2012年5月23日水曜日

電子カルテでたまる疲労

電子カルテになって3週間半。1週間目の検査結果が今どやどやとやってきている。

その日その日のカルテを終わらすだけでもあっぷあっぷで、未完のまま翌日に持ち越すこともしばしばという悲しい状況。

夕方残ってがんばるが、すでに1日パソコンと格闘したあとなので、スタミナが持たない。5時半すぎるともうだめ。

で、朝1時間早く、7時から静かな環境のなかでやってみるが、8時の始業までになかなか終われない。まー、8時からすぐ患者さんを診始めるわけじゃないのだが、8時すぎたら患者さんに電話かけたりする作業もあるので(ほんとは8時前にしたいところだが、それは早すぎで失礼にあたると)、8時までが結構勝負。

前日のカルテが終わりきらぬままに、また新しい患者さんのメモがたまっていくのはつらい。苦肉の策で、患者さん一人おきに従来の紙カルテに書いて、それをあとでスキャンしてもらうという方法をとりいれたが、結局検査のオーダーとかはパソコンでやらないといけないので、時間の節約になっているかどうかは微妙。ただし、気は少し休まる。紙一枚の上に主訴も身体所見もプランも展開できるってなんとすばらしいことか。

ラップトップパソコン用にワイヤレスの光学式マウスをやっと購入してもらえたので、明日辺りからラップトップを診察室に持ち込むことにしようかとも考えている。今までは診察室ではメモだけとって、それをあとで自分の部屋で入力してたが、二度手間だった。そして、次の患者さんを診るまでに入力が完了できないので、メモがたまっていってた。

それにしても末端ユーザー泣かせのシステムである。(今日は本当に泣いた。ついに。)最終月経日を一カ所で入力したら、全部に反映してほしい。それから、あっちのモジュール、こっちのモジュールとぐるぐる回って、もぐってもぐってしないと必要な情報が見られないのは疲れるし時間の無駄。

例えば月経が遅れている患者さんの妊娠反応検査はあらかじめスタッフがやっておいてくれているのだが、その結果がサマリーにポンと出てこない。結果を見るためには「アセスメント&プラン」のモジュールにいって、そのなかの procedures に言って、そこから pregnancy test の項目をクリックして、そこでやっと入力されている結果が読める。直接スタッフを探して聞いた方が早いくらい。

まだまだいろいろ書けるが今日はこのくらいにしておく。

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