7月10日付け共同通信社配信のニュースによると、日本で昨年5月に緊急避妊薬ノルレボ錠(一般名レボノルゲストレル)が販売されるようになってから、1年間で約5万件が処方されたそうだ。これは日本家族計画協会クリニックの調査でわかった数字のようだ。
費用は医療機関によってことなるが、一般的には1万5000円だそうだ。
私の近所の薬局で扱われているレボノルゲストレルはPlan B one-step がだいたい50ドル、Next Choice がだいたい40ドルほどである。日本の相場と比べると3分の1の価格だが、それでも中高生や貧しい女性の間ではなかなか手が出ない人もいる。
ちなみに、17歳未満の人は、アメリカでも処方箋がないと買えない。(17歳以上であれば、男性でも購入できる。)年齢の証明は、運転免許証、州発行の身分証明書、もしくはパスポートで示さないといけないので、こういった証明書を持ち合わせていない人たちは買いづらい。
受診しないといけないというハードル、値段というハードルで「避妊の最後の砦」が使えないのは非常に悲しい。
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