2013年7月12日金曜日

暑さの忘れ方

猛暑が続いている。四国の夏は暑いと分かっちゃいたが、毎日毎日毎日暑いと休憩したくなるねぇ。

しかも、とまとまんと私の住むアパートにはエアコンがない。いまどき少数派だとおもう。幸いなことに扇風機は1台あるので、それをあっちの部屋へ、こっちの部屋へ、と移動させながら使っている。扇風機さえあれば、大丈夫。

さて、
5月にピッツバーグの図書館でのスペイン語教室に久しぶりに行ったとき、参加者の一人からCoffee Break Spanish という無料の Podcast のことを教えてもらった。今でも本当に感謝している。この暑い夏も旅行中を除き平日はだいたい毎日聞き続けることができ、今日で Lesson 57 まで来た。なおこのシリーズはLesson 80 まである。

不規則動詞の過去形の活用とかを暗記していると、一瞬暑さを忘れられるというオマケもある。

しかし、次の職場のことを考えると、スペイン語より中国語のニーズのほうがありそう。

2013年7月11日木曜日

選挙に投票できない

参議院選挙の期日前投票が始まっている。投票用紙が  とまとまん には送られて来たが、自分には来なかった。選挙人名簿に登録されてから3ヶ月たたないと選挙の投票はできないのだそうだ。転入届を出してから3ヶ月に満たない私は今回の選挙に参加できない。残念。

海外でも在外選挙制度を利用すれば国政選挙には参加できるが、その場合もやはり手続きに時間がかかる。申請自体は海外に移ってすぐにでもできるが、在外選挙人名簿に登録されるためには、3ヶ月以上継続して同じ領事管轄区域に住んでいることを在外公館が確認する必要があるので、ここでも3ヶ月ルールにぶち当たってしまう。

法律とはいえ、残念である。

2013年7月10日水曜日

とまとまん の名言 その1


〜とまとまん の本日の名言〜

「しんどい」と「楽しい」は紙一重である。

解説:
とまとまん曰く、「人生これまでを振り返ってみると、すごくしんどい場面のことが楽しく思い出されたり、一見楽しい内容のようでも実際のところはなかなかしんどかったりすることが多い。しんどいと感じるときは、自分の気の持ち方を工夫して、楽しいと感じる方向に持って行くべし。」

2013年7月9日火曜日

大学3年生へのメッセージ

先日、母校の3年生向けに話をさせてもらう機会がありました。

3年生である学生たちがこれから進路を考える上でのきっかけとなるような内容を、と先生からリクエスト頂いていたので、今までやってきた仕事の内容に加え、どうして留学しようと思ったのかとか、実際留学する前や留学中はどうだったのかとか、今回の転職から学んだこととか、そういう泥臭いプロセスの話もしました。

振り返ってみると、大学時代とくらべ、内容こそ多少違えども、今もまたこれからの進路についていろいろ迷い、悩み、模索中の私です。その辺りもオープンに話しました。

教室が階段状の広い作りだったので、前に一人ポツリと立つと、雰囲気に圧倒されました。

学生たちがとても静かで質問も少なかった(と感じた)ので、質問しづらい雰囲気を作ってしまっていたかなーと反省しました。しかし後ほど先生に伺ったところでは「いつも手を挙げて質問することなんてほとんどない子達でしたので、多くの質問があり、私自身驚きました。」とのことだったので、ほっとしました。

2013年7月8日月曜日

子宮頸がん予防ワクチン推奨を中止することの是非

テレビや新聞でご存知の人も多いと思うが、厚生労働省は先月14日、子宮頸がん予防ワクチン(ガーダシルとサーバリックス)の接種の推奨を差し控える、でも接種の中止はしないと発表した。これに関して雑感を少し書きたい。

今回推奨中止のきっかけとなった重篤な疼痛が、本当にワクチン接種による者なのかという点がとても気になる。因果関係があったとして、日本人になにか特有の素地があるのか?(同様の問題が他国で起きたとは聞いていないし、また推奨中止をした国も日本だけとのこと。)

と書くと、重篤な副作用を受けている人のことを何も考えていないように思われてしまうかもしれないがそうではない。健康な人が受けるワクチンで重篤な副作用が起きたら、不幸なことこの上ない。

