2017年10月8日日曜日

バケツ栽培のトマト、ミョウガ

今年、5ガロンサイズのバケツを鉢として育てたトマトは、豊作だった。7月から今まで、1度もトマトを買わなくてすんだ。

豊作の要因は、
第一に、苗(育てている人から無料でいただいた)。
第二にミミズが生ごみを食べて作った堆肥を与えたおかげ、と思っている。

ミョウガの苗も頂いたので、同様にバケツで育ててみたところ、先週から何個か収穫できた。やってみるもんだ。

これからの時期、ニンニクを植えるといいと聞いたので、ぜひやってみたい。


2017年10月7日土曜日

大学に笑いヨガの出前

5月にあるカンファレンスで、150人くらいの参加者を前に、笑いヨガをリードする機会をもらった。

その時に来ていたある大学の先生が、自分の教えている学部学生の講義で、ぜひ笑いヨガをやってほしい、ということで、1コマ50分の時間をいただいた。30人ぐらいのクラスだった。

まず簡単に笑いヨガについて5分くらい説明。
それから30分弱、笑いヨガの実践。
そのあと10分くらい、健康・ウェルネスのいろいろな要素について(身体的、精神的、経済的、宗教的、知的、社会的、環境的、、、)
最期、質疑応答。

学生に言った。何を隠そう、子芋のWellness Wheel (健康のいろいろな要素を車輪の軸に例えた円グラフみたいなの)は、特にこの1か月、ガタガタであった。睡眠不足、運動不足、栄養はまぁまぁ、精神面はズタズタ、時差、疲労、etc。ま、でも、そんななかでもこの授業の準備のおかげで、笑いヨガをして、気分を上向きにすることができた。

学生たちは、瞑想や、ヨガや、その他いろいろなリラクゼーション方法や代替医療について学んだらしかった。笑いヨガも一つの道具として加えてもらえればうれし。

今回の授業で一番得をしたのは、子芋だと思う。笑いヨガを一緒にしてくれたみんな、ありがとう。

2017年10月6日金曜日

じっくり悲しむとき

今回の帰国中、病院での付き添い、医療スタッフとの戦い、葬儀・通夜の準備、それらの本番、市役所や年金事務所の手続き、金融機関の手続き、位牌や仏壇の注文、などなど、とにかく最初から最後まで「やること」がいっぱいあって、自分ケアをする時間はなかなか取れなかった。

かろうじて、
母があきらめた後の朝日新聞土曜版の数独をしたり、
2回ほどマッサージに行ったり、
病院から図書館やコンビニまで散歩したり。(でもその間も休み切れていなかった。)

ピッツバーグに帰ってきて、
友達にご飯をごちそうになり、
私のヒストリーをよく知ったセラピストのところに行き、
鍼を再開する。

と同時に、さしあたりは、郵便物の整理、いろいろな支払いの確認。1か月家にいないと、かなりいろいろたまるもんだ。

7月に引っ越して、家賃が上がったのに、銀行から大家さんに自動的に家賃を送る額の設定が正しく設定されてなくて(していたつもりだったが)、払い足りなかった!
慌てて差額を送った。

こういう作業をしながら、悲しい気持ちをいたわり、ゆっくり心と体をほぐしていこうと思っている。

2017年10月5日木曜日

去年の診察費の請求

とまとまんが去年Annual Exam に行った時の請求が、1年以上たって今頃来た。

Annual Examは保険でカバーされるべきものなので、請求が来ること自体がおかしいんだが、1年以上もたってきたことが、またおかしい。

調べてみると、当時、ちょうど私が前の職場から今の職場に移る時期で、とまとまんは、自分の職場を通しての医療保険(A社)と、私の家族として私の前職を通しての医療保険(B社)と、2社の保険を持っていた。

で、本当は医療機関からA社にまず請求が行って、それでもし支払われないものがあったら、B社に請求が行って、それでももし支払われないものがあったら、最終的に とまとまんに請求がくるはずだった。だけど、なぜかA社にしか請求が行われず、残額をとまとまんが支払うべし、という連絡だった。

ちなみに、とまとまんは、A・B社いずれもが「ネットワーク」に指定している医療機関にかかっていたので、どっちにしろAnnual Examは無料にならないとおかしいんだが、ともかくカスタマーサービスに連絡すると、A社にしか請求が行われていなかったので、これからB社に残額を請求します、と。

なので、B社が残金を全額払ってくれるはずだが、もしシステムがわかっていなかったら、何も考えずに請求額を払っていたろう。

医療費の請求書は、間違っていることがよくある、という前提で見たほうがいい。

2017年10月4日水曜日

さえないカスタマーサービス

昨日はピッツバーグの横断歩道で歩行者が優先されてうれしい、という話を書いたが、今日は、日本のほうが優れているカスタマーサービスについて。

日米行き来するごとに思うが、電話口、窓口のカスタマーサービスの対応は、大方、日本のほうがずーっと優れている。

今回の帰国中、みどりの窓口のスタッフの対応に見とれた。郵便局のスタッフの対応も、この上なく親切だった。(はっきりいって、葬儀を担当したお坊さんよりずっと親切だった。)

ピッツバーグに帰ってきて、郵便局のぶっきらぼうな対応に、慣れているにもかかわらず、がっかりした。

横断歩道での心づかいの有無が、電話や窓口のカスタマーサービスの出来不出来と一致しないところが不思議である。

2017年10月3日火曜日

横断歩道を安心して渡れる幸せ

水戸に帰省中、信号機のない横断歩道を渡ろうとしたとき、ついに1台の車も止まってくれなかった。向こうのほうから車が近づいてきているときに、子芋が渡り始めると、全然スピードを緩めない車もあったし、「おまえ、何渡ってるんや!」いう感じの視線を投げてくるドライバーもいた。

横断歩道に足を止めて待っていても、何台も何台も車がただただ通りすぎるので、子芋は横断歩道を指さしてアピールしてみたりもしたが、まったく効果がなかった。

ピッツバーグに帰ってきて、9割がたの場合は、横断歩道で歩行者を優先してくれるので、ほっとする。


2017年10月2日月曜日

Harrison Hills Park Trail:眺めのよいハイキングコース


この週末は務めてのんびりした。土曜日はアリゲニー川沿いにある、Harrison Hills Park に行って、眺めを楽しみながら歩いた。空気が気持ちよかった。この1か月休みなし(仕事は休んだが、活動内容としてはノンストップ)だったので、やっとぼけっとできてよかった。

市内のSchenley Park やFrick Parkもいいが、もうすこし新鮮味が欲しいとき、かといって、Ohiopyle 方面まで行くのはちょっと億劫だというとき、Harrison Hills Parkは遠すぎず、すいていて、きつすぎないトレイルで、なかなかいける口だ、と思った。

2017年10月1日日曜日

父の旅立ち:近所の人からの花束とカード


10か月にわたる闘病を経て、父が先月旅立った。このことは遡って追々書いていきたいと思っているが、父の人生のラスト2週間半を、母・妹・私がみんな一緒に過ごせたのは、すごくよかった。

