2020年11月9日月曜日

同年代のNP学生のプリセプターをした経験

これまでNP学生のプリセプター(実習指導者)を務めてきた際、おおむね20歳代後半ないしは30歳代前半くらいの学生ばかりだった。この秋に来た学生Aさんは、自分と同じ40歳代で子どもが2人いる(子芋は子どもいないけど)方だった。学部の専攻は看護と違う分野で、一度仕事をしてから大学に入りなおして看護学士をとり、看護師として働きながらNPを目指してきた人である。

看護師としての経験はもとより、看護師になる前にしていた仕事の経験、子どもの慢性疾患と付き合った経験、また家族を亡くした経験など、人間としていろんな経験をしてきていることが、NP学生としてのAさんの存在・深みを作ってきているなと思った。

非常に勉強熱心で、よい質問をたくさんしてくれた。COVIDのさなか、実習先の確保がなかなか難しい中、実習をしたい学生は山といるが、Aさんのように一緒に気持ちよく働ける人と出会えてよかった。

とはいえ、やはり学生を育てるのは大変で、お、戦力になってきたぞ、と思うころに実習が終わる。今学期はAさんに続いて、Bさんが実習に来る。二人ともかつての子芋のように実習先を自ら確保しないといけない立場。

Aさんが実習が終わった時に送ってくれたお花。違う角度から撮影。

2020年11月8日日曜日

大統領選

選挙が無事に終わり、開票に時間はかかったものの、昨日の時点でバイデン氏の大領領当選が確実になり、子芋は本当にほっとしている。日本のニュースのタイトルを見ていると、トランプ大領領に続行してほしい、してもらえなきゃ困る風のニュアンスが感じられるときがしばしばあって、子芋は頭が?になることしばしばあった。

世論調査かインターネット調査かわすれたが、もしバイデン氏が大統領になったら、日米の関係が悪くなる、と答えた日本人が過半数というのも、??であった。 外国人として住み、女性の健康に大きく関わる仕事をして、また最近では社会的にいろいろ難しい地域での子どもの健診や予防注射の仕事もするようになって(また後日書きます)、政策が(あるいは政策のなさが)貧困・不健康に及ぼす影響を日々見ている。バイデン氏のリーダーシップに大いに期待する。そして、両親ともに移民のハリス次期副大統領の活躍にも期待する。 

ペンシルバニア州の20票が今回バイデン氏の当選に大きな勢いになったわけだが、同じペンシルバニアでも、このあたりピッツバーグを含むアリゲニー郡、また東部のフィラデルフィア周辺、北部のエリー、州都のあるハリスバーグ地域を除くと、おおむねトランプ支持が6-7割、というのもまた現実であった。子芋が出張でちょっと群外に出ようものなら、トランプ支持の看板や旗が目立つ。(この辺でも隣同士でトランプ、バイデンの看板が競り合っているところもないわけではない。) 

とまとまんはNorth Faceの真っ赤な帽子を持っているが、ぱっと見がまるでMake America Great Again の帽子そっくりなので、アメリカではこの先しばらく使えないだろう。Goodwill に寄付したら、と提案したが、本人的には気にいっている帽子なので、手放せない模様。確かに、帽子に罪はない。

2020年8月30日日曜日

Mr. Rogers の映画、日本公開

Tom Hunks 演じるMr. Rogers の映画、A Beautiful Day in the Neighborhood が、「幸せへのまわり道」の邦題で、8/28(金)より劇場公開されたそうです。ピッツバーグの風景がご覧いただけるだけでなく、Mr. Rogersの生きざま、そして彼に影響を受けたたくさんの人の姿をみて、人生についていろいろ考えるヒントをもらえること請け合い。おすすめします。

作品サイト:https://www.misterrogers.jp/
劇場リスト:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=happy

2020年7月8日水曜日

語学アプリ Duolingo にハマる

子芋ととまとまんは、日本に住む甥&姪たちと毎週土曜日Skypeで英語でおしゃべりしている。もう2-3年はやっているかな。

最初に教えたのは、
1)How do you say XXX in English?  と
2)What does XXX mean? の二つである。

1)は、何か言いたいことがあるけど、それを英語でなんて言っていいかわからないときに聞くために必要なひとこと。
2)は相手が言った言葉がわからなかったときに聞くために必要なひとこと。
その昔、大学のフランス語の先生が、教えてくれたフレーズの英語版である。

