母の日の昨日、Race for the Cure という乳がんとたたかうためのレースが盛大に開かれた。参加者は事前申込者が27000人、さらに当日飛び入りの人が2000−3000人ほどといわれ、1週間前のピッツバーグマラソン(25,000人)よりも多い。歩く部門と走る部門があって、歩く部門ではベビーカーを押しながら家族で参加している人たち、また車いすで参加している人もいた。
背中にメッセージを書いた紙を貼って参加している人たちが多い。たとえば、
「ボクは亡くなった○○おばあちゃんのことを思って走ります。」とか、
「娘たちの将来のためを思って。」とか、
「母、○○おばさん、そして友人の○○さんを応援します。」など、みんな思い思いに。
私は紙こそ張らなかったが、この1年で乳がんと診断された3人の患者さんのことを思いながら参加した。
今まさに乳がん治療中の人、治療を終えて間もない人、もう何十年もサバイバーとして命をますます輝かせている人など、乳がん体験者同士がサポートし合えるのも、このイベントのすばらしいところだ。
写真(友人のKさん撮影)にあるように、広い公園にスポンサー企業たちがテントを張って、いろいろ試供品や食品(バナナ、シャーベット、アイスクリームなど)を提供してくれた。
なお、参加費やその他の寄付で集まったお金は、乳がんの研究に使われるほか、無保険の人がマンモグラムを受けるためのクーポン券のためにも使われる。私のオフィスにくる無保険の患者さんも、この制度のおかげでマンモグラムを受けることが可能だ。
ちなみに私の5kmレースのタイムは、2年前より4秒早かった。今回のほうがもっといいタイムだと思っていたけど、そうでもなかった。友達2人と一緒に参加できてよかった。
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