間に電話を試した方が有効だということが経験上わかっているので、電話も一度は試す。(通話不能のことも多いが。)

で、こういう作業におそろしいほど時間がかかる。1件は数分でも、30人分、50人分のリストがあれば、30倍、50倍の時間がいるわけ。電子カルテは物事を楽にしてくれるはずだと思うんだが、去年まで使っていたMS-DOS形式(たぶん)のシステムのときとくらべても、ちっとも楽になっていない。

本当は、システムのほうで自動的に次のように作業してほしい
  • すでに問題解決した患者さんの事項はシステム上「完了」と自動的に記載
  • まだ解決はしてないけど少なくとも来院予約のある患者さんに関しては、その旨記載を自動的に更新
  • 「反応なし」の患者さんに関して、自動的に手紙をプリントアウト
先月は1日1日のカルテを仕上げるのに精一杯で、普段ならちょこちょこ進めて行く地道なフォローアップ作業がほとんどできなかった。今月は先月分との2ヶ月分なので、大変。私の嘆きを聞いて、本部オフィスのスタッフが一人1時間半ほど手伝いに来てくれた。感謝感謝。







2012年6月13日水曜日

他国のIUD

中央アジア某国出身の患者さん。 妊娠したいという希望があり、IUD (子宮内避妊具)の使用を中止したいと来所。

はてさて、どんなIUDか。糸は子宮口にあるか?(糸がない場合、IUD抜去用のフックを子宮内に挿入しないといけないので、なるべく糸はあってほしい。)

あ、あった。よかった。糸を把持し、ゆっくり引っ張ることで問題なくIUDを出すことができた。

このIUD、Paragard と同様の銅付加タイプであると思うのだが、T の形ではなく、「腕」部分の形が複雑だった。

IUDは糸のないタイプもあるし、糸があっても子宮内に隠れてしまって見えないこともあるし、アメリカ国内で使われている2種以外のさまざまなIUDが世界には存在するらしいので、処置にあたってはすこし緊張する。

2012年6月12日火曜日

無力感を感じるとき

13−16歳くらいの患者さんでとても難しいなと思うことがよくある。特に、母親になかば無理矢理連れてこられているパターンのときが難しい。

いろいろな提案(例:各種避妊方法、HPVワクチンの話)はできるが、そもそも本人の興味・関心がないと、メニュー提示で終わってしまう。

「妊娠したくない。」というわりに、避妊を全くしていないか、していてもかなりテキトーで、むしろ今まで妊娠しなかったのが不思議なくらいということも多い。

「妊娠したくない。」というのはあくまで建前で、本当は妊娠したいんだろうな、と感じることもある。妊娠したい希望そのものを否定する気はないのだが、患者さんがいる社会的・経済的状況を考えると、喜んで応援したいという気には必ずしもなれん。そこは私の個人的価値観を押し売りするところではないので、選択肢や情報を患者さんとシェアするまでが私のできる精一杯。

おなじ13−16歳の患者さんでも話がスムーズにすすむ患者さんというのは、学校で避妊や性感染症について習っていてそれをきっかけに自らの意思で来所していたり、母親がついてきていても、母親が上手に娘をサポートする関係があるようなとき。

今日出会った患者さんは、遅かれ早かれ妊娠して戻ってきそう。もっとも、それより前に、今日のクラミジア・淋菌感染症の結果が陽性で電話をすることになるか。あー、すごくありえる。

2012年6月11日月曜日

2シフト体制

現実の8時間勤務(いや、朝と夕方の超過勤務をいれると10時間近いか)のほかに、最近はよく夢のなかでも電子カルテを使って働いている。

せめて夢は楽しみたいよー

2012年6月10日日曜日

感動の いなり寿司


今日は持ち寄りごはんの会をした。3人で持ち寄ると、かなりのごちそうである。 あー、おいしかったーー

ちなみに、いなり寿司を作ってくれたのは友人です。私は豆腐とトマトのサラダとトウモロコシ。サラダの作り方は、アトランタの友人が昔教えてくれました。トウモロコシを電子レンジでおいしく調理する方法も、アトランタ時代の別の友人が教えてくれました。そういうレシピがいくつかあります。

2012年6月9日土曜日

ヨガ教室

家の近くで開催されているヨガ教室に行き始めて5−6ヶ月になった。(まだこのことをブログに書いていなかったことに今気づき、びっくり。)

