2015年11月24日火曜日

ヒゲを生やしている理由

先日とまとまんは、昔日本で一緒に仕事をしていた人やお世話になった人(日本人)に会う機会があった。開口一番、皆が彼のヒゲについていろいろとコメントしたらしい。

とまとまん、そこでまったくひるまずに、「英語学校にはサウジアラビア出身の人がたくさんいて、彼らに負けんようにヒゲくらい生やさないといかんのです。」とかなんとか言ったらしい。みんなそれで「ほーーっ。」と納得したとか。

サウジアラビアからの留学生が多いのは、本当である。大学全体で見ると、中国人の学生がダントツに多いが、英語学校に限ると、サウジアラビアがトップ、次が中国とのこと。


2015年11月23日月曜日

2年ぶりのギンナン拾い

今年は2年ぶりにギンナンを拾った。2回拾ったが、まだもう1回はやるつもりである。

日本人の友達に「ぎんなん好き?」と聞いて、世代を問わず、まだ誰からも no と言われた試しがない。洗ったり、干したりするのが、少々臭くて手間だが、喜んだ顔をを見ると、また拾いに行きたくなる。

庭をもっているある友達からは、お返しに冷凍した茗荷をもらった。(庭のある日本人は、よく紫蘇、茗荷、三ッ葉などを育てている。小芋家は紫蘇と小松菜をプランター栽培。)自分で育てたわけでもなく、拾い物のぎんなんで、茗荷まで手にいれちゃって、ラッキーな小芋。



2015年11月10日火曜日

リサーチ報告書

約一年前に応募して獲得したファンドによるリサーチプロジェクトの研究報告書を提出する締め切りまで、残すところあと1ヶ月となった。

ここの作業も大変だが、それ以上に、毎日の生活のなかで、どこかしらこの課題のことを頭の隅で考え続けている、ということが、以外と疲れる。作業していない瞬間でも、通奏低音のように頭の片隅で鳴り続けているような感覚である。

研究を仕事にしている人たちや、博士論文に取り組んでいるような人たちは、自分たちのご飯やキャリアがかかっているので、「通奏低音」の音量は、私のとは比べものにならないくらいデカイのかもしれない。もしくは、それが負担と感じないスタミナの持ち主なのかも。

2015年11月7日土曜日

ひさびさの Skype 夫婦

とまとまんがワシントンDCに泊まりがけで出かけたので、ひさびさにSkype で会話した。前はこれが朝晩の日常だったんだなぁ、と思うと感慨深い。


2015年11月6日金曜日

語学の上達を感じられるようになるまでのプロセス

とまとまんが最近、彼自身の英語力の向上を感じられるようになった、というので、小芋としては、すごくうれしい。

周りからみて上達していることが明らかでも、本人が全くそれを感じられずに奮闘している時期は、応援している方としても、とても辛かった。特に、最初の1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月は、聞き取れない・話せない体験のほうが多すぎて、着実に向上しているよい変化をも変化とは思えなかったのだとおもう。

4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月となると、今度は「もうXヶ月も経ったのに!」という焦りみたいな気持ちがでて、これまた上達を自覚する妨げになっていたようにおもう。

半年過ぎて、いちいち「アメリカに来て今でXヶ月」とはあまり意識しなくなったのもよい傾向だし、学校や生活のふとした場面で、前はわからんかったことが、今はできる(話せる・聞ける)機会が増えてきて、自信がついてきたんやないかとおもう。

今世界のどこかで、とまとまんと似たような体験をしている人もたくさんいると思うが、新しい言語・文化のなかで生活するにあたって、こういうプロセスがむしろ普通や、と思えると、安心するんでないかと思い、書いてみた。


2015年11月2日月曜日

保険会社に問い合わせる電話の技術を伝える

オバマ政権による保健医療改革によって、基本的に避妊薬は、IUDやインプラントも含めて患者さんの自己負担なく保険がカバーすることが義務付けられたが、IUDやインプラントの挿入や抜去は加入している保険のネットワーク内の医療機関でないとカバーしない、などの「抜け道」はまだある。

小芋の勤める学生用クリニックのような医療機関は、患者さんの加入している健康保険は実にさまざまで、州外の健康保険を持っている患者さん、留学生用の保険(多くは避妊薬のカバーは期待できない)を持っている患者さんも珍しくない。

ゆえに、事前に我々の方でどの保険がどの避妊薬をカバーするかを確実に把握するのは無理な話。ピルやパッチやNuvaring であれば、処方箋を持って薬局に出向けば、その場で価格が判明するので、その場で「やっぱりやめます。」ということもできる。しかし、IUDやインプラントをすでにクリニックで挿入してしまってから、患者さんが高額の請求書を保険会社から送られるのは大変。

そういうわけで、事前に患者さんに、懇切丁寧に保険会社のカスタマーサービスにどのように電話をかけるのか、伝えないといけない。

保険会社のカスタマーサービスというのは、たいてい自動音声で始まるし、担当者と実際話ができるまでに時間がかかるので、アメリカ人でも気合とスタミナがいる。

「xxの方は1番を、OOの方は2番を、**の方は3番を押して下さい。」などといわれるが、無視して、「Representative」と言い続けるのも手である。(コンピュータが認識して、オペレータに早速つないでくれること多し。)

やっと人がでたら、そこで初めて、次のような質問をすることになる。

xxというタイプのIUD (またはインプラント)を使いたいのですが、それは私の保険でカバーされますか。カバーされるならば、それはmedical benefitでしょうか、それとも pharmacy benefit でしょうか。oo大学の学生用クリニックでIUD (またはインプラント)の使用を始めたいのですが、そこでケアを受けても、問題なくカバーされますか。OKとわかったら、担当者の名前、今回の案件の問い合わせ番号を聞いてメモ。

こういう非常にややこしい話を、手短かに、患者さんにわかるようにしないといけないが、社会経験の浅い大学1年生あたりだと、なかなかわかってもらえないことも。

願わくば、こういう電話を自らかけるという作業を通して、患者さんが保険会社とやりとりするノウハウ、交渉の技術をものにしてほしいな、と思っている。でないと、時間と手間をかけて、小芋のストレスだけが上昇してしまうよ〜〜。