旅立ちのあとは、通夜・葬儀の準備と本番、そのあとは、さまざまな書類の山との格闘、とやることが目白押しだったので、家に帰ってきたこれからが、やっとさめざめと悲しめるときである。

今日は近所の人が、花束とカードを持ってきてくれた。花束はとても大きくて、結局3つの花瓶に分けて入れた。セイタカアワダチソウやケイトウが入っていたりして、なかなかおもしろい秋の彩りである。ファーマーズマーケットで買ってきてくれたらしい。

近所の人たちは、子芋ととまとまんが不在の間、郵便を適宜チェックしたり、家のトマトやネギたち(バケツ栽培)に水をやったりしてくれていた。ありがたい。おかげで、帰ってきたら、9月も終わりだというのに、まだトマトがたわわに実っていて、おいしく食べた。


2017年7月9日日曜日

ブログ再開にあたっての気持ち

久しぶりに今日からまたブログを書こうと思う。

ブログが3か月以上も書けなかったのは、忙しかったといういうこと以上に、気持ちの余裕がなかったから。

おもしろくなくてもわざと笑うと、笑っているうちにと気持ちが明るくなるのと同じように、
気持ちに余裕がなくてもあえてブログを書くことで、気持ちの落ち着きを味わえたらいいなと思う。

今日は以上。

2017年3月30日木曜日

医療保険制度改正&改悪危機に伴う避妊薬チョイスへの影響

ご無沙汰しています。子芋生きてます。
読者から次のコメントを頂戴しながら、長らくレスポンスできず、今になってしまいました。

小芋さん こんにちは。FNPプログラムが始まり、今学期取っているクラスの1つにHealthcare Policyがあります。課題の1つに自分の州のCurrent legislatureに出ているPolicyを批評するというものがあり、Contraceptive useをState Medicaidでカバーするか否かという案を選ぶことにしました。オバマ元大統領がAffordable Care Actに署名してから早7年、自分の州のState MedicaidでContraceptionが未だにフルカバーされていない事に驚きを隠せません。Federal law→State lawへの法の反映が遅れてしまうのは仕方ありませんが、もう少し早く何とか出来なかったものかと疑問に思うばかりです。わが州のlegislatureはBiennial制なので、そういう事も遅れに繋がっている要因の1つであるとは思いますが、それでも7年も経ってから議会にようやく提出されたところにPoliticsの難しさを感じます。 話題が反れましたが、今回コメントさせていただいたのは、Contraceptiveを最先端にて処方されている小芋さんに、ACA施行以降「Contraceptive useは増えているのか」「Unintended pregnancyは減っているのか」という事を肌で実感されているかお聞きしたかったのです。統計的に見てという事ではなく、Cost-sharingが無くなった事によってContraceptive useのカウンセリングや処方を求めてクリニックを訪れる女性が増えているか(もしくは変わらないか、減ったか)ということを直感的に感じているかご意見を伺ってみたく思いました。子芋さんのご意見を自分のPaperに反映するつもりは毛頭なく、このPaperに取り組んでいる最中に子芋さんのことが頭に浮かび、興味本位でお聞きしたかっただけなのです。もし、お答えいただければ幸いです。よろしくお願いします。

子芋のお返事:
コメントありがとうございます。お返事が大変遅くなりました。もはやペーパーは無事提出なさったころかと思います。

あくまで子芋の直観的感覚をお知りになりたいということですので、直感でお答えします。

ACA以降増えたのは、避妊薬利用者の数だけでなく、長期に使えるIUDやインプラントを選択する女性の割合も増えているように思います。費用の面で躊躇する必要がなくなると、純粋に使いやすさや、避妊効果の高さから、IUDやインプラントが最も理に適う、と思う人が増えて当然だと思います。また患者さんのリクエストだけでなく、プロバイダー側もlong-acting reversible contraceptives (LARC) を第一選択薬として提案するという基本姿勢を持つ人が少しずつ増えていると思います。

Unintended pregnancies は目に見えて減っているようには感じられないです。統計的にも全妊娠のほぼ半数がunintended (これは望まなかった妊娠と、いずれ妊娠は希望していたけど「今」は希望していなかった人を両方含む)という傾向は続いているようです。

トランプが大統領になることが決まった昨年11月以降、またいよいよ彼が大統領に就任したこの1月以降、駆け込みといいますか、ACAがまだ有効なうちにIUDをぜひ使い始めたい、とやや焦りモードで見える患者さんがときどきおられます。先日トランプ政権の新法案は失敗に終わってくれたので、とりあえず今しばらくはACAが存続できるので、子芋としては少しホッとしていますが、心配は尽きないですね。

ちなみにState Medicaidですが、ペンシルバニア州では、保険会社によって、パッチをカバーしていないところがあって、残念に思っていましたが、いただいたコメントを拝読して、パッチ以外はカバーされているだけまだましなのだな、と思いました。パッチを希望される患者さんは数こそ少ないのですが、ときどきパッチ以外はいやだ、という方もいて、そういうときにパッチが選択できないとガッカリです。

ひきつづき、FNPプログラムを楽しく堪能なさってくださいね!

2017年2月22日水曜日

カイロプラクティックにかかる

このところ右股関節と両肩が不調。

右股関節の違和感(ときどき痛みも)は、去年経験した左股関節のインピンジメントのときと同じ感じ。その時は、かかりつけ医にまずかかり、そのあと理学療法士のところに5-6回通った。

今回は、行ける範囲で、友人のパーソナルトレーナーのところに行っている。1時間かけていろいろな運動を習う。運動の種類自体は、インターネットにも本にもたくさん書いてあるわけだが、「いま」の子芋のコンディションに対して、どの運動をどのくらいやるか、という目安をアドバイスしてもらうと、とてもよい。あと、多少関節の調整も図ってくれる。ただちょっと遠い。

近所の人が以前勧めてくれたカイロプラクターのことを思い出し、思い切って行ってみることにした。むかーし昔、子芋が交換留学生だったとき、ホスト父さんがカイロプラクターだったので、カイロプラクティックは経験したことがある。

オフィスに行ってみると、壁にはキルトや刺繍の作品がいっぱい飾ってあって、ホスト父さんの昔のオフィスと雰囲気が似ている。(カイロプラクターはみんな手芸が得意?)