日本の公立中学校・高校でごく普通に英語を学んでいる甥姪たちも、この2つを使えば、いきなり英語おしゃべりが可能。とはいえ、やはり基本的な語彙数が少ないと、話すのも聞くのも大変である。(いちいち上の二つの質問をし続けなきゃならん。)

そんななか、ある日とまとまんが、ピッツバーグ発祥の語学学習アプリDuolingoを中1の甥っ子に勧めてはどうか、と言った。子芋はDuolingoのことは聞いたことはあったが、実際使ったことがなかったので、勧めるにあたっては自分もやってみないと、と思い、スペイン語と中国語を始めてみた。

すると、思いがけず、自分がハマってしまった。何年も前に覚えた単語が、意外とよみがえってくる。そしてなにより、勉強というよりはゲームをしている感覚なので、苦痛がない、というか、むしろやり過ぎないように注意せねばならない。それと、英語からスペイン語、英語から中国語、を学ぶと、日本語からスペイン語・中国語を学ぶよりも理解しやすい。

読む・書く(もしくは単語を並べ替えて文章をつくる)のほか、聞き取って書く(あらかじめ並べてある単語を並べ替える。ダミーの言葉も並んでいるので、注意が必要。)とか、話す(マイクに向かってしゃべる)問題もある。パソコン、スマートフォン、タブレットいずれからもアクセスできる。

今では、甥・姪たちのほか、とまとまんもDuolingoに参加していて、お互いに「友達」としてつながっているため、学んでいる言語はバラバラでも、相手がどのくらいポイントを稼いでいるか見えて、よい刺激である。

それから、「リーグ」と呼ばれる、いわば階級制があって、自分がいるリーグ50人くらいのうち上位10人とか20人とかが翌週に次のリーグに進める。(逆にリーグの下位にいると、次の週には下のリーグに降下する。)別にこれは気にしなくてもいいんだけど、どうせなら、と思って、一応次のリーグに進むに足る順位は維持しようと思うと、ついまたやってしまう。リーグの番付をみてみると、英語を学んでいる人がやはり一番多い(いろんな言語から英語が学べる)が、スペイン語、ドイツ語、そして日本語をやっている人も結構いる。変わったところでは、ハワイ語、ナバホ語なども。

最初に獲得しておくべき基本単語・基本表現の獲得をはかるうえで、大いに使えるツールだと思う。ちなみに、有料版だとより使い勝手がよりいいが(試してみた)、無料版でも十分。ただし無料版は、広告がはいる。それと間違えた時にハートマークが一個ずつなくなって、5個あったハートがゼロになると、次の日まで待つか、たまっているジェム(宝石)をつかってハートを「買う」か、もしくは練習問題をして無料でハートを獲得しないと、その日はもう先に進めない。こういう制約が面倒だったら、気持ちよく会費を払えばOK.

お試しの価値あり。もしハマってしまっても、子芋は責任を取りませんよ~

2020年7月6日月曜日

ゴミ拾い写真コンテストで一等賞

先日、子芋住む地区のオーガニゼーションの呼びかけで、ゴミ拾いイベントがあった。といっても、COVID-19のさなかだから、例年のように大々的に開催するわけにはいかず、参加者各自social distancing を守って、バラバラに自分の近所のゴミを拾う、というもの。さらに、ゴミ拾いの成果の写真、あるいは風変わりなゴミの写真を撮って、主催者に送るように促された。

その日、とまとまんは日本の友達とZoomで同窓会をやっていたので、子芋ひとりゴミ拾いスタート。1時間半ほどでゴミ袋はいっぱいになった。帰宅して、とまとまんに成果写真を撮ってもらった。

この写真、子芋のポーズと満杯のゴミ袋が良かったと見えて、なんと写真コンテストの一等賞を獲得。Tシャツ1枚が届けられた。このオーガニゼーションの次回の季刊誌に写真が掲載されるそうである。

このところ、努力してもなかなか実現できない課題がいろいろあり、落ち込みがちだったのだが、今回の写真コンテストに関しては、大した努力も時間もかけずにさらりと一等賞を獲得。願わくば、これで運を使い果たしてしまうのではなく、ますます運を呼び込みたいところである。


2020年7月2日木曜日

お変わりないですか

ある日、子芋と とまとまんは、子芋の妹夫婦とインターネットのビデオ通話でお茶会をしていました。

子芋妹の夫:「お変わりないですか~」(当然ながら、彼が意味したのは、"How are you?")
子芋:「おかわり? もうこのパンケーキ、ラスト一枚やけど?」(パンケーキを持ち上げ、見せる)
子芋妹の夫:「????」(キョトンとしたまなざし。返事に困る。)
とまとまん:「子芋、何言っとん?」


