2018年9月19日水曜日

アメリカ人でも混乱する "can't get pregnant" の意味

つい先日の勉強会で、ある人が、昔経験した患者さんの話として、このように話してくれた。

催奇形性のある薬(例えば抗がん剤、レティノイド系のにきび用の内服薬)を処方されている患者さんに、"You can’t get pregnant while you are on this medicine"
 (この薬を使っている間は、妊娠できません。)と言ったら、

患者さんはこれを、「よし、それなら避妊の必要なないのね」と理解して、避妊をせず、
まんまと妊娠してしまったそうな。

もちろん、この医療者の意味したかったのは、胎児に重篤な影響が出る可能性が高いので、妊娠するべきではありません、ということ。

下手に、"can't get pregnant" と言ってはいけない、という教訓。
そして願わくば、なぜなのか、を説明しないといけないという教訓。

同様の例は、PID(pelvic inflammatory disease 骨盤内炎症性疾患)を患った患者さんに、医療者が「もしかすると、将来の妊娠は難しいこともあるかも」というようなことを伝えたら、患者さんは、「そうか、それは悲しいけど、でも妊娠できないなら、避妊もいらないわ。」と避妊しなかったと。そして妊娠したと。





2018年9月15日土曜日

父の人生完走から1年

今日で父が人生を完走してからちょうど1年だ。なにかと思うことが多い。
今思っても、本当に完走という言葉がぴったりだったと思う。

妹夫婦がこの夏、父のいとこや大学時代の先輩を訪ねる旅をして、そこから聞く父の話や当時の写真がとても愉快でよい。

体調崩してから水頭症、そして緊急手術に至るまでの約3週間の間に、父の声が聞きたかったなぁ、と残念な気持ちは残るけど、留守番電話の挨拶メッセージがあるし、それ以上に快活な思い出が山とあるので、最近はそういう、「あるもの」に感謝。


2018年9月14日金曜日

巨大トマト

今年は我が家のトマトが豊作。まず、友人にもらった苗がよかった。そしてプランターでなく地面にraised bed を作って植えたのがよかった。みみずコンポスト(ようは生ごみをミミズがたべて、うんちと化した)と コンポスト・ティーをせっせとやったのもよかった。

さすがのとまとまんも、この量を食べるのには苦労し、友達や近所の人に食べるのを手伝ってもらった。

この写真は1か月前のもので、このところは雨が多くて、実が緑色のまま赤くならない。