問診票書いて、そのあと少しヒストリーを取ってもらって、早速診察&アジャストメント。あっという間に肩は楽になった。股関節のほうは大きな問題は現時点ではないとのこと。

医療関係者のよしみだ、とか言って、ウェブサイトにあった初診割引よりもさらに割り引いたお金しか受け取らず。次はいつ来るのがお勧めですか、と聞いたら、「まぁ、1か月は大丈夫でしょう。」とのこと。

控えめというか、もうからなそうなドクターであるが、アジャストメントの効果は絶大だし、オフィスも簡素かつ快適だったので、また不調を感じたら、ためらわずに行こうと思う。予約がとてもとりやすいのと、家からとても近いのもよい。パーソナルトレイナーと合わせて、心強いプロだ。

2017年2月20日月曜日

苦痛な採血、快適な採血

以下は、医療場面での患者さんとのコミュニケーションの参考になるビデオ。7分33秒ごろからの、採血の例がとても面白い。事務的で、通り一辺倒で、不安や苦痛をあおるやり方と、うまいことリラックスするような話をしながらあっという間に、かつ快適に(?)やるやり方の対比が見事。

http://ed.ted.com/on/faSfHvFZ

スピーカーのFred Leeさんは、"If Disney ran your hospital : 9 1/2 things you would do differently" (もしディズニーが病院を運営したらどうなるか)という本を書いているようで、ピッツバーグの図書館にも入っているようだ。そのうち読んでみたい。

2017年2月18日土曜日

ミニチュア・ピッツバーグ

ピッツバーグには、Phipps Conservatory というとてもよい植物園がある。美術館のように常設展と特別展があって、特別展の部分が季節ごとにがらりと変わる。今は、蘭と盆栽が特別展コーナーにある。金曜日は夜10時までやっている。(12月などは連日夜10時まで)

今回一番良かったのは、ピッツバーグ市制200周年を記念した、ミニチュア・ピッツバーグの展示。写真では十分面白さが伝わらないので、お近くの方は、ぜひ足を運ばれることをお勧めする。ご覧のとおり、三角州の先端にある噴水や、駅の建物や、ちょっとこの写真では見にくいけどピッツバーグ大学のCathedral of Learningもある。極めつけは、ケーブルカー(この写真には写ってない)。ケーブルカーも、この写真に移っている汽車(ちょうど手前の橋を渡っているところ)も、動くのだ。

2017年2月15日水曜日

Nexplanonの抜去に必要なエモーショナルサポート

子芋が現在勤めているクリニックは、インプラント(皮下埋め込み)避妊薬Nexplanonや子宮内避妊薬(IUD・IUS)の実施率がとても高いところであるが、スタッフの数も多いので、スタッフ一人当たりの実施数は、多いような、少ないような、である。

そんなわけで、これまでの通算(過去の職場も含めて)実施数でいうと、子芋の経験数はとても多い部類に入るので、誰かがちょっと難しいケースに遭遇すると、「子芋、ちょっときてちょ。」ということになる。

典型的なお呼び出し例は、Nexplanonのremoval (抜去)を試みているときに、なかなか先端部分まで到達せず、スタッフが気持ち的に不安になってきた、という場面。

実際のところ、Nexplanonは、入れるのはものすごく簡単(アプリケーターの針を差し込んでからNexplanon挿入完了まで、どんなにゆっくりやっても30秒くらい)だが、抜去には多少の粘り強さと分単位の時間がかかることが珍しくない。特に、やや深く入っている場合には、すごく長くかかっているように体感的に感じられる。

皮膚下にはっきりとNexplanonが触れられないほど深く入っている場合は、いさぎよくあきらめて、超音波下での抜去ができるところにリファーしたほうがよろしい。

でもほとんどの場合は、問題なく触れることはできて、それでも先端部分をつかまえるにつかまえられない、というとき。局所麻酔薬リドカインを注入して皮膚がむくんでしまうし、Nexplanonは動くし。特に、最近トレーニングを受けたばかりの人ほど不安になってしまって、むしろ普通である。(模型での練習は本当に簡単だから。)

選手交代、で子芋が代わってやると、案外簡単に先端がつかまえられるものだが、それは、子芋の技術というよりは、これは絶対にできるはずだ、という信念。それと、Nexplanonの固定(近位側の先端部分を強く押し下げて、なるべく遠位側の先端を皮膚の表面に浮かび上がらせるようにする。シーソーのように。)している手を動かさないのがコツ。

次もし誰かに呼ばれたら、あえて選手交代しないで、Nexplanonを固定する役に徹してみようと思う。そのほうが、本当の意味で、そのスタッフのサポートになると思うし、「できた」という達成感が次回への糧にもなると思うから。子芋がお手柄を奪ってしまっては、意味がない。

それから、処置を始める前に、患者さんに、これは挿入した時と比べて格段に時間がかかるけれど、それが普通だから、驚かないでくださいね、と前もって言っておくとよい。患者さんが心の準備ができるだけでなく、自分の気持ちを落ち着かせるのにも効果がある気がする。

それから、まだNexplanonの処置に慣れていないスタッフがしがちなことは、Nexplanon抜去のために遠位側の先端に切開(3-4㎜)をするときに、Nexplanonに垂直に切開をいれてしまうこと。これは、添付文書どおり、Nexplanon と並行の方向に入れたほうが格段にやりやすい。Nexplanon抜去の経験があるスタッフでも、しばらくやっていないと、ふと垂直方向に切開してしまって、思いがけず苦労することがあるので注意。

さいごに、この記事では 挿入(insertion)と書いたが、患者さんとの会話のなかでは、この言葉は避けて、placement というようにしている。IUDの場合も、IUD insertion とは言わず、IUD placement と言ったほうが、ギョーカイ用語ぽくなくて、よいと思う。

2017年2月14日火曜日

論文投稿までの長い、なっがーい道のり

2014年の秋にプロポーザルを出して、それが2015年の春に通って、
2015年の秋にやっとプロジェクトを実施して、
2016年の春に報告書をだして、
2016年の秋に一部を学会でポスター発表をして、そのあと論文の下書きを書いて、
2017年の今、やっとその原稿が最終段階に入ってきた。
この前、提出するとき用のカバーレターを書いた。

リサーチ・チームのみんなには本当に頭が上がらない。
学校のテストとか、12月、1月の緊急帰国とかで、その都度中断しながらも、ここまでなんとか這いつくばってきたので、なんとしてもがんばる。



2017年2月13日月曜日

フォローアップで感じる手ごたえ

職場が変わると、当然だが、一日中お会いする患者さん全員が自分にとって初めての方たち。これはとても大変。

最近やっと、昨秋に診た患者さんの再診が少しずつ入るようになってきた。

まず、患者さんがまた子芋に予約を取ってくれたことがうれしい。(もし二度と子芋なんか見たくもない場合は、別の人、別のクリニックに予約を取っただろうから)

それから、前回の診察後の経過を聞けることがうれしい。特に、症状が改善したなどのよいニュースがあるとき。

若いティーン(10-14歳くらいのティーン)の心をつかむのにはまだまだ苦手意識があるが、ちょっとずつ慣れてきたかな。

2017年2月12日日曜日

空港送迎のコツ

雑誌で見たこと。なるほどと思ったので、メモ。

朝早くに車で空港に送ってもらう場合、あえて出発ロビーではなく、到着ロビーの前で降ろしてもらうべし。早朝に着く飛行機は少ないので、到着ロビーは閑散としている。

反対に、夜空港に迎えに来てもらう場合、あえて到着ロビーではなく、出発ロビーのほうに迎えに来てもらうとよし。夜遅い時間に出発する飛行機は少ないので、出発ロビーのほうがすいている。