とんだ「おかわり」間違いをしでかした子芋でした。とまとまんは、その後1週間、毎晩この会話を思い出しては、大笑いするのでした。

2020年7月1日水曜日

Black Lives Matter の動きのなかで

人種差別に反対する運動が全米にとどまらず、他の国にも広がっている。差別を受けてきた人種だけでなく、白人もこの動きに参加している人が多い。

そんな中、子芋が仕事で行くある町(ピッツバーグから約1時間)では、
Unborn Lives Matter 
という看板が登場した。

直訳すると、「まだ生まれてない命(胎内の命)は大事だ」、ということになる。
人工妊娠中絶に反対する声だ。

語調は"Black Lives Matter" と一緒だが、あえて"Unborn Lives Matter" とのみ書いてあるために、この看板を立てた人たちにとっては、胎児は大事だが、Blacks Livesは大事でない、と暗に言っていると思われる。

Black Lives Matter. Unborn Lives Matter, too. と抱き合わせて書いてあったら、まだよかったかもしれないが、おそらくそういう意識はこの看板の主にはないだろう。

個人の判断として中絶を選ばないのはまったく結構だが、中絶という選択肢を他人に与えないようにしようという圧力には、子芋は賛成できない。

2020年5月25日月曜日

笑わない母をまるごと受け入れる

父が亡くなって、この秋でまる3年になる。父はすこぶるユーモアのある人だった。それと対照的に、母は至極真面目で、彼女からジョークやダジャレの出ることは極めて稀である。そして、電話(通常はHangoutを使用)の会話も、用件のみで、気持ちのシェアリングとか、子芋への関心もあまりない。

そんな中、子芋はopen-ended question(=「はい」や「いいえ」で答えられない質問) で会話を膨らまそうにも、母の「はい」という返答に頭の中が「?」になるわ、会話が一問一答から進展しないことにしばしばストレスを感じるわ、というのが日常である。

先週アプリ Headspaceで紹介されていた以下の一言は響いた。

There is no greater gift we can give another person than allowing them to be who they are, rather than what we might want them to be. 
(子芋訳: 人に贈ることができる最大のギフトは、人にこうあってほしい、という自分の気持ちは置いといて、その人をそのまんま受け入れることである。)

ユーモアのない、用件主導の電話が、いわば母のお好みのスタイルなんや、と思うと、気が楽。

2020年5月23日土曜日

瞑想と笑いヨガの共通点

アプリ Headspace の Today's Mindful Moment、いわば「今日のひとこと」的なところに昨日登場していた一文がこちら。

Playfulness and curiosity are not what most people associate with meditation, yet both are essential ingredients.
子芋訳:遊び心と好奇心が瞑想に関係あると思っている人は少ないですが、実は両方とも瞑想の大事な要素です。

これはまさに笑いヨガに通じることではないか!と思った次第。

2020年5月22日金曜日

料理人とまとまん 新メニューの数々

COVID-19による引きこもり生活がかれこれ2か月余り続いているが、いわば、その「おかげ」でとまとまんがほぼ毎週末新しいレシピに挑むため、子芋はそのおこぼれに預かっている。




サツマイモのパイ(パイ生地も作った)

クランベリーとクルミとサツマイモのパン
(「5個も焼いたのになぜか1週間でなくなった。」、と悲しむとまとまん。
まったく、だれのせいでしょうかね。)


アップルパイ(生地から)




シュークリーム(5回は作ってかなり腕上げた)



あんこもち
(ちなみにタイガーの餅つき機を先日購入。
今年は日本に帰れそうにもないので、飛行機代と比べれば餅つき機も格安かと。)



こうして並べてみると、なんだか日本の喫茶店のメニューのようだ。ありがたや。
これこそ「棚からボタモチ」ですな。

2020年5月20日水曜日

COVID-19とマスク考

ほんの3か月くらい前までは、マスクは新型コロナウイルスの感染予防に「効かない」(正しくは、明らかに有効だとする研究結果がなかっただけ)とか言って、マスク着用は不要だとする声があったが、いまや少しでも感染を広げないために、自宅から外出するときにマスクを着用するのは新常識・マナーになった。

