ピッツバーグ市内の高校と茨城県日立市の高校の生徒たちが、彼らの交流プログラムの報告会を開いてくれた。このプログラムは「キズナ強化プロジェクト」と呼ばれ、アジア太平洋・北米地域から若者を日本に10日ほど招きし、また日本の震災被災地の若者を世界に派遣する事業だそうだ。
詳しくはこちら
http://sv2.jice.org/kizuna/e/what/about/
http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/kizuna_project.html
ピッツバーグの生徒20数人は夏に日本を訪問していて、日立の生徒24人がいまピッツバーグを訪れている。滞在中は、それぞれホストファミリーのところに宿泊。
ピッツバーグの生徒さんたちは日本滞在中に、茨城県知事、港の漁師さんらとも会ってきたとのこと。またボランティア活動として、街に花を植えていた。
日立の生徒さんたちは主に震災とその後の様子を発表してくれた。私はもともと茨城県の出身なので、日立の震災の写真を見るのはとても辛かった。とくに、崩れ落ちた体育館の写真。北茨城市の五浦六角堂が津波で流されて跡形もなくなり、でもその後寄付で再建されたとの報告も。
ピッツバーグの和太鼓グループの演奏がとてもすばらしかった。日米協会のスタッフによる、ゆかた着付けコーナーもにぎわっていた。(ゆかたの生地の質がとてもよく、感心した。)
高校生同士の交流は、体験する本人にとってはもちろん、その周りの家族、友達、そして今日の私のように報告を聞くだけの立場の「街の人」にとっても、ものすごくインパクトがある。というか、私も16年前は、ミシガン州に行った交換留学生であった。国家防衛費のほんの一部でも高校生交流事業に回して、今以上に交流事業を活発にしたら、戦争はなくなるとかなり真剣に思う。
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