ピッツバーグから日本に向かうとき、朝5-6時に空港に向かって、帰りは夜8-12時ごろとなるパターンが多い。次回試してみよう。


2017年2月11日土曜日

新しい恋人、母さん

子芋の両親にとって、従来、電話はあくまで要件を伝えるためのデバイスであって、おしゃべりをするデバイスではなかった。

なので、子芋が週末に電話なりSkypeなりしても、あまりたくさん語らなかった。というか、「子芋が電話してきた」という事実が彼らにとって一番重要なことのようで、今週どうだったとか、今何に凝っているかとか、詳しいことにはあまり興味がなさそうであった。

子芋としては、両親の近況をもっと知りたかったので、Open-ended questions をさかんに投げかかたんだが、最小限の答えだけが返ってくることも少なくなかった。子芋としては残念だったが、別に両親は子芋を困らせようとしているわけでもない、ということもわかるので、まぁ、しゃぁないか、と思っていた。

父が急に病気になって、そこからあっという間に水頭症まで行ってしまい、緊急手術から回復した後も話ができなくなってしまって、かれこれ3か月。

その間に、以前ならiPadは父におまかせ~状態だった母も、FaceTimeやHangoutが使えるようになった。今では、ほぼ毎朝毎晩話している。前は、こちらが盛んにかける、というパターンがだったが、最近は母のほうからかかってくるようになったのがうれしい。日々の出来事・感想・気持ちをシェアして、母のことが今までよりもっとわかるようになったのもうれしい。新しい恋人みたい。

妹と母、子芋と妹も頻繁に話している。妹は父に似て、とても楽しい人なので、本当に癒される。顔見て話せるのは本当に幸せだ。遠距離夫婦時代もそうだったが、Skype、FaceTime、Hangoutなどのインターネットベースのサービスに感謝感謝の毎日だ。

別に海を越えての距離でなくとも、病院に入院中の人と家族・恋人・友人には同じように「会えない、話せない辛さ」があるわけなので、病院内のWiFiはぜひ普通の設備として備えてほしいなと思う。

2017年2月10日金曜日

auraを伴う片頭痛もちの患者さんが混合ピルを使っているときの話の持っていき方

aura (視野がゆがんだり、キラキラ光るものが見えたりなどの前兆症状)を伴う片頭痛(偏頭痛)の既往のある患者さんがエストロジェン・プロジェスティン混合の経口避妊薬を使うことの問題点を以前に何度か書いた。

http://koimokko.blogspot.com/2009/08/blog-post_13.html
http://koimokko.blogspot.com/2009/09/aura.html
http://koimokko.blogspot.com/2014/10/blog-post_6.html

こういう事実は知っていても、患者さんに話をどう持っていくかで、吉とも凶とも分かれるので注意。今日はコツを示したい。

典型的な例:
大学生。auraを伴う片頭痛もち。これまでの医療機関は、どこかの大学キャンパスのクリニックもしくは出身地のドクター。PCOS(polycystic ovarian syndrome)があったりして、メトフォルミンとスピロノラクトン服用していたりする場合も。もともと混合ピルを始めた理由は、単純に避妊薬としてだったり、にきびを改善したいから、とか、PCOSの治療の一環として、などなど。片頭痛の予防としてつかっているトパマックス(一般名topiramate)のおかげで片頭痛が最近はめったにない、と満足気。

子芋、これらヒストリーを取りながら、とても驚く、があえてそれを患者さんにはすぐ言わない。(コツその1)

驚きの内容は ①auraを伴う片頭痛もちであるにもかかわらず、混合ピル(禁忌!)が処方されている。しかも、②トパマックスは混合ピルの効果を下げるということを患者さんは前医から聞いていない。

初診だったり、初めてのパップスメア(子宮頸がん検査のための細胞診)が控えていたりすると患者さんも緊張しているので、くつろげるようにおしゃべり(大学の様子を聞くなど)しながらSocial Historyを取っていき、続いてパップスメアを含むフィジカルイグザムを速やかに行う。

そして患者さんが服を着てから (コツその2)

  • auraのある片頭痛もちの人が混合ピルを使うことで脳卒中のリスクが増すことの危険
  • トパマックスが混合ピルの効果を下げてしまうという問題

について「心配だ」と述べる。
決して前医を悪く言うようなことは言わない。(コツその3)

より避妊効果が高く、使い忘れることもなく、片頭痛ともトパマックスとの相性も悪くない方法として、IUD・IUS、インプラントの話を持っていく。プロジェスティン単剤のピルについてもさらっとはいうが、避妊薬としての効果は劣るので、お勧め度は低い、と話す。Depo Provera(プロジェスティン注射薬)も安全に使えるが、にきびに関してはむしろ悪くしてしまうかもしれない(そうとは限らないが)、と話す。

話に患者さんがぐぐっと乗ってきて、じゃ、〇〇に変えたい、などという声が聞けたら、それについて詳しく話していくし、もっとよく調べてからにしたい、ということであれば、Bedsider.org や YoungWomensHealth.org を勧める。あるいは、とりあえず今すぐ使える方法として、Depo Proveraなりプロジェスティン単剤のピルを今日初めて、IUD/IUSやインプラントへの気持ちが固まり次第、そちらにすぐ移行する、という段階的な方法もとれる。

コツ1を無視して、その場ですぐ混合ピルの問題点を言い始めてしまうと、患者さんがショックのあまり、その後の会話も診察もできなくなってしまう可能性がある。

コツ2を無視して、そのまま込み入った会話を続けるのはとても間が悪い。

コツ3に関しては、ネガティブコメントをするかわりに、それぞれの医療者はそれぞれいろんな考え方がある、と前医を立てる。そのうえでなぜ子芋は違う考えに至ったのかを淡々と述べると、通じる患者さんには通じる。特に、本来健康をサポートするべきはずのピルが、万一、若くて健康なあなたに脳卒中を起こすようなことがあっては、子芋は悔やみきれない、と心配を示すと、多くの人は納得する。

もし納得していただけない場合、残念ながら子芋は混合ピルの処方箋を書くことはできない、と謝る。面倒だけども、患者さんは前医のところに戻るか、他に混合ピルの処方箋を切ることをいとわない医療者を見つけないといけない。それまでの間、プロジェスティン単剤ピルやDepo Proveraで間をつなぐことはもちろん勧める。

2017年2月9日木曜日

ミーティングと勉強会の頻度について

NPとして3つの組織で働いてきたが、それぞれにミーティングや勉強会に対する取り組み方が非常に違う。

組織の性質も、規模も全然違うので、比べるのも無理があるが、子芋にとっては、定期的なミーティングの場、勉強会の場があるほうが満足度が高い。


2017年2月8日水曜日

「病院のつれない対応」(1/23)へのコメントへのコメント

ベルカンポさん、はじめまして。「病院のつれない対応」へのコメントありがとうございました。

子芋のブログを度々読んでくださっているとのこと、ありがとうございます。実はここ数日、ペンネームを「子芋」から「やるき なし子」に変えようか、というくらいの疲労感がありましたので、とても励みになります。

