2022年1月17日月曜日

マスク反対、かつワクチン反対の保護者への対応に困る

 ピッツバーグを含む、アリゲニー郡のコロナウイルス感染者は、ここ1-2週間でぐっと増えている。数日前は、ピッツバーグ子ども病院の看護部長が、全国ニュースでインタビューされていた。

こういう状況であっても、コロナウイルスワクチン対象年齢の自分の子どもに、なお断固ワクチンを受けさせない、という保護者はいまだなお多い。どういう理由で受けさせたくないのか、サポーティブに聞いていくように心掛けているが、先週は、ワクチンだけでなくマスク着用すら反対だという保護者と出会い、心底困った。その保護者自身が医療関係者だというので、余計に心が折れそうになった。

人間だれしも死亡率は100%だけれども、ワクチンなりマスクなり、使える予防策は活用して、防ぎうる余計な感染症や合併症は避けられるに越したことないやん、という基本理解が共有できず、むしろコロナウイルスに喜んでかかります(&かからせます)という保護者。けれども、いざかかったら、入院したら、あなた方だけでの問題で終わらない。

そして、あなた方からさらに他の誰かに感染を広め、その感染者だけでなく、まわりのクラスメイトや先生や、医療者がみーんなシワ寄せを食うのである。