ヨガ教室自体は、エモリーのキャンパスや、去年行っていたスポーツクラブで参加したことがあったが、今行っている教室のがいちばん充実している。2時間近くいろいろな動き・呼吸をするのだが、ぜんぜん長く感じない。

事前申し込み不要、参加費なし(donation はする)、参加しているのは子どもからおじいさんおばあさんまでいろいろな人がいて、とても居心地がよい。地域柄いろいろな国の出身者がいるのも面白い。(別にヨガしながらおしゃべりするわけじゃないんだが。)

ヨガは「今」に集中する。いろいろなことは置いておいて、とにかく「今、ここで、はいてー吸ってー」という感じである。ウェークデイにいろいろ落ち込むことがあっても、週末ヨガ教室に行ってリセットするのが、むっちゃ幸せである。

2012年6月7日木曜日

おそるべし、ラジオ英語

外国語を学ぶとき、その人それぞれの好きな学び方があると思う。

私が日本で英語を勉強していたときに、一番愛用していたのはNHK のラジオ講座。当時 遠山顕さんの Let's Speak と 杉田敏さんの ビジネス英語の2番組を掛け持ちしていた。

3交代勤務をしていると放送時間にあわせてラジオを聞くのはとても難しかったので、月刊テキスト(当時300円前後)と別売CD(当時1500円くらい)を買って、それを通勤のときにポータブルCDプレーヤーで聞きながら勉強していた。ポータブルCDプレーヤーなんて、今やなんだか大昔の物って感じだが。

いまも同じような番組をあるのかな、と調べてみたら、番組名は少し違うものの、遠山さんも杉田さんも、それぞれ講師を続けておられた。テキストとCDの値段は少し上がったけれど、まだ破格のまま健在だ。

しかし何より驚いたのは、番組の録音をオンラインで聞けるということ! もはやCDを買わなくても、オンライン環境があればいつでも好きなときに聞けるのだ。なんて親切なんだ。先生の声も懐かしい。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/kaiwa/index.html

こういうNHK講座のよいところは、
1. 自分の語学レベルや目的に合わせてたくさんのプログラムの中から好きなものを選べるところ。面白い先生、まじめな先生、など先生もいろいろ(少なくともかつてはそうだった)。現在こんなにたくさんの番組がある。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/index.html

2. 安い。ラジオ聞くだけとかオンラインで聞くだけならタダ。テキスト買っても月々たったの380円(現在の価格。)たとえもし買っただけで全然勉強しなくても、失うお金は知れている。

3. 短い時間で大きな効果
1回分が15分とか20分。しかし学ぶ内容はとても濃い。嘘だと思う人は、だまされたと思ってやってみることをお勧めする。慣れてきたら、聞くそばからすぐシャドーウィングすると耳も口もさらに鍛えられる。



2012年6月6日水曜日

電子処方箋

電子カルテの悪口ばかり書いてきたので、少しは名誉挽回してあげようとおもう。

電子処方箋のシステムはわりと使いやすい。(フォーマットはもう少し工夫の仕様があるとおもうが。)

薬の名前、用量、使用方法など従来紙の処方箋に書いていたのと同じ内容をパソコン上で打ち込む。でもって、処方箋を送る先の薬局を選ぶ。郵便番号を入れてその中から選ぶと見つけやすい。住所とか薬局の名前・電話番号から検索することもできる。

薬局が指定できたら、あとはワンクリックで処方箋が薬局に届く(はず)。患者さんにとってみたら、自分が薬局に行く前に処方箋が届いて薬が準備されているほうが便利。

保険がカバーしている薬かどうかを調べることもできるはずなんだが、この検索画面はうまく使えた試しがない。なので、この機能は気にしないことにしている。少なくとも今のところは。

2012年6月5日火曜日

カルテに使われる私

電子カルテ2ヶ月目に入ったが、まだまだというか、むしろますます、自分がカルテに使われている気がする。以下、その一端をご紹介。

検査結果を確認して、正常な場合はただ電子的にサインするだけでよいのだが、紙のときは2秒ほどで済んでいた作業が電子カルテだと1−2分はかかっている。なぜなら、まず「検査結果来てますよリスト」をクリックして、そこから患者さんのカルテを開けて、そのなかの検査のモジュールを選択して、そのなかの検査結果をクリックして、やっとでてきた検査結果をスクロールダウンして読み、それから「sign-off」のアイコンをクリックして、自分のIDとパスワードを入れて電子的にサインする。(書くだけで息切れしそう。)

