2020年7月8日水曜日

語学アプリ Duolingo にハマる

子芋ととまとまんは、日本に住む甥&姪たちと毎週土曜日Skypeで英語でおしゃべりしている。もう2-3年はやっているかな。

最初に教えたのは、
1)How do you say XXX in English?  と
2)What does XXX mean? の二つである。

1)は、何か言いたいことがあるけど、それを英語でなんて言っていいかわからないときに聞くために必要なひとこと。
2)は相手が言った言葉がわからなかったときに聞くために必要なひとこと。
その昔、大学のフランス語の先生が、教えてくれたフレーズの英語版である。

日本の公立中学校・高校でごく普通に英語を学んでいる甥姪たちも、この2つを使えば、いきなり英語おしゃべりが可能。とはいえ、やはり基本的な語彙数が少ないと、話すのも聞くのも大変である。(いちいち上の二つの質問をし続けなきゃならん。)

そんななか、ある日とまとまんが、ピッツバーグ発祥の語学学習アプリDuolingoを中1の甥っ子に勧めてはどうか、と言った。子芋はDuolingoのことは聞いたことはあったが、実際使ったことがなかったので、勧めるにあたっては自分もやってみないと、と思い、スペイン語と中国語を始めてみた。

すると、思いがけず、自分がハマってしまった。何年も前に覚えた単語が、意外とよみがえってくる。そしてなにより、勉強というよりはゲームをしている感覚なので、苦痛がない、というか、むしろやり過ぎないように注意せねばならない。それと、英語からスペイン語、英語から中国語、を学ぶと、日本語からスペイン語・中国語を学ぶよりも理解しやすい。

読む・書く(もしくは単語を並べ替えて文章をつくる)のほか、聞き取って書く(あらかじめ並べてある単語を並べ替える。ダミーの言葉も並んでいるので、注意が必要。)とか、話す(マイクに向かってしゃべる)問題もある。パソコン、スマートフォン、タブレットいずれからもアクセスできる。

今では、甥・姪たちのほか、とまとまんもDuolingoに参加していて、お互いに「友達」としてつながっているため、学んでいる言語はバラバラでも、相手がどのくらいポイントを稼いでいるか見えて、よい刺激である。

それから、「リーグ」と呼ばれる、いわば階級制があって、自分がいるリーグ50人くらいのうち上位10人とか20人とかが翌週に次のリーグに進める。(逆にリーグの下位にいると、次の週には下のリーグに降下する。)別にこれは気にしなくてもいいんだけど、どうせなら、と思って、一応次のリーグに進むに足る順位は維持しようと思うと、ついまたやってしまう。リーグの番付をみてみると、英語を学んでいる人がやはり一番多い(いろんな言語から英語が学べる)が、スペイン語、ドイツ語、そして日本語をやっている人も結構いる。変わったところでは、ハワイ語、ナバホ語なども。

最初に獲得しておくべき基本単語・基本表現の獲得をはかるうえで、大いに使えるツールだと思う。ちなみに、有料版だとより使い勝手がよりいいが(試してみた)、無料版でも十分。ただし無料版は、広告がはいる。それと間違えた時にハートマークが一個ずつなくなって、5個あったハートがゼロになると、次の日まで待つか、たまっているジェム(宝石)をつかってハートを「買う」か、もしくは練習問題をして無料でハートを獲得しないと、その日はもう先に進めない。こういう制約が面倒だったら、気持ちよく会費を払えばOK.

お試しの価値あり。もしハマってしまっても、子芋は責任を取りませんよ~

2020年7月6日月曜日

ゴミ拾い写真コンテストで一等賞

先日、子芋住む地区のオーガニゼーションの呼びかけで、ゴミ拾いイベントがあった。といっても、COVID-19のさなかだから、例年のように大々的に開催するわけにはいかず、参加者各自social distancing を守って、バラバラに自分の近所のゴミを拾う、というもの。さらに、ゴミ拾いの成果の写真、あるいは風変わりなゴミの写真を撮って、主催者に送るように促された。

その日、とまとまんは日本の友達とZoomで同窓会をやっていたので、子芋ひとりゴミ拾いスタート。1時間半ほどでゴミ袋はいっぱいになった。帰宅して、とまとまんに成果写真を撮ってもらった。

この写真、子芋のポーズと満杯のゴミ袋が良かったと見えて、なんと写真コンテストの一等賞を獲得。Tシャツ1枚が届けられた。このオーガニゼーションの次回の季刊誌に写真が掲載されるそうである。

このところ、努力してもなかなか実現できない課題がいろいろあり、落ち込みがちだったのだが、今回の写真コンテストに関しては、大した努力も時間もかけずにさらりと一等賞を獲得。願わくば、これで運を使い果たしてしまうのではなく、ますます運を呼び込みたいところである。


2020年7月2日木曜日

お変わりないですか

ある日、子芋と とまとまんは、子芋の妹夫婦とインターネットのビデオ通話でお茶会をしていました。

子芋妹の夫:「お変わりないですか~」(当然ながら、彼が意味したのは、"How are you?")
子芋:「おかわり? もうこのパンケーキ、ラスト一枚やけど?」(パンケーキを持ち上げ、見せる)
子芋妹の夫:「????」(キョトンとしたまなざし。返事に困る。)
とまとまん:「子芋、何言っとん?」


とんだ「おかわり」間違いをしでかした子芋でした。とまとまんは、その後1週間、毎晩この会話を思い出しては、大笑いするのでした。

2020年7月1日水曜日

Black Lives Matter の動きのなかで

人種差別に反対する運動が全米にとどまらず、他の国にも広がっている。差別を受けてきた人種だけでなく、白人もこの動きに参加している人が多い。

そんな中、子芋が仕事で行くある町(ピッツバーグから約1時間)では、
Unborn Lives Matter 
という看板が登場した。

直訳すると、「まだ生まれてない命(胎内の命)は大事だ」、ということになる。
人工妊娠中絶に反対する声だ。

語調は"Black Lives Matter" と一緒だが、あえて"Unborn Lives Matter" とのみ書いてあるために、この看板を立てた人たちにとっては、胎児は大事だが、Blacks Livesは大事でない、と暗に言っていると思われる。

Black Lives Matter. Unborn Lives Matter, too. と抱き合わせて書いてあったら、まだよかったかもしれないが、おそらくそういう意識はこの看板の主にはないだろう。

個人の判断として中絶を選ばないのはまったく結構だが、中絶という選択肢を他人に与えないようにしようという圧力には、子芋は賛成できない。