頂いたコメントに関連して思ったことを書きます。

飛行機に乗ると、非常時の対応について客室乗務員から説明がありますが、
自分の隣に手助けの必要な人(たとえば子ども)が座っていたとしても、
酸素マスクが天井から降りてきたら、まず自分の酸素マスクを装着して、
それから他の人の介助をするように、って言われます。

医療機関ははどこも、たとえスタッフがそろっていても(欠員がなくても)常に大忙しで、厳しい環境であります。そこに、リスペクト、愛情、関心、信頼、といった「酸素マスク」があると、スタッフはますます張り切って100%以上の力を発揮できちゃうように思います。

逆に、最初にスタッフに酸素マスクがないと、極端な話、助かるべき他の命も助からなくなるかとおもいます。

先日1/23の記事は、主に患者の家族の視点での不満をつらつら書きましたが、同時に、自分が医療関係者であるがために、どうしてそういう対応になってしまっているかの裏事情も分かる面があります。(それゆえになおさらもどかしい。)

ベルカンポさんはじめ病院の運営に力を及ぼせる方々には、ぜひスタッフへの「酸素マスク」をぜひ抜かりなくお願いしたいなと思います。

そのうえで接遇教育が伴うと、鬼に金棒だと思います。

反対に、組織がスタッフを大事にする土台なしに、接遇教育だけがくると、すでに疲弊している上にこれ以上頑張れというんか!という反発やバーンアウトをも招きかねない(少なくとも子芋はスネル)、リスクがあるようにおもいます。

2017年2月5日日曜日

挫折、転じてエモーショナル・インテリジェンス

仕事に行ったり、家で洗濯・料理・掃除したりはできているのだけど、アカデミックなペーパーを読んだり、それを踏まえて何かを書いたり、というアタマは、残念ながら今の子芋に欠けている。日本から戻って1週間になるので、もう時差ボケは終わっているのだが、疲労感が抜けきらない。

今週から春学期が始まったのだが、最初の宿題をやるにも集中力がまるで続かなくて、この分だとこの先14週間を乗り切るのはとうてい無理だ、と判断し、今学期は休学する手続きをした。明日までだと授業料が返還される。だけど在籍しつづけるために、600ドルか700ドルの手数料がとられる。(あぁ、ビジネス。)

この決断をするにあたり、この週末はずっと悶々としていて、メンターにも電話して、いっぱい泣いた。前学期、転職したということもあって、2科目を1科目に減らして、大好きなコーラスも止めていたので、今学期1科目をゼロにまで落とすのは、挫折感が大きかったのだ。だけど、メンターは、これは挫折じゃなくて、エモーショナル・インテリジェンスだよ、と言った。人生の中でいつYesと言い、いつNoと言うかが判断できることが大事なんだと。

むむむむむ、まだ完全に心が平和になったわけではない。ただ今晩締め切りの宿題をやらなくてよくなったことにはほっとしている。

2017年2月3日金曜日

レストランの騒音レベル

とまとまんと珍しくレストランで食事をした。夕方まだ早めの時間だったにもかかわらず、奥のほうにに団体客が座っていて、早くも店はほぼ満員。

活気があるのはよろしいが、あまりのうるささに閉口した。別にバンドが演奏しているわけでも、食器が床に落ちたわけでもなく、単に人々の話し声だけなのだが、本当にうるさくて、目の前に座っているとまとまんにも、叫ぶように話さないと聞き取ってもらえない。飛行機の中よりも話がしにくいほど。

床はカーペットよりも板張りのほうが掃除がしやすいのだろうけど、
せめて天井とか壁とかに音を吸収する素材を使わないと、従業員の人たちが難聴になるだろうと思った。(お客はもう行かない、と決めればいいけど。)

ディスコに行くなら、音楽用耳栓をする、という自己防衛もあるが、お客の注文を正確に聞き取るためには、仕事中の耳栓は難しいだろう。

保健所は適宜レストランの衛生状態のチェックに入ったりしていると思うが、ノイズレベルのチェックというのもいるんでないかと思う。(もうあるかも?)

2017年2月2日木曜日

水騒動

ピッツバーグ市内の一部(といっても結構広い範囲)で、水道水の塩素含有量が基準より低かったことが分かったとかで、水を煮沸してから飲食に使えというお達しが出た。その翌日には、手や食べ物を洗ったりするのにも水道水は避けろ、というレベルに引き上げられて、こりゃこまった、と思っているうちに警告は無事解除されたので、終わってみれば、めでたしめでたし。

ミシガン州フリントで水道水が鉛で汚染された事故があったが、そのときはこんなに簡単に解決しなかったわけで、どんなにか大変だったことかと思う。

2017年2月1日水曜日

Mirena と Skyla の姉妹、Kyleena

「新しい」IUS (プロジェスティンを放出するタイプの子宮内避妊システム)として売り出すのはどうかと思うが、バイエル薬品が米国内で展開しているにIUSに Kyleena(カイリーナ)が昨秋加わった。

従来のMirena, Skyla と合わせて3姉妹に例えると、

長女:Mirena(日本語名はミレーナ、米国での発音はマイリーナ)。Levonorgestrel 20㎍/日。妹たちよりも、月経量・頻度を減らすのが得意。1年後の無月経率は20%。(全体として月経は軽くなるのだが、5人に1人は月経がなくなるほどに軽くなるということ。)添付文書上の使用期間は5年間まで。(実際は6年は効果あり。)

次女:今回加わったKyleena(カイリーナ)。Levonorgestrel 17.5㎍/日。1年後の無月経率は12%。添付文書上は5年間まで使えると書いてある。インサーターの細さはSkylaと同等とのこと。子芋はまだ使ったことがない。

三女:Skyla (スカイラ)Levonorgestrel 14㎍/日。1年後の無月経率は6%。つまり、月経量・頻度は減っていても、無月経になるほどにまで減る人は少ない。添付文書上は3年間までの使用。


子芋の個人的な姿勢:

  • 患者さんが特別にSkylaをリクエストしない限り、IUS希望の方には、出産経験にかかわらず、基本的にMirenaを勧める。より長く使えるし、スポッティング(少量の出血)の頻度が一番すくないから。とくに、月経量・月経痛のコントロールをはかりたいときは、Mirenaを第一選択にすすめる。
  • しかし中にはMirenaのインサーターだと内子宮口がどうしても通りにくいことがあり、その時にSkylaに急きょ持ち変えると、さっきまでの抵抗がウソのようにするっと入ることがある。
  • そういう場面にKyleenaがあれば、Mirenaほどの月経抑制は期待できなくても、5年は使えるし、スポッティングもSkylaほどは頻繁でないと期待できるので良いと思う。
3ついずれも費用的にはたぶん大差ないと思われる。現在のところ医療保険はIUD・IUS費用をカバーするよう基本的に義務付けられているので、患者さんにとっては、どれを選んでも費用は発生しないはずである。(トランプ政権では、今後どんな改悪がなされるかも分らんが。)