検査結果が異常な場合は、それに対する対策を書き込んだり、患者さんに電話した事実を書くためにあっちのモジュール、こっちのモジュールと移動しなければならず、混乱する。とくにその作業の真っ最中にさっき留守電に伝言を残していた別の患者さんから折り返しの電話がかかって来たりすると、作業が中断してしまいあとでまた混乱する。

ちなみに、検査結果が非常に読みにくい。(わざわざ読みにくいフォーマットにしてるんじゃ、と思うくらい。)

電子カルテ一般の問題という以上に、導入されたシステムがかなり不親切なのではという感がますます強まっている。

当たり前だが、検査結果は次から次へと来る。患者さんのドタキャンや無断欠席でできたちょっとの時間でもむちゃくちゃありがたい。



2012年6月4日月曜日

スペイン語教室3回目

スペイン語教室3回目。今日は新しい人が何人か来て、生徒は全部で6人。

前半:色の名前と身に付けるもの(いろいろな服、帽子、靴、アクセサリーなど)の言い方。お互いの服装について、さっそく習った言葉で説明。

後半: 数字。ゼロから千の位まで。ゼロって忘れがち。この前1から100は自分で勉強してたが、実はゼロを何ていうか知らなんだ。でも習ってしまえば簡単。セロという。

帰りにブツブツと数字を唱え、人とすれ違うたびにその人の服装についてスペイン語で述べて(例:青いTシャツ、黒いズボン、茶色いサンダル、など。)練習した。かなり怪しげな歩行者だったに違いない。

2012年6月3日日曜日

ローカルな5kmレース

今日は小規模の5kmレースに出た。今朝は12℃しかなく、こりゃ凍えるなーと思ったが、晴れて気温が徐々にあがり、走るのには最適の日和となった。

今日のレースの特徴:

  • 子どもも多かった(足の速い子の多いこと! 超楽そうに走ってた。)
  • 三輪のベビーカーを押しながら走る人がいた。(大きなレースでは禁止されていることが多い)そのパワーに脱帽。
  • あと1−2分で出発というときですら、まだ当日申し込みできちゃう。のんびりした雰囲気。(大きなレースは事前に定員に達して締め切られる)
  • Tシャツやゼッケンを当日現地で渡された(大きなレースは前日か前々日に自分で取りに行かないといけない。もしくは事前に郵送してくれるところもある。)
  • タイムを計るためのチップは足にベルトで固定(間違えて腕に巻いてしもた。先に教えてくれー)
上り坂がきつくって、タイムは先月のレースに及ばず。でも、走ったという達成感がなんともいい。



2012年6月1日金曜日

雨の恵み

きょうは梅雨のようにほぼ丸一日雨が降り続けた。最近は真夏って感じの日が多かったので、どんよりとした空にしとしと雨、というのはなんとも沈んだ雰囲気である。

が、この雨のおかげか、患者さんのキャンセルと無断欠席(?)が多く、その分自分の机に向かえる時間が増えて、だいぶ検査結果の対応ができた。私としてはものすごく助かった。まさに雨の恵み。(とまとまんがそう言った。)

今晩は公演での野外コンサートに行くことを何ヶ月も前から楽しみにしていたが、この雨で行くことを断念。となったら疲れがずどーーーんと来たので、もう寝ちゃいます。

2012年5月31日木曜日

20:30 の夕焼け

日が長くてすごく嬉しい。今日は走り始めて5分ほどのところで夕焼けがむちゃくちゃきれいに見えた。そのときの時刻が20:30。21時を過ぎて、やっと暗くなってくる。

ほんとうは昼休みも外を歩く時間が取れるといいんだが、なかなか実現できてない。お弁当を食べるのがやっと。

2012年5月30日水曜日

電子カルテの質問大会

今日の午前中、電子カルテの指導を担当しているA さんが2週間ぶりくらいにオフィスに来てくれた。診察と診察の合間に、ためていた質問をひとつひとつAさんに聞いていった。

緊急性の高い質問はそのつど携帯電話やメールでAさんをつかまえて聞いていたが、そこまで緊急性のない(と自己判断した)質問は紙に書いてためておいたのだ。

すっきり解決した問題もあれば、そうでないものも。今使っているシステムの問題点をいくつかを克服した次のバーションの導入は早くてこの秋だそうだ。遠ーーーーーい。

電子カルテ完全導入後まもなく一月になろうとしているが、手書きよりも大幅に時間がかかり、私の昼休みは消え(昼食が食べられればよいほう)、朝早く帰りも遅い生活がつづいている。「この秋」ではなく「今」ちょっとでもましなシステムを入れてくれ!と思ってしまう。

