2021年10月16日土曜日

人と同調して生きるプレッシャー、で思い出したランドセルの件

とまとまんが、この記事面白いよ、というので、以下の記事を読んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/123839f909c17ea90ae5848ba4540671b105596e

同調を求められるプレッシャー、で思い出したのは、父の仕事の都合で西ドイツ(というと年齢がわかるね)に1年3か月住んで日本に帰国し、いきなり1年生の6月に小学校に行った時のこと。しかも、父が買った、ドイツのランドセルを背負って。

https://holaergo.com/pages/scout この写真の70-80年代の商品に似ていた。写真のような反射板もついていた。(ドイツの冬の朝は真っ暗。)

日本でランドセルのバリエーションといえば赤か黒かしかなかった時代に、ドイツの大きくて派手なランドセルを使うのは、嫌でも注目を集める。ただでさえ「転校生」というのはいろいろ面倒だが、こういう異質なもので入っていくと、なおさら。

でもすぐに分かったのは、このランドセル、軽くて大きいおかげで、教科書やノートだけでなく、いろいろな道具(書道セット、絵具セット)や体操服・給食の白衣もろもろがバンバン入るということ。それで結局6年間使った。

当時、学校はとくに文句を言ってこなかったので、そのまま押し切り。

アメリカから日本に帰国した方が、子どもが重いランドセルを背負ってとても苦労している話を聞かせてくれた。家に毎度持ち帰らなくてもいい教科書は学校に置いてきてもいいとか、もっと背負いやすくて軽いバックパックを使ってもいいとか、そういう柔軟さがなくて、一律に、決まった形のランドセルに、ぎっしりいるものもいらない物も詰めて、毎日えっさほいさと担いでいる子どもたちが気の毒。(しかも手には結局体操服や絵具セットを持つわけで。)

みんなと同じ、であることに、やたらめったら気を使って、エネルギーを消耗してしまう一例。

ちなみに、子芋は、幼稚園の制服を最後に、小・中・高校時代は制服がなかったので、日本育ちの日本人としては、かなりラッキーだったと思う。でも、体育館シューズとか、体操服・ジャージとはやっぱり指定されてたなー。

2021年7月28日水曜日

鳥の種類

 最近お送りしてます、鳥シリーズですが、鳥の種類が気になりますか?

友人たちの間では、次の名前が挙がってきています。

  • house finch
  • pine siskin
  • wren
  • warbler



親鳥は、玄関が開くと、さっと逃げて、水やりが終わると戻ってきます。

2021年7月27日火曜日

ひな、音に反応す

 ビデオって、貼り付けられるのかな。


7月21日のビデオ

2021年7月26日月曜日

鳥誕生

7月17日、 鳥2羽誕生。梅干しに毛が生えたような姿。


真ん中の巣にあった4つの卵のうちの2つが孵ったもよう。手前の巣の1個の卵は変化なし。

真ん中の巣にあった残り2個の卵はいつの間にか行方不明。

2021年7月25日日曜日

ハンギングバスケットに鳥が巣を作った

 軒下に吊っている鉢に、鳥が巣を作った。それも、3つあるハンギング・バスケットうち、よりによって子芋が一番気にいっている鉢に。

はじめは、なぜこんなに草が真ん中に入っているんだろう、という感じだった。(巣には見えず。)次第に、明らかに中心がへこんだ巣の形になった

その後、同じ鉢のなかに、さらに巣がもう一つできた。


一番多いときで、真ん中の巣に4個、すぐ隣の巣に1個、計5個の卵があった。以上、7月6日の写真。

2021年1月11日月曜日

メリーさん旅立つ

メリーさん(仮名)は、子芋がアトランタから西ペンシルバニアに引っ越してまもなく、雪の日にうっかりロックアウトしてしまったときに救ってくれた近所のおばあさんだ。その1年後、ピッツバーグに子芋が引っ越したのちも、何かの帰りに立ち寄ったり、電話・手紙でずっとつながっていた。

今日、普段と違う時間帯にメリーさんから電話がかかってきた。出ると、メリーさんではなく、メリーさんの息子さんだった。メリーさんは年末脳卒中で入院し、その後COVIDに感染し、週末静かに息を引き取ったと。子芋に電話するようにと頼まれていた、と。

最期に話したのはThanksgiving の頃だった。いつもの元気な声で、"My sons says I'm too independent!" と相変わらず言っていた。クリスマス前に出したカードの返事がなく、年明けに電話した時も出なかったので、また入院したかな?とは思っていたが、亡くなってしまったとは。

メリーさんは子芋と50歳違いだったが、本当に友達だった。

メリーさんの部屋はいつ行ってもホテルのように片付いていた。体調がすぐれなくて落ち込み気味の時も、ひ孫のためにスクラップブックを作ったり、言葉探しのパズルに熱中したり、と一人でもできる楽しみを見つけるのがうまかった。

昨秋は映画『影武者』を見て、映画はよかったんだけど、「カゲムシャ」ってイタリア語で「やわらかいウンチ」のみたいに聞こえる、と大笑いしていた。(cacca moscio?)  メリーさんは小さいときにおばさんとイタリア語で会話していたらしい。

人間の死亡率は100%だし、90歳代だし、旅立ちは「おかしなこと」ではないけれど、やっぱり悲しい。

メリーさんに関する過去のブログ記事

メリーさんの口癖
  • Everything has a reason.
  • I pray for you.
  • People these days have forgot about respect. You've got to have a respect.
  • My son says I'm too independent but I can't help it. I've always lived my life independent. 
  • I have to take my medicines, so I'll let you go.
  • We shall talk again.
  • Be careful!