患者さんが自費でIUSを希望している場合は、もう一つ別の会社から出ているLilettaのほうが価格面でのメリットが期待できそうだ。




2017年1月31日火曜日

気管切開という選択

父は、たぶんこちらが思っている以上にこちらの言うことは相当わかっているのだが、首をたてよこに振る以外、思っていることを声や文字を通してこちらに伝えることが困難なため、家族が代わりにいろいろな意思決定をしなくてならない。

今日は父の気管切開が無事終わり、本当によかった。気管切開するかしないかということを、帰国中、家族と非常に悩んだが、蘇生という観点からではなく、「今」少しでも呼吸と痰のケアが楽になるようにという観点から、気管切開を選んだ。

父がこれをどう受け止めたか、確かめようがないが、尋ねたいところだ。

2017年1月30日月曜日

ミミズくん健在

帰ってきて、地下に置いているバケツの中のミミズくんたちを見に行った。元気そうでとても安心。エサとして入れておいた生ごみも、ほとんど匂わず。とまとまんが1週間貯めてくれていた生ごみをまた足した。

2017年1月29日日曜日

入国審査のあとの物々しい雰囲気

シカゴ空港で入国審査・税関を終えて扉を出たら、プラカードを持った人が大勢いて(「弁護士がご入用ですか?」などと書いてある)、メディアっぽい人たちもたくさんいて、変な雰囲気だった。

日本に帰国していた一週間、テレビも新聞もインターネットすらもろくに見ていなかったら、トランプ大統領がシリアやイランなど7か国の国民の入国を禁じたことも知らなかったんだが、後から考えるとその関連の騒ぎだったのだと思う。

子芋は幸い、突然の強制送還に遭うこともなく、スムーズな乗り継ぎでピッツバーグまで帰ることができて幸いであった。もし自分が対象7か国の国民だったりしたら、こうは行かなかったのだと思うと、やるせない。

2017年1月28日土曜日

年休を買うという制度

今勤めている病院では、休暇を1年につき1週間分まで購入できるという制度がある。価格は自分の給料に応じた額である。(例えば1週間分購入するときは、自分の1週間分の給料を支払う。)

日本への往復をやっていると、1週間なんてあっという間なのだが、今回の帰国はこれでちょうど賄えた計算。

今残る休暇時間はあと7-8日分のみなので、来週からまた頑張って働く。年休は働いた時間に応じて、2週間ごとに加算されていく。(最初にドバっとはもらえない。)手持ちの休みを使い切ってしまう状態になった場合は、無給の休みを申請する。

自分や家族の病気などで休む場合は、別の形で休みを申請する制度があるが、1000時間だったか1年だったかその組織で働いた履歴がないと、この制度には応募できない。

2017年1月27日金曜日

大事な情報を家族で共有するということ

父が病気になって、今まで父がひとりで担当していた家のなかの細かいことがたくさんあることが分かった。特に、母はIT系は今までiPadすらまともに触っていなかったので、父の不在をバックアップするのはとても大変である。

子芋も子芋の妹も、父のパソコンのパスワードを忘れていたが、とまとまんが覚えていてくれて助かった。


父が使っていたiPadで父に来ているメールが確認できるので、重要そうなメールは、子芋や妹が代理で返信。(4ケタのiPadパスワードを知っていてよかった。)


どこにどの仕事の書類があるか、とかいうことになると、なかなか大変。というか、お手上げ。


リビングウィルのようなものはついに見つからず。


教訓:

  • いざというときのために、重要書類の保管場所、パスワード(もしくはその在り処)など信頼できる人と共有すべし。

  • 電子的に管理している書類に関しても、場合によっては共有フォルダでシェアするなど、自分が開けられなくても信頼できる誰かが見られる仕組みを作るべし。
  • リビングウィル、遺書はじめ、自分の好き嫌いや判断の優先順位などは、普段から家族などに公言しておくべし。


2017年1月26日木曜日

イチゴのさしいれ

子芋が小さいときから家族ぐるみで付き合いのあるFさんが、ちょうど子芋が帰省中にイチゴを差し入れに来てくださった。入院中の父や、父を支える母のことをとても心配してくださっているとのこと。

米国の、ただただ大きいがちっとも甘くないイチゴを食べなれている子芋にとって、Fさんのイチゴは、世にこんなおいしいイチゴがあったのか、と思うほどのおいしさであった。

Fさんのように、子芋の家族をよく知っていて、近くで見守ってくださる方々の存在が本当にありがたい。

2017年1月25日水曜日

かかりつけ医について一考

今回父が入院、転院、再転院、という経過をたどる中で、いつものかかりつけ医が入院先や転院先の医師と我々家族(特に母)の間に立って、説明(専門用語から普通のことばに翻訳)や相談に乗ってくれたら、もっとよかったのになーと思う。父にはかかりつけ医がいるけど、入院したあとはすっかり入院先の医師の担当だけになってしまい、かかりつけ医と入院先の医師がコンタクトを取ったことはたぶんなかった。(おそらくそれが普通の対応なんだと思う。)

もちろん、病院から退院して、これからはかかりつけ医が担当、という状態になった場合は、連絡を密にするのだろうが、必ずしもそうでない場合(自宅には帰れないとか)でも、かかりつけ医と要所要所でつながっていられたら、きっともっと心強いと思う。

2017年1月24日火曜日

店先の買い物カートの大きさ

昔初めて米国のスーパーに行ったときは、買い物カートの大きさにたまげた。Costcoに行ったら、さらに大きくて、またたまげた。

最近は逆で、日本のスーパーに行くと、買い物カートの小ささにむしろ驚く。日本でもCostcoが広がっているらしいが、買い物カートはやっぱり大きいのかな。

2017年1月23日月曜日

病院のつれない対応

日本に帰国するたび、ありとあらゆるところのサービスや気遣いが丁寧で感動する。

レジでちょっとでも並んでいたら、手の空いている店員が小走りで駆けつけて別のレジをすぐ開けてくれたり、全然待っていなくても「お待たせしました!」と言ってくれたり、お店やビジネスに電話しても大概すぐに人が電話に出て(アメリカだと出鼻は自動音声対応が少なくない)くれるし、もうなんて便利な国だ、と再確認するのが毎度のことである。

けれども、医療に関しては、このパターンがなぜか見られないことも珍しくないということを、身をもって体験中。

例1)面会時間の制限。某病院がインフルエンザ対策と称して、病院全体の面会時間を17時から19時の2時間に縮小したのには憤りを感じたが、それがのちに面会そのものを禁じたことには、言葉も出なかった。

例2)病院に患者や家族が使えるWiFiが整備されていない。もし個人もちのWiFiがあっても、SkypeやFafeTimeができるのは、ロビーとかまでいけるぐらい元気な人たちだけ。