2012年5月29日火曜日

ER受診の悪用(?)例

ER(救急外来、緊急救命室)は、医療資源とスタッフを常備し、24時間365日いつでも対応してくれる貴重な場所だ。それこそ命に関わる重傷・重病者から、軽症の人まで幅広く診てくれる。

ER受診時の Co-pay (何はなくとも窓口で必ず払う自己負担金)は通常の受診時よりもかなり高い。健康保険があってもそんな具合なので、当然保険のない人は、全額自己負担になる分なおさら費用負担が重くのしかかる。なので、「緊急だ」「重症だ」という状況でないかぎり、通常は受診抑制がかかる(はず)。

一方、医療扶助を受けている患者さんは、ER受診も含めて医療費がただ。それで、ERを湯水のように(?)気楽に使ってしまう人もいる。


メディカルアシスタントのA さんが嘆く。

「今電話してしてきてた患者さん、『避妊薬がほしいので明日の予約を』といいよったんやけど、あいにく明日は満杯で無理ですと説明したら、『それならいいです。』って言って電話を切りはってん。でもその切り際に『ERに行くしかないな。』とそばにいた誰かに言っているのが聞こえてしもた。この患者さん、予約ほったらかし(予約していたけど現れず)歴が過去に5回もあって、それでいて、いよいよ行きたいとなったら、『明日じゃなきゃあかん』とか、ERに行くなんて、ほんまどうかしてるわ!!!」

避妊薬でも緊急避妊薬のためであるのなら、話は別。でも今回は日常的に使う避妊薬が目的なので、Aさんが嘆くのも無理ない。

似たパターンとしては、軽度の細菌性膣炎とか、カンジダ膣症の症状でER を受診するケース。私はERで働いたことはないが、患者さんの話を聞いていると少し様子を垣間みる。「2週間前にERで細菌性膣炎の薬をもらったんだけど、また昨日から症状がぶりかえしちゃってさー。」など。(こういう方はERも含めて複数の診療所を頻繁にハシゴしていたりする。)患者さんにとっては「私にとっちゃこれは緊急以外の何ものでもない!」ということなのかもしれんが、ゆがんだ医療システムの一幕という感じが否めない。

患者さんのモラルもモラルだが、タダかつ予約なしで見てもらえるシステムがある以上、人はそっちに流れてしまうというのが悲しい現実。アメリカの医療費が高くなる理由がここにもあり。

2012年5月28日月曜日

リフレーーーッシュ


今日はメモリアル・デイでお休みだった。3連休中ずっと見事な晴天で、気温は毎日30℃を超えた。昨日の反省を生かし、今日はとまとまんの協力(目覚ましコール)のもと6時半に起きて、8時過ぎから走りに行った。

これが大正解。昨日の夜降った雨のおかげで、森の中は適度な湿り気があり、気温は高すぎず、クチナシの良い香りがあちこちで薫って、ほんとうに気持ちがよかった。写真はこの前とまとまんが来たときに私のランニングコース沿いで撮った写真。 

この3日間、いつもの洗濯掃除料理以外に、友達とすごすこと、とまとまんや家族とスカイプすること、thrift store ショッピング(今回の収穫は1点のみ)、帽子と靴の買い物、土いじり、歌などなどにたくさん時間を使えてよかった。かなりリフレッシュできたので、明日からがまた楽しみだ。 

The Happiness Advantage (今聞いているオーディオブック)は、今CD6枚中3枚が終わったところ。すこぶるよい。

シソの植えかえ

友人夫妻からもらってきたシソ。
しっかり育ってきて、もはやヨーグルトのカップでは手狭なので、土とプランターを買いに行った。

ミニトマト、日本茄子、オクラ、日本きゅうり(運転中にひっくり返って茎が折れちゃった)も植えてみた。お楽しみに。

2012年5月26日土曜日

お腹いっぱいインド料理

友達Zさんの友達Aさんの招きで、インド料理をごちそうになった。

チャパティーを作っているところ。見事な手の動き。

専用のフライパンで焼く。

フライパンで焼いたチャパティーを、さらに網の上であぶっている。ぷくーっとふくれてくるのを見るのは面白い。

食前と食後のチャイがまた格別においしかった。 ZさんもAさんも超忙しい研究者。きょうはゆったりくつろいでおしゃべりできて、すごく楽しかった。

2012年5月25日金曜日

ついに来たオーディオブック

3月に飛行機に乗った際、The Happiness Advantage という本のオーディオ版を途中まで聞いた。
「がんばる → 成功する → 幸せになる」 ではなくて、
むしろハッピーであることが成功に結びつくのだ、という。