厚生労働省の医薬品・医療機器等安全性情報 No. 302 (2013年5月発行)には3人の症例の概要が書かれている。
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_anzen/file/PMDSI301.pdf#page=28

心配なのは、今回のワクチン推奨中止が、将来において今の風疹のような社会的大問題になるんではないかということ。まれな副作用を恐れるがあまりワクチンを受けない人が増えることで、本来なら救えていたはずのたくさんの命が救えなくなってしまうのではないかということである。

とにかく自然がいちばん、薬もワクチンも一切使わないのがが一番安全と考える人もいるかもしれないが、「利用しないことによるリスク」というのも忘れずに考えないといけないと思うのだ。

これで思い出すのは、昔ある妊娠中の患者さんに薬を飲むことの必要性を説明したときのこと。妊婦さんは、ともすると「薬=危険、よくない」と考えて、一切の薬を飲まなくなってしまうことがある。たしかに、奇形を招く可能性のある薬などもあるので、それらは避けなければならないが、甲状腺の薬、高血圧の薬など、飲まないことで妊婦さん本人ばかりか赤ちゃんまでが大きな危険にさらされてしまうことも少なくない。お腹の赤ちゃんのことを思って「薬を飲むことのリスク」を恐れるがあまり、「飲まないことによるリスク」がすっぽぬけてしまっては危険だ。飲むことと飲まないことのリスクを整理して、「赤ちゃん思いのあなただからこそ、この薬を飲むことは大事なんですよ」ーというメッセージを伝えるのは結構難しかった。

厚生労働省のウェブサイトに、この件に関する一般向けのチラシがある。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/leaflet_h25_6_01.pdf
これをみると、患者さん側にワクチンを受けるか受けないかの判断を丸投げしてしまっている印象を受ける。冷たい印象もなくもない。

今後でてくるであろうさらなる調査結果に注目していきたいが、現時点としては次に挙げる資料が参考になると思う。
日本産婦人科医会の資料 http://www.jaog.or.jp/news/img/cancer_20130624.pdf
子宮頸がん制圧を目指す専門家会議 の資料 http://www.cczeropro.jp/assets/files/20130620ad.pdf

こちらはWHO声明の日本語訳版含め、最新情報がタイムリーに載っていて非常に参考になる。http://www.cczeropro.jp

2013年7月7日日曜日

西日本ひとり旅

しばらくぶりです。
一人旅を一週間、その後一旦四国にちょっといて、その後とまとまんとの二人旅をしていました。

どちらの旅も1冊の本が書けそうなくらい内容の濃い旅でした。

一人旅は、主に友人に会うための旅でした。時間とお金に限りがあり、今回は西日本にしぼりました。それでも再会したい人が多すぎて、声をかけすぎると無理な計画になって自分の首を絞めてしまうし、かといって声をかけないのも悔しいし、(かつ後で、どうして言ってくれんかった!と言われるだろうし)非常にむずかしい。基本的に1日1件とし、鹿児島をスタートにして北上しました。

念願の研究職についてたくさんの困難を抱えながらもキラキラと頑張っている友達、
赤ちゃんをとっても丁寧に育てている友達、
町の保健師として、また趣味の世界にも、ご両親との同居にも見事なバランスをとって活躍をしている友達、
NP同士として数年来メル友でありながら、今回ついに初めて会えた友達、
ピッツバーグで私がたびたびお世話になっていた友達、
大学時代の集中英語講座の先生、
ーーーこういった方々皆さんに元気をもらって帰ってきました。

親戚ももっと回りたかったけれど、今回は1件だけ。病気から回復した叔母が、いろいろ話をしてくれたのですが、その中で何度も「これもえーわー、って思ったの」と言っていたのが印象に残っています。その心境に至るにはきっと大変だったに違いないのだけど、そのような結論に持っていったところに強さを感じます。

とまとまんに頼まれていたとおり、各地のお菓子を少しずつ買っていったので、最終日にはずっしりと重たいバックパックになりました。各地のお菓子を喜んでくれたので、運んだかいがあったというものです。