ありとあらゆる色、形、柄のマスクが出回るようになり、街中でも堂々とマスクができる世の中にがらりと変わった。(2月くらいまでは、マスクしている人に、怪訝なまなざしが注がれていたのが、今では真逆で、マスクしていない人に怪訝なまなざしが注がれる。)

現在子芋の担当している診察の大方は遠隔診療で、患者さんも子芋もお互いの家からビデオでこんにちは、している。遠隔診療のおかげで、お互いマスクをせず話ができるので、表情が分かって非常によい。

週に1回ほど、クリニックに出向いて、ライブでの診察もしているのだが、この場合は当然マスクをせねばならず、患者さんは目の前にいるのに、マスクで顔が隠されてしまうと、自分の笑顔も見せられないし、患者さんの表情も十分読めない。とくに新しい患者さんと会話しているとき、患者さんが実距離以上に遠い感じがしてしまう。

ピッツバーグ周辺では、「赤色段階」から「黄色段階」に先日緩和され、自宅待機命令こそ解除されたが、まだまだソーシャルディスタンスィングが大事な毎日である。

2020年4月23日木曜日

仕事と命、どっちをとるか

このところ度々書いてきたが、COVID-19の猛威は子芋の住んでいる地域もやってきた。幸い州東部やニューヨークと比べれば格段に感染者が少ないとはいえ、今日までにアリゲニー郡でも1149人の感染が確認され、うち69人の方が亡くなった。

かれこれ6週間ほど自宅待機命令が続き、子芋の外来診療もオンラインビデオを通した遠隔診療が基本になった。クリニックでの診察・処置は最小限に抑えられている。

基本的に遠隔で働ける私などは極めて幸運な立場で、スーパーなど必須業種の仕事の人たちは命がけでの勤務、それ以外の多くの職種の人たちは失業。ペンシルバニア州だけでも150万人の人が失業保険の申請をしている次第。Community Food Bank の無料食料配給に1000台もの車が列をなして並ぶ光景は、本当に深刻だ。今まで安定した組織・会社に勤めていて、高給をもらっていた人でも、突然収入が途絶えたら、キャッシュフローが成り立たなくなる。生まれて初めてFood Bankに並んだ、という人も多いと聞く。

厳しい状況下でも、social distancing を頑張る人が多いなか、待ちきれずに州知事に早く州を「解放」してくれとデモに繰り出す人たちもいる。気持ちは分かるが、そうやって集まっている最中にCOVID-19をもらう・もしくは人にうつしてしまっては、仕事どころか命が危ない。そもそも、これまでのところ感染者が少なく推移できているのも、social distancing 厳守のたまもので、これをいつ、どう外すかで、第2波、第3波の威力が決まる。

一方、仕事と収入が途絶えた時の人間の気持ち、不安、も莫大である。COVID-19にかかってもいいから、とにかく仕事に復帰させてくれ、とまで思い詰める人もいると思う。そんななか、竜巻で家ごと失った人たちは、泣きっ面に蜂もいいところだ。

子芋にできることは、Community Food Bank をサポートすること。それから、目の前の(ビデオ通話なら、ビデオの向こうの)患者さんと家族のサポートをすること。ICUで超重症の患者さんを診ている医療者と比べたら微々たる活動だけど。それから、自分自身ががICU患者にならないように、日々自分ケアすること。

2020年4月22日水曜日

IUD・IUSとインプラントの延長使用について

COVID-19感染の広がりを避けるため、子芋の職場でも診察は極力telemedicine (ビデオもしくは電話)にしている。IUD/IUSやインプラントの入れ替えや抜去の時期がきている患者さんに対しては、今現在とくに問題が起きていない場合、処置を延期するようにしている。

こちらの資料を見ると、添付文書にある入れ替え・抜去の時期と、リサーチ結果上効果が認められている期間が並記されているのでとても参考になる。

https://www.reproductiveaccess.org/wp-content/uploads/2020/03/03-2020-Contraception-in-the-time-of-COVID-final.pdf

例えば、インプラント Nexplanon はFDA上は使用期間が3年になっているが、エヴィデンス的には5年間OK. IUS Mirena(日本名ミレーナ)はFDA上は使用期間が5年となっているが、エヴィデンス上は7年間OK、など。SkylaとKyleenaに関してはFDAの記載とエヴィデンスが同じなので、気を付けよう。