途中までしか聞けなくて残念で、帰って来てから図書館で予約した。2ヶ月近く待って、やっと私の番になり、昨日CD5枚組を借りて来た。

この3連休( 月曜日はMemorial Dayという祝日)の楽しみの一つである。

2012年5月24日木曜日

エアコン設置

大家さんがエアコンを窓に取り付けに来てくれた。上下に開く窓の下半分弱の部分にはめこむタイプのエアコンである。最近は暑い日だと、帰って来たときには室温が32−33℃まで上がっていた。今シーズンは扇風機だけでがんばっていたが、これからますます夏に向かうので、エアコンをつけてもらって一安心である。

来てもらったついでに、ブラインドとか台所の水道の不調箇所も見てもらった。なんて書くと、ひどいところに住んでいると誤解されてしまうかもしれんが、ご心配なく。生活自体は非常に快適である。もともとかなり古い建物だから、あちこちのメンテナンスがちょこちょこ必要なのはしょうがない。この界隈では、築50年とか70年とかを超えるような物件もけっこうあるようだ。中身も外身も適宜アップデートされながら、建物自体は長生きしている。地震も竜巻もないからこそできる技ではある。





2012年5月23日水曜日

電子カルテでたまる疲労

電子カルテになって3週間半。1週間目の検査結果が今どやどやとやってきている。

その日その日のカルテを終わらすだけでもあっぷあっぷで、未完のまま翌日に持ち越すこともしばしばという悲しい状況。

夕方残ってがんばるが、すでに1日パソコンと格闘したあとなので、スタミナが持たない。5時半すぎるともうだめ。

で、朝1時間早く、7時から静かな環境のなかでやってみるが、8時の始業までになかなか終われない。まー、8時からすぐ患者さんを診始めるわけじゃないのだが、8時すぎたら患者さんに電話かけたりする作業もあるので(ほんとは8時前にしたいところだが、それは早すぎで失礼にあたると)、8時までが結構勝負。

前日のカルテが終わりきらぬままに、また新しい患者さんのメモがたまっていくのはつらい。苦肉の策で、患者さん一人おきに従来の紙カルテに書いて、それをあとでスキャンしてもらうという方法をとりいれたが、結局検査のオーダーとかはパソコンでやらないといけないので、時間の節約になっているかどうかは微妙。ただし、気は少し休まる。紙一枚の上に主訴も身体所見もプランも展開できるってなんとすばらしいことか。

ラップトップパソコン用にワイヤレスの光学式マウスをやっと購入してもらえたので、明日辺りからラップトップを診察室に持ち込むことにしようかとも考えている。今までは診察室ではメモだけとって、それをあとで自分の部屋で入力してたが、二度手間だった。そして、次の患者さんを診るまでに入力が完了できないので、メモがたまっていってた。

それにしても末端ユーザー泣かせのシステムである。(今日は本当に泣いた。ついに。)最終月経日を一カ所で入力したら、全部に反映してほしい。それから、あっちのモジュール、こっちのモジュールとぐるぐる回って、もぐってもぐってしないと必要な情報が見られないのは疲れるし時間の無駄。

例えば月経が遅れている患者さんの妊娠反応検査はあらかじめスタッフがやっておいてくれているのだが、その結果がサマリーにポンと出てこない。結果を見るためには「アセスメント&プラン」のモジュールにいって、そのなかの procedures に言って、そこから pregnancy test の項目をクリックして、そこでやっと入力されている結果が読める。直接スタッフを探して聞いた方が早いくらい。

まだまだいろいろ書けるが今日はこのくらいにしておく。

2012年5月22日火曜日

気力を消耗させてくれる患者さん

近隣の某病院のAオフィスが、ある種の保険の患者さんの受け入れを中止したり、また別の某Bオフィスが閉鎖した影響で、わがオフィスに移って来ている患者さんがある。

これらのオフィス出身(?)の患者さんたちは、社会的・経済的に困難な状況のなかにあることが少なくない。そういう方こそリプロダクティブ・ヘルスを維持増進することの意味合いは大きいので、ケアを引き継いでいくことはとても大事だ。