例3)入院中の患者やその家族に経過の説明が非常に少ない。某病院では1か月あまりの入院中、初期と退院間際にはまとまった説明があったが、その間の日々、また一週間単位でのアップデートがほしかった。

例4)医療関係者は父の治療はもちろん熱心にしてくれるが、母はじめ家族には関心がない(世間話でリラックスさせるとか、調子を聞くとかいうこともない)ように思われる。

例5)病院にもよるが、3人部屋、4人部屋、6人部屋など、相部屋が基本で、希望しても個室にとても入りにくい。

例6)もちろん個人差もあるが、患者や家族に対する言葉の使い方が偉そうな医療関係者が少なくない。様づけはむしろしなくていいから、基本的な言葉の使い方が改善できるのにな、と思う。

なんだか不満ばっかりになってしまったが、本当のところは、ひとりひとりの医師や看護師や看護助手たちは、必死に、可能なかぎりのベストを尽くしている。人間誰だって厳しい環境のなかで目いっぱい働いていると、優しさも気配りも使い切ってしまう。働く人にもっともっと優しさと気配りが注がれると、それがまわりまわって患者にも家族にも注がれるようになると思う。

2017年1月22日日曜日

飛行機の中で急病人

先月日本から帰ってくるとき、シカゴからピッツバーグに戻る飛行機内で急病人が出て、「お客様の中で医師・看護師などの方がいらっしゃいましたら、客室乗務員までお声かけください。」のアナウンスに対応した。そのときは結局インディアナ州のどこかに緊急着陸した。

今回は、ニューアークから成田に向かうの飛行機の中で、同じようにアナウンスがあった。子芋のほか、整形外科医とリカバリー室の看護師が名乗り出て、対応した。今回は幸いあと2時間半で成田に着くというところで、症状的にも重症とは思われなかったので、機内にあった薬で対応して、あとは横になって休んでもらった。

ともかく、無事に到着してよかった。

2017年1月21日土曜日

ふたたび、急きょ帰国

先月に引き続き、父のことで急きょ帰国することにした。けっして父の病態が急変したわけではなく、むしろ今はやや落ち着いている。ただ、大学病院から地元の病院に戻ってきたのち、医師の説明に困惑するところがあり、また今後の医療方針についても医師や家族と腹を割った話が必要な時期にきているため、子芋参上のときである。


2017年1月20日金曜日

あこがれの、みみずコンポストを始める

vermicompostingをご存知だろうか。魚釣りの餌に使われているようなミミズに野菜くずなどを食べてもらって、土づくりをする一つの方法のこと。

植物園の無料講座でこのことを知って、いつかやりたいと思ってきた。とまとまんは難色を示すので、なかなか開始できず、そこへさらに父が入院したりして気持ち的に落ち着かない日が続き、ますます決心がつかなかったが、ある時思い切って、やっぱりやろう、と思った。

まずはミミズを手に入れることから。地元で育てている人に分けてもらおうと思ったが、Craigslist やFreecycleなどでは見つからず、結局はペンシルバニア州内のあるミミズ屋さんからインターネットで買った。送料込みで20ドルくらい。(とまとまんは子芋がミミズを買ったことと、20ドルも使ったこととに、二重でショックを受けている。)

日本料理店の店主にもらってきた空の醤油容器(バケツ)に、1か月分くらい生ごみを貯めておいたので、それに小さくちぎった新聞紙や段ボールなどの紙類を混ぜて、程よい湿り具合にし(水が滴るほどではいけないとのこと)、そこにミミズちゃんたちを放した。

もっと詳しく書くと、バケツは二重にしている。バケツ1つには底と側面にドリルで穴をあけて、もう一つの穴の開けてないバケツの上に重ねている。そうすることで、余計な水分があれば、穴をとおして下のバケツに流れていく。そして、バケツの上には、古いTシャツをかけて、通気性の良いフタ代わりにしている。

さいわい今のところ、みみずちゃんたちは元気そうで、小包で届いたときよりも大きくなっている。今後がますます楽しみ。

父の具合について、このところ毎朝毎夕のように母や妹と電話やHangoutやメールをし合う今日この頃。いろいろと落ち着かない中、ミミズちゃんの成長や、生ごみが少しずつ土になっていく様子をみると、ちょっとほっとする。

2017年1月10日火曜日

病院に入院中の家族が泊まれる宿

父の転院先は、実家から高速道路を使って1時間余りかかるところだった。母は高速道路の運転に慣れないので、病院のそばにアパートを借りることにした。

通常のアパートは、やはり契約期間が1年とか2年とかあり、また敷金や礼金もあるので、このさきどれだけ滞在するかわからない身には敷居が高いし、不動産屋・大家さん側も乗り気になってくれないということが分かった。

AirB&Bとかシェアハウスも探したが、すぐに入れて、かつこの先数週間続けて滞在できるところは見つからなかった。

それで、結局、ウィークリーマンションを契約した。インターネットで空室検索も契約もできて便利だったが、人数が増えたとき、減った時にいちいち連絡を入れないといけない、とのことで(そのたびに布団を借りたり、返したり。人数が増えるときに料金が増えるだけでなく、布団を返す時に引き取り料が毎回発生)あほらしいので、子芋や妹が時々泊まってもよいように2人入居ということで申し込むとかなりの金額になってしまった。

申し込んだ翌日に入居できてよかったが、あまりの狭さと、貧弱な作りに、涙が出た。母は、ただありがとう、ありがとう、という感じで、気にもしていないようだったが、それがまた子芋にはこたえた。

きっと日本全国、いや世界中に同じような境遇の家族がいるんだと思う。子ども病院の周辺には、マクドナルドハウスが整備されているところもあるが、大人の患者の家族にも、帰ったらちょっと落ち着ける滞在先がいるよなぁ。

2017年1月9日月曜日

医師の説明の解説をするメール

先月帰国した際、父の状況や家族の様子について、おじ・おば・いとこたちにメールで経過をまめに書いていた。

父のようすが少し落ち着いて、子芋がピッツバーグに戻ったあとも、1週間に1-2回はアップデートをメールで送っている。

一番遠いところにいる子芋が、スポークスパーソンの役をするのはちょっと変なのであるが、医療情報となると子芋のほうが母や妹よりも得意ということもあり、なんとなくこの役に落ち着いている。

今まではなるべく明るく書くように心掛けていたが、この週末は、厳しい現状も伝えないといけなくて、書こうにも心がそわそわと落ち着かず、掃除をしたり、友達に電話したり(こういうときに限って出ない)したあと、ようやく取り掛かった。

悲観ばかりしてもしょうがないし、かといって、無邪気にただ楽観視してもいけないし、そのあたりを書くのがとても難しかった。おじ・おば・いとこは皆日本国内とはいえ、それぞれ遠方。見舞いといってもみんな長旅となってしまうのが大変。