COVID-19が蔓延するなかでも、いかに避妊に関するケアへのアクセスをよくするかについての以下のページ、とても参考になる。

https://upstream.org/birth-control-covid-19/

https://www.reproductiveaccess.org/covid19/



2020年4月20日月曜日

ブラ・クッキー

週末、とまとまんがシュークリームを作るにあたって、子芋もアシスタントとして材料を量ったりしていた。

カスタードクリームは、こちらのフルーツ・タルトのレシピを使用。問題なくできた。

で、シューは、キッコーマンのこちらのレシピで  とまとまんが かれこれもう3-4回作っていて、前回はひときわうまくいっていた。ゆえに今回もそうなる予定だった。

ところが、材料すべてを倍量で作るはずが、子芋が水の量を倍にするのを忘れた。結果、失敗作が、こちら。とまとまん、「ブラ・クッキー」と名付けた。

もう一度材料を全部量りなおし、シューを焼き直した次第。お菓子作りというのは料理一般と違って、材料をしくじると無残な様になるということを痛感した次第。

2020年4月13日月曜日

ワシントン州のコーラスでCOVID-19が広がった記事を読んで

1か月ほどまえに自分が書いた記事を見返して、NPでありながら、日に日に変わっていく日常についていくのが大変だったことを思い出す。今も変化は続いているが、ひと月前ほどの日々の激変と比べると、変化の程度が幾分ゆるやかになった。または、ガラリと変化がある毎日に慣れてきた。

子芋が参加しているコーラスは3月11日の練習をもって以降今シーズン(5月まで)の練習やコンサートが中止になった。その後数日以内に、人が集まる類の活動のほとんどがストップした。生命維持に欠かせない施設・店以外はごっそり閉まった。そして今も閉まっている。

ワシントン州のコーラスが、3月10日に練習に集まったあと、121名の団員のうち45人が体調を崩し、うち28人にCOVID-19の感染が確認され、そのうち2人が他界されたという記事を読んだ。同様のことが我がコーラスでも起きていたかもしれない、と思う。自治体からの命令が出るよりも先に、コンサートや練習の中止を決定した我がコーラス理事会の判断に、頭が上がらない。

先ほどのワシントン州のコーラスの場合、当時州内の他の地域ではCOVID-19の感染が見つかっていたが、そのコーラスの在するカウンティ(郡)ではまだCOVID-19の感染者が確認されておらず、学校も店も通常通り開いていたとのこと。

日本にいる母と電話で話すたび、「家にいることが、自分のためならず世のため」、と伝えるのだが、「この辺はまだ大丈夫。」「近所の人のお葬式があるので、ちょっとだけ出てくる。」、で埒があかない。まだ感染確認がまばらで済んでいるうちにこそ、Social Distancing  を徹底しないとと思い、「お葬式に行くのは命がけだよ。失礼したほうがいい。参列者が死んでしまったら意味がない。」と助言してみるが、響かない。日本が今のニューヨーク市の状態になってしまうのはないかと本当に心配だ。

Uberも今や「乗らないでくださってありがとうございます。」というCMを流している。テレビのニュースキャスターや気象予報士も、スタジオに行かずに自分の家から中継している人もいる。Social Distancing がんばろうやないの。スーパーのレジにはプラスティックのガードができたが、働いている方々は、本当に心身の苦労が大きいと思う。

2020年4月12日日曜日

COVID-19のさなかのイースター

今日はイースター。近所の人たちの気遣いに、ほっと和む。


2020年4月10日金曜日

とまとまん、うどんに挑戦

今週は本当は小旅行をするつもりだったが、このCOVID-19のご時世、1か月前にやむを得ずキャンセルした。

とまとまん、エクササイズのためと称し、うどんを作ってみると宣言。日清製粉のウェブサイトで作り方を見つけた。アメリカの all purpose flour で大丈夫なんかなと横目でみる子芋の心配をよそに、見事このように見た目の良い、そしてコシのあるうどんを作った。

旅行にもいかずして、何をせぬともいつのまにかおいしいものにありつける子芋はラッキーである。

2020年4月8日水曜日

COVID-19に関する、具体的で遠慮のない、ニューヨーク市の呼びかけ

領事館に在留届を出すか、出していなくてもあらかじめ領事館にメール配信を希望しておくと、領事館から「緊急メール/総領事館からのお知らせメール」を受け取ることができる。通常メール配信があるのは月に多くても数回程度だったと思うが、ここ数週間は毎日COVID-19関連のアップデートが配信されている。ペンシルバニア州を含め、在ニューヨーク領事館が管轄している地域の情報のサマリーを読むことができて、重宝している。