問題は、すぐ怒る患者さんが多いことである。私なにも悪いことしてないのに、電話でも、面談中でも、強い口調でがんがん要求ばかり並べ立てられると、非常に消耗する。

今日は、出だしから怒った顔で「文句」をいうかのごとくにしゃべる患者さんに参った。彼女の調子に負けじとこっちの口調も上げていっては身が持たぬ。で、正直に言った。

「○○さん、今のようにお話されると、私は固まって、あなたの力になることが全くできません。私はあなたと一緒に解決の道を探したいので、もっと落ち着いてしゃべっていただけると助かるんですけど。」

それでも、「あんたが悪いんやないけど、ガンガンガンガンガンガン!!!」と強い調子は続いたが、私はわざと低めの声でゆっくりしゃべり続けた。診察が終わる頃には、彼女の笑顔がちょっぴり見えたので、こちらも少し気が楽になった。

ほっとするのも束の間、今度は電話で性器ヘルペスのための薬のリフィル(おかわり)をリクエストする患者さん。このリクエスト自体はおおいに結構なんだが、最初から殴り込み的な物の言い方である。あーーこわ。普通におだやかにしゃべってくれたらいいのに、と思うが、これは彼女たちの「普通」なのかとも思う。

自分が必要とするものを、声を荒げて訴えることで獲得するパターンがあるような。そのようにまとめてレッテルを貼ってはいかんが、個人的印象まで。

2012年5月21日月曜日

スペイン語はじめました

図書館でやっているスペイン語教室に通いはじめた。1回目の生徒は10人くらい、2回目は5人。(次回はいかに?)

教室参加の動機を聞くだけでもおもしろい。
・孫がスペイン語を習っているんで、私も少しできるようになりたいと思って。
・卒業したら、ヒスパニックの人の多く住む地域で働く予定なので。(学生)
・兄が西海岸に住んでいて、そこではスペイン語をしょっちゅう聞くんです。もっとわかるようになりたいんで。
・ヒスパニックの人が近所に増えてきたんです。その人たちをもっとうまく助けられるようになりたい。
・妻に連れられて来ました。
などなど。

私の場合は、ヒスパニックの患者さんがじわじわと増えてきている、という差し迫った状況がある。

教室自体は月2回しかないのだが、先生が教えてくださった Spanishspanish.com というウェブサイトや、図書館の持っている教材(図書館のウェブサイトから入っていく。自分の図書館登録番号を入力することでアクセスできる)がすばらしく、これらの存在を知っただけでもすごく価値がある。

2012年5月20日日曜日

ピッツバーグのオペラ

オペラ好きの友達が、家にオペラ歌手を呼ぶのでぜひ来てと誘ってくれた。これはありがたい思いいそいそと出かけたところ、軽く40−50人の人(アメリカ人、日本人、そのほか)が集まっていた。それくらいの人がいてもなお余裕がある家。

今まで知らなかったのだが、ピッツバーグにはプロのオペラ団(?)がふたつあって、ピッツバーグ・オペラ(こっちは前から知っていて、3月にトスカ公演を見に行った)は秋から春にかけて公演し、もうひとつの方、オペラ・シアターは夏に公演しているのだそうだ。

で、これからそのオペラ・シアターがシーズン開幕を迎えるにあたり、みんなに広く知ってもらうため、オペラ歌手たちがこのように個人の家などに出向いて広報活動をしているというわけなのだ。

オペラ歌手は、私が普段歌の先生に言われている、brightness, clarity, space, forward placement, richness, spinning といった要素を見事にバランスよく出していて(プロだからできてて当たり前と言ったらそうだが)、聞かせるものがあった。

お腹も心もとっても満たされるすてきな会だった。今シーズンのオペラ、ぜひ一つだけでも見に行ってみたいと思った。



2012年5月19日土曜日

笑顔のゴール写真

先日のピッツバーグ・ハーフマラソンで、笑顔で写真に写るという夢を初めて達成した。5x7インチのたった1枚の写真に送料込みで20ドルちょっとかかったけど買っちゃった。

(ちなみに、デジタル画像だともっと高い。3枚とか頼めば1枚あたりの単価は安くなるが、1枚で私には十分。)