2017年1月8日日曜日

自分の戸籍謄本が郵送請求できないという滑稽

先月の帰国中、本籍地のある自治体に、郵送で戸籍謄本を請求しようとしたが、海外在住先の住所からの郵送請求はできるのに、帰国して日本にいる子芋が現住所あてに郵送請求することはできないという。仕方がないので、母に委任する委任状を書いて、母が子芋の戸籍謄本を請求するという形にして、母の身分証明書を同封すると、請求できた。

おかしなシステムである。

結局、父の転院先に子芋も移動したりして、その後も戸籍謄本を手にする前にピッツバーグに戻ってきてしまったんだが、今後また戸籍謄本を郵送請求するのはもうばかばかしいので、次回帰国した際には、本籍地を実家のある自治体に変えるつもり。

2017年1月7日土曜日

池の上でアイスホッケーする人

今朝のさんぽ中の風景。池の上でアイスホッケーするひとたち。
 つららを取って剣のようにしようと思ったが、取れず。

2017年1月6日金曜日

介護する側が介護される役に急になるということ

11月半ばに急に病気になるまで、父は母と一緒に祖父母の介護をになっていた。父は持ち前のユーモアのセンスで、普通の人だったら腹を立てるような場面でも笑いに変えて前向きに取り組むのが得意。ゆえに、父にとっては義父母にあたる祖父母の介護は、父がより直接的に、母は後方支援的に二人三脚でやるとうまくいっていた。

今回父が病気になり、入院、さらには遠くの病院に転院、という事態になり、母も転院先の病院そばにウィークリーマンションを借りた。その間、叔母たちが、祖父母の介護を全面的に担当・調整してくれて助かった。

前後して、子芋の元同僚のお母さんが、氷の上で滑って骨盤を骨折。お母さんはお父さんの介護をしていたそうだが、入院でできなくなったので、元同僚が介護を急きょ担当。

介護者がいつも、いつまでも元気とは限らない、という当たり前だが悲しい現実。

2017年1月5日木曜日

医療チームからの説明がほしい

先月慌てて日本に帰国して、2週間ほどいた間は、医師に直接質問ができたので、納得のいく説明が得られてよかった。が、一旦ピッツバーグに引き上げると、その後、母を通して聞く医療チームからの説明は非常に内容が乏しい。

そのうえ、23日は天皇誕生日、12/29-1/3は年末年始、でリハビリもお休みとなり、悔しい。(でまた、成人の日で今度の月曜日もまた休みらしい。祝日天国。病人と家族にとっては、祝日地獄。)

年末年始の間に、母、妹、妹の夫、とまとまん、子芋、の5人で質問リストを作った。が、医師は医師で3が日明けに説明の用紙を用意してくれていたので、結局質問リストは役立たなかった。(居合わせたら、もちろん質問したわけだが。)

医師が3週間分くらいの経過と今後の見通しをまとめて説明してくれてよかったが、こんなに溜めないで、せめて1週間ごとに説明のひとときを取ってくれると、家族としては、ありがたい。よいニュースも、かんばしくないニュースも、共有することでもっとお互いの信頼も益すと思う。

それから、我々の質問リストを見た医師が、質問はその都度してもらったほうがいい、とか、というような回答をしたそうなんだが、マメに説明してもらっていたら、そもそもこんなに質問はたまらなかった。

それから、専門的な質問が多いので答えにくい、というコメントもあったようなんだが、家族みんなが医療関係者、なんていう家族に対応するときはどうしているのだろうね。患者・家族が求めているニーズに応じて説明するのがプロだと思うんだけど。

大名行列的な回診も、少しは患者と家族のベネフィットになるようにやってもらえたらいいと思う。

2017年1月4日水曜日

とまとまんの3泊5日帰国

とまとまんが父と家族の様子を見に行ってきてくれた。彼の今回のミッションの1つは、母のWiFi環境を整えることだった。

病院に患者や家族が使えるためのWiFi環境がないのは痛い。日本はWiFi環境のない病院も珍しく内容で、意外に思う。病院内の喫茶店ですらWiFiがないので、すごく残念。

とまとまんの特訓により、母もFaceTimeやHangoutを使えるようになった。電話代を気にせず話せる環境が整って、本当に感謝。


2017年1月3日火曜日

ニューイヤーレターを送信

父の体調が非常に心配な今日この頃。仕事に集中しているとき以外は、そわそわとどうしても落ち着かない。

心配は尽きないが、何年かぶりにニューイヤーレターを書いた。前書いたのはいつだったか思い出せないくらい前である。今回は英語版を先に書き、日本語版を後から書いた。

明日になると、また父の具合がどうなるかわからない。変わるとまた書き換えないといけないので、えーーい、と送信してしまった。

が、最近メールのアドレス帳の管理がまるでできておらず、届かずに帰ってきてしまったものが多かった。届かなかった方、ぜひご連絡ください!と言いたいところだが、それは無理ってもんやね。

郵送でないと届かない方々の分を印刷するところまでは体力がもたず、断念。

2017年1月2日月曜日

Googleの電話、日本でも役立つ

昨年2008年から使っていた携帯電話をついに止め、GoogleのProject Fiに切り替えていたのだが、これが日本帰国中にもとても役立った。

特になんの手続きをしなくても、空港についてすぐにインターネットもテキスト(SMSメッセージ)も使えた。電話として使うと日本国内にかけても「国際電話」になってしまうが、Hangoutなどインターネットベースの電話もどき機能を使えば無料通話できるので、「国際電話」しないといけない場面は少なかった。

おすすめです。

2017年1月1日日曜日

緊急帰国を決めた日の朝

あっというまにお正月になりました。
ご無沙汰しております。やっとブログを再開します。

友達のおかげで、おいしいおせち料理とお屠蘇で新年を始めることができました。

以下はもう1か月ちかく前の話。

家族の中でも抜群に元気な父の体調が急に悪くなり、急きょ日本への帰国を決めた。朝起きて、妹と電話で話し、それから上司に連絡。その間、とまとまんが飛行機を検索。

即インターネットで飛行機を押さえようとしたが、出発まで6時間を切るとインターネットでは予約できないということで、航空会社に電話。10-15分ぐらい自動応答メッセージを聞いたあと、ようやくオペレーターにつながり、無事予約・購入完了。

バックパックに荷物をあわただしく詰め、期末テストに取り掛かった。テストは翌日の夜8時締切だったので、日本についてから受けるという手がないでもなかったが、プリントもろもろを携えていくカバンの余裕もないので、速攻受けることにしたわけ。

テストは75分の制限時間だったが、バスに間に合うためには60分以内に終えないといかんぐらいに時間が迫っていたので、とにかく受けて、見直しもしないで出して、そのあとラップトップパソコンをバックパックに突っ込み、バス停まで走った。

なんとか間に合ってバスに乗れ、空港にもほどよい時間につくことができた。

今回の経験で学んだこと:
急な飛行機の予約には航空会社への電話が必要
バックパックは背負っても走れるくらいの軽さにすべし