その中に、ニューヨーク市が市民向けに出している情報へのリンク(日本語)があったので紹介したい。COVID-19による症状を発症したと思うとき、また無症状のときでも、日々生活上具体的にどうしたらよいのか、逆にどんなことをすべきでないのかを、遠慮のない、はっきりした文章で書いているのが印象的。「自粛」「なるべく控える」といった表現ではなかなか伝えきれないところを、ズバズバ書いている。https://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/imm/coronavirus-factsheet-jp.pdf  

なお、在留届、また 「緊急メール/総領事館からのお知らせメール」配信の登録は、在ニューヨーク領事館のこちらのサイトから申しこむことができる。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/01.html  

なお、上のリンクは在ニューヨーク領事館のリンクなので、米国内でも別の領事館の管轄地域に住んでいる方は、当該領事館のサイトをお探しくだされ。

2020年4月7日火曜日

続:telemedicine 模索中

とまとまんは自宅勤務4週間目に突入、子芋のほうも、インターネットのビデオ通話を通しての診察にほとんど切り替わった。Doxy.me を最初使っていた(HIPAA compliant)が、最近はGoogle Duo。映像がより鮮明なのと、通信トラブルが少ない点がよい。しかし、なにせインターネットベースなので、「かくかくしかじかというビデオ通話を使用して診察することに際し、患者さんから同意を得た」、とカルテに書き、またbill も時間ベースなので何時何分から何時何分まで話した、と記録します。

ちなみに、Google Duo を使う際は、はじめにGoogle Voice で新しい電話番号を作り、それをGoogle Duoに反映させるようにすると、普段の自分の携帯電話番号とは違う番号から患者さんにかけることができるので、個人の番号を出さなくて済む。(なお、Google Voiceで新しく作った番号の留守電には、「この留守電はモニタリングされていませんので、御用の際にはクリニックの番号に電話をかけてください」、というメッセージを録音しておく必要がある。)

また、患者さんに電話だけかける場合は、Doximity のアプリを通して電話をかけると、患者さん側にはクリニックの電話番号が表示されるので、これまた自分の個人番号を出さなくて済む。Doximity もビデオ通話サービスのベータ版を出しているそうで、これはGoogle Duoと違い、あらかじめ患者さんがアプリを入れる必要がないところがよさそうだ。使ったことがないので、使い勝手はまだコメントできない。

2020年3月31日火曜日

ICU以外の医療者のためのクリティカルケア

ピッツバーグの位置するアリゲニー郡でもCOVID-19の感染者が毎日増えている。幸い増え方は国内の他の地域よりもまだ緩やかなほうだ。市は、公園のバスケットボールのhoop rim も外すなどして、social distancing をますます徹底するように頑張っている。

とはいえ、他州のような厳しい状況がいつ我が町にくるかわからない。もはや世界どこにいてもCOVID-19フリーゾーンはないだろう。COVID-19の重篤感染者が増えた場合は、今までICUなどクリティカルケアの経験のない医療者でも、適宜交代要員に入らざるを得ないことも考えられるので、今からクリティカルケアのモジュールをやっておこう、と同僚から連絡をうけた。

受講することが奨励されていたのが、Society of Critical Care Medicine が出している "Critical Care for Non-ICU Clinicians" という講座。


人工呼吸器のモードの説明なども入っている。同じ医療とはいえ、外来診療で子芋が日常的に使うボキャブラリーと、クリティカルケアでのそれはかなり違う。感覚としては、いきなり新しい外国語の講座を取っている感じ。

ニューヨークでCOVID-19による重篤な感染者の対応に日々果敢に立ち向かっている医師やNPのインタビューを見て、子芋もできることをしておかねば、とモジュールに取り組む次第。モジュールで得た にわか知識を使う必要とする日が来ないことを願いたい。

日本はアメリカよりも随分先にCOVID-19感染者対応の経験がある、いわば「先輩格」と思っていたら、最近になって遊園地が再開していたり、インターハイにむけた「闇部活」があったりするそうで、social distancing が生活のあらゆる面で徹底してきたこの辺りと比べると、とても心配になる。メディアは、買い占めに走る人の映像でパニックをあおるようなことをやめて、いかにsocial distancing が本人はもとより医療現場を助けるために大事かという情報を大々的に流すべきだと思う。