2012年5月18日金曜日

飛行機代

この夏の飛行機代は、軒並み高い気がする。航空会社が足並みそろえて高値で並んでいる感じ。

2012年5月17日木曜日

NPのジェネレーションギャップ

組織内のNPむけのミーティングがあった。遠い人は2−3時間運転して、もっと遠い人は前泊して参加。

いろいろな話題があったが、NP 暦20−30年のベテランスタッフは、カルテの一部電子化、完全電子化によって、自分以上にストレスを感じているように思った。

私自身はとまとまんとかと比べたら、まったくコンピュータ音痴である。それでも大学時代から必要に迫られてWord 文書、メール、パワーポイント、少しのExcel とかは使ってきた。だから文字を打ち込むことそのものは手書きよりもよっぽど楽である。

ベテランNPたちの時代は、事務職でもない限り、日常的にタイプするということがなかった。だから、パソコンをいじること以前に、単に文字をタイプするというだけでも、かなりの苦痛になりかねない。もちろん個人差はあって、仕事外でたくさんメールを書いたり、インターネットをいっぱい使っている人は、あまりこの手の苦労はないかもしれない。

彼女たちから言わせると、パソコン慣れしていてしかも「若い」私みたいなのは有利に思えるようである。しかーーーし、電子カルテがになってこの3週間、私の残業は続くばかりである。まだぜんぜん光は見えない。

2012年5月16日水曜日

リン先生との最後のレッスン

9月に始めたリン先生とのヴォイスレッスンは、28回目の今日が最終回。先生は今週西海岸に引っ越される。さみしい。

こんなの絶対無理!!!という曲を何度も与えられたが、振り返ってみると歌えるようになっていて、音域も3オクターブ近くに広がった。どんなに練習不足で行っても、行くと絶対に進歩があって、行ってよかったなーといつも思えた。

新しい先生を紹介してもらったので、今連絡を取っているところ。あまり間を空けずにレッスンを再会できるといいな、と思っている。

西海岸で先生の舞台をまた見たい。

2012年5月14日月曜日

車なおる

友人の応援のもと、昨日のうちに車修理やさんに車を持っていき、今日点検してもらった。

エンジンがかからなかった理由は、どうやらバッテリーの端子にゆるみがあったためらしい。バッテリーは換える必要がない、とまた今回も言われ、たったの20ドルの支払いで完了した。

友人の指導のもと、クラッチを使って坂道でエンジンをかける方法も学んだ。 Life is a learning process である。

Race for the Cure ---乳がんのためのレース

母の日の昨日、Race for the Cure という乳がんとたたかうためのレースが盛大に開かれた。参加者は事前申込者が27000人、さらに当日飛び入りの人が2000−3000人ほどといわれ、1週間前のピッツバーグマラソン(25,000人)よりも多い。歩く部門と走る部門があって、歩く部門ではベビーカーを押しながら家族で参加している人たち、また車いすで参加している人もいた。

背中にメッセージを書いた紙を貼って参加している人たちが多い。たとえば、
「ボクは亡くなった○○おばあちゃんのことを思って走ります。」とか、
「娘たちの将来のためを思って。」とか、
「母、○○おばさん、そして友人の○○さんを応援します。」など、みんな思い思いに。

私は紙こそ張らなかったが、この1年で乳がんと診断された3人の患者さんのことを思いながら参加した。

今まさに乳がん治療中の人、治療を終えて間もない人、もう何十年もサバイバーとして命をますます輝かせている人など、乳がん体験者同士がサポートし合えるのも、このイベントのすばらしいところだ。

写真(友人のKさん撮影)にあるように、広い公園にスポンサー企業たちがテントを張って、いろいろ試供品や食品(バナナ、シャーベット、アイスクリームなど)を提供してくれた。

なお、参加費やその他の寄付で集まったお金は、乳がんの研究に使われるほか、無保険の人がマンモグラムを受けるためのクーポン券のためにも使われる。私のオフィスにくる無保険の患者さんも、この制度のおかげでマンモグラムを受けることが可能だ。

ちなみに私の5kmレースのタイムは、2年前より4秒早かった。今回のほうがもっといいタイムだと思っていたけど、そうでもなかった。友達2人と一緒に参加できてよかった。

2012年5月11日金曜日

電子カルテ、とりあえず2週間経過

従来の予約システムだけでなく、診察記録も含めてカルテ全体の電子化が始まってから(まだ途上だけど)2週間がたった。

非常に煩雑なしくみで、入力にまだまだ時間がかかってしまう。で、今のところはまだ診察室にはラップトップを持ち込まず、診察が終わってから自分の部屋で入力だけまとめてする方法をとっている。

今日の時点で、患者さん一人分の入力に15分弱かかっていた。検査伝票の記入や処方薬の入力が特に手間がかかる。

こんな状況ではあるが、私の飲み込みは悪くないらしい。私より先にこのシステムを使っているNPたち3人はみんな初日に泣いたそうだ。私はまだ泣くには至っていない。

今は予約数をぐっと減らしているのでまだいい。従来の予約数に戻されて、「スピードアップ」を求められたら、泣くかも。

来週になると、検査結果も検査会社から直接電子カルテ上に報告がくるようになるらしい。すこしでもシンプルに、わかりやすく物事がすすみますように。

2012年5月8日火曜日

エンジンかからーん

電子カルテ、すごく時間かかっている。これほんまに早くできるようになるのか??とおおいに疑問。ちまちまやっていては患者さんをものすごく待たせてしまうので、どうしてものところだけ入力して、残りを後回しにしていったら、カルテがどんどんたまってしまった。(こういう時にかぎって、ドタキャンの患者さんはいない。)


やっとこさ6時にオフィスをでて、車のエンジンをかけようとしたが(今日は出張なのでバスじゃない)、うんともすんともいわん。AAA (日本でいうJAF) に電話。1時間以内に行きます、と。あー、7時からヴォイスレッスンなのに、しかも今の先生と最後のレッスンなのに、と私としてはそっちの方がショック。とりあえず先生に電話して状況を説明。


AAA は30−40分で来てくれて、バッテリーをチェックするが問題ないと。これはスターターの問題だ、となんとかいろいろ試してくれたがだめで、towing が必要と。今度はtowing を待つ。先生には今日は行かれそうにありません、と電話。先生は別の日に変更してくれた。その日は引っ越しの前日だけどなんとかするから、と。


ようやくTowing の車が登場。もういっかいエンジンをjump start できないか試してくれて、そしたら今度はなぜか一発でエンジンがかかった。なので、自力で家に帰れた。というわけで、結局何が悪かったのかよくわからない。

いずれにしても、バッテリーは08年の品なので、ぼちぼち買えた方がいいかもよ、と言われた。

いまインド料理のテイクアウトをしてきた。6ドルで山盛り(わたし2食分)なのだが、たくさん余っていて捨てるのもったいないから、と1パックおまけしてくれた。帰り道、重さのあまりスーパー袋がのびてしまうくらいだった。明日の弁当作らなくてすんだ。わーい。



ということで、やっと夕飯。ちゃんちゃん。

2012年5月7日月曜日

とまとまんとの一週間

ゴールデンウィークのあいだに、日本からとまとまんが1週間も来てくれた。その間悲しいことに私はたった1日しか休みが取れんかったのだけど、それでも使えるだけの時間を目一杯楽しんだ。

何が楽しかったって、一緒に公園を走ったり、スーパーに買い物に行ったり、ご飯作ったり、そういう「普段」の生活が何よりよかった!

とまとまんは今まで「走るの嫌い」、と言ってはばからなかったのに、今回私と一緒に走ってくれたというのは、私にとってGood surprise やった。しかも、私が走ろうよ、と言った訳ではなかったのに。すんごくうれしかった。

今回私の休みが1日しかとれなかったというのは、5月1日から完全に電子カルテになって、そのための研修とかが前後にはいり、「休む」というのがどうしても不可能だったため。私のボスはいつもなら Life is too short. と言って、むしろ休みを勧めてくれるくらいの人なのだが、そんな彼女も「今回ばかりはごめん。」という状況なのだった。

とまとまん もこの事情を知った上で来ていたのだけど、昼間は自分ひとりで機嫌良く自転車を直したり、新しいラップトップの面倒をみてくれたり、感謝感謝やった。

とまとまんの滞在中、最初の方は手袋をするくらいに寒かったが、後半は夏のように暑くなって、とまとまん好みの天候になってよかった。

とまとまんは成田や羽田の混雑を避けるべく、ウィークデイのうちにピッツバーグを発った。しかしDCからの乗り継ぎ便に数分の差で乗れず(目の前に飛行機が停まっているのに、一旦しまったドアは開けてくれない。)、DCでもう一泊。その話を聞いたときは、4時間かけてDCまで車で行こうかと本当に思った。でも、翌朝また出勤まえに4時間かけて戻ってくるはしんどいのであきらめた。

5月5日の結婚記念日はまたSkype 上の会話やったし、昨日のピッツバーグマラソンを見てもらうことも適わなかったけど、むっちゃいい1週間を過ごしたばかりなので、さみしいという気持ちよりは幸せという気持ちのほうが強い。悲しむより、うれしがる方が、たぶん人生お得である。