2020年3月30日月曜日

telemedicine 模索中

COVID-19による生活および仕事への影響が本当に著しい。子芋の職場でも極力診察はtelemedicine で行うように切り替わってきており、そのためどのツールを使うか、どのように医療費請求のためのコードを入力するか、などなど日に日にものすごくアップデートがある。メールと添付書類を読んで、自分なりに試行錯誤しているが、頭がとても消耗する。

いろいろなツールが紹介されたなかで、一番とっつきやすかったのは、Doxy.meというもの。他のツールの説明がややこしすぎて困惑していたなか、これは最初の設定がとても簡単で、実際に使うまでの苦労がほとんどなかった。先週3回使ったが、そのうち1回は画像だけつながって音声がなく、電話と併用して使う必要があった。


2020年3月24日火曜日

Headspace 無料版

COVID-19の猛威を鑑みて、瞑想アプリHeadspaceが無料で誰でも使えるコンテンツを増やした。医療職の人はもとより、自宅勤務、social distancing 、おまけにこのところの暗くて寒い雨の日々に疲れ気味なあなた、お試しあれ。(
https://www.headspace.com/covid-19

米国内で働く医療者でNPI(一人一人のNP/PA/医師らの背番号のようなもの)のある人は、さらに多くのコンテンツにアクセスできる。
https://www.headspace.com/health-covid-19

昨年末からHeadspaceを使い始めた子芋だが、あと数日で90日地点に到達だ。なんとなくイライラ落ち着かず、眠りに落ちにくい日も、Headspaceの睡眠シリーズのおかげで眠ることができている。

2020年3月23日月曜日

シュークリーム


とまとまんが週末シュークリームを作った。これが、なかなかいける味である。先日料理用品屋で買ったハーフ・シート・パンやシリコンのクッキングシートが早速役立っている。あの時は、その数日後に店が閉まる(COVID-19の影響で、生命維持に必要ないタイプの商店は休業するようにという行政からの指示)とは思いもしなかった。

2020年3月20日金曜日

COVID-19対策ゆえの身近な影響 その3

米国内でのCOVID-19感染確認数は1万4千人を超え、ペンシルバニア州も180人余り、ピッツバーグの在するアリゲニー郡でも18人。もはや、COVID-19にかかるかかからないか、というより、いかに遅れてかかるか、そしていかに重症にならないで済むか、ということを考えたほうがいいな、と思う。

COVID-19により、この1週間で生活のいたるところがガラリと変わってしまった。Social distancingという言葉がまるで合言葉のようになった。過去2回の記事を書いたときは、まだ平穏だったな、と思う。

あれから、レストランはテイクアウトまたはデリバリーのみの営業、人が集まる施設類(図書館、映画館、学校、スポーツジムなどは)は閉鎖、そしてnon-life-sustaining business すなわち生命維持に不必要な店・サービスも閉めるようにとの州知事の指示、バスの乗車も人と人の間隔を6フィート(約2メートル)とって乗るように、などなど。つい1週間ほど前に250人規模の集まりは中止するように、という話が、今では10人以上の集まりは持たないように、と。ただし、カウンティ(郡)レベル、州レベル、全国レベルでこのような指示のタイミングに時間差があったり、最初は「勧告」だったのが「命令」に切り替わったり、変化が著しい。

普段滅多に外食しない我々だが、今週は2回近くのレストランでテイクアウトして、ささやかながら地元サポートを試みている。しかし、休業を指示されてしまっている靴屋などの小売業や美容院などのサービス業は、再開するまでサポートのしようがない。

職場ではPEP(マスクやフェイスシールド)を不必要な場面でむやみやたらに使わないでセーブしろ、というお達しがある一方、同じネットワークの別の施設に行くと、受付の人から医療スタッフまでマスクを全員が付けていたりして、混乱がうかがえる。

子芋が見る患者さんの多くは婦人科的な内容がほとんどで、咳や呼吸困難を主訴に訪れる患者さんは基本的にいないが、クリニックに出向くことを恐れて、キャンセルまたは電話での受診への切り替えを要望する患者さんが増えている。上司たちもTelemedicine の環境を早急に整えるべく、動いてくれているらしい。


2020年3月16日月曜日

COVID-19対策ゆえの身近な影響 その2

昨日時点でペンシルバニア州でも60人以上のCOVID-19感染者が確認されて、州知事は州内すべてのK-12の学校(日本で言う幼稚園年長組から高校3年生まで)を今日から10日間休校にすると昨金曜日に発表した。

以下のTED Talk は、日本にいる姪っ子甥っ子たちの学校の休校が決まった際に、とまとまんが、見ると面白いよ、と勧めたセレクション。内容もさることながら、日本語や英語の字幕をつけたり、話している人のスピードも遅くできたりできるので、おすすめ。

Blind IBM engineer
https://www.ted.com/talks/chieko_asakawa_how_new_technology_helps_blind_people_explore_the_world/transcript

Japanese architect
https://www.ted.com/talks/shigeru_ban_emergency_shelters_made_from_paper

work for happiness
https://www.ted.com/talks/shawn_achor_the_happy_secret_to_better_work

good life
https://www.ted.com/talks/robert_waldinger_what_makes_a_good_life_lessons_from_the_longest_study_on_happiness


追記:州内全域のK-12の学校の休校はその後も続き、州知事は4月9日に今期(5-6月まで)いっぱい休校すると決めた。オンラインでの教育が再開している。

2020年3月13日金曜日

COVID-19対策ゆえの身近な影響

COVID-19対策で起きている、ごく身近なところでの影響

  • 日本に一時帰国していた友人は、帰宅後自主的に自宅で14日間自己隔離。その間パートナーはホテルに滞在し、そこから仕事に出勤。
  • 職場からは連日、ときには同じ日に複数回、COVID-19対策関連のメールがくる
  • 海外はもとより国内の出張や学会への参加は取りやめるよう、職場からお達し
  • この辺りの大学は、春休み後の授業がオンラインで行われることが決まった
  • 生活物資を買いに行く人で、スーパーが平日も混んでいる
  • 一方レストランやカフェは金曜日でも閑散
  • とまとまんの会社も、なるべく自宅勤務するようにお達し
  • 自宅勤務者が増えているとあってか、ラッシュ時間も道がすいている
  • Motownのコンサートは10月に延期に






    2020年3月8日日曜日

    カスタード

     我々が今住んでいるアパートに以前住んでいたB夫婦を招いて、家でご飯をした。メインは皮から作った餃子。(写真なし)

    デザートは彼らが作ってくれたフルーツタルト。今回初めて作ったらしいが、とまとまんが「アメリカで今までに食べた中で一番おいしいスイーツ!」と絶賛するくらいおいしかった。(写真上)

    カスタードがあまりにおいしかったので、レシピをもらい、まずはカスタードの部分だけ再現してみた。こんなに簡単にできるとは。(写真下)
    人を招くと家がきれいになるので、これからもどんどん招こうと思う。

    手作り乾燥芋と、乾燥芋の歌

    今まで書いたことがあったか思い出せないが、乾燥芋(干し芋とも言う)が子芋は大好きだ。年末にとまとまんの母が芋から自分で作った乾燥芋を差し入れてくれたが、普段はなかなか手に入らない。

    とまとまんの提案により、ここらへんのスーパーで売っている一般的なサツマイモを使って作ってみた。

    まず、サツマイモ丸ごとゆでた。
    そして薄切りにして、
    乾物制作用のネット(これは昔日本で買ったが、ずっと使ってなかった)に並べて干した。

    手順はこれだけ。

    味は大ヒット。芋の種類は違うのに、出来上がりの品は、とまとまん母製に劣らない。日に日に食べて、3日で食べつくした。

    とまとまんが、長渕剛の『乾杯』の替え歌を以下のように作ったので、ご紹介する。


    かんそういもに 思いを寄せて
    食べつくせぬ 青春の日々
    時には焼いて 時にはそのまま
    たらふく食べた あの日

    あれからどれくらい 食べたのだろう

    開けた箱を いくつ数えたろう
    ふるさとの芋は 今でも君の おなかの中にいますか

    かんそういも 君の人生の

    おいしい おいしい おやつになり
    かなりかなりお腹がすいてき始めた
    君に幸せあれ

    2020年2月25日火曜日

    Motown music

    次回3月のコーラスのコンサートで、Motownの名曲のメドレーを歌う。ノリノリで楽しいが、今回は全部歌詞を覚えておかないといけないので、子芋にとっては大変だ。ノリノリの曲ほど、ちゃんと覚えていないと「字余り」または「字足らず」になってしまうリスクがある。(笑)

    YouTubeで何回も同じ曲を聴いて、頭と舌に覚えこませる今日この頃。

    2020年2月24日月曜日

    なかなかとれぬ州免許

    8月にFNPのboard exam に合格してすぐペンシルバニア州のFNP免許を申請したが、いまだにまだFNP免許が取れていない。追加書類の提出を今までに3回求められ、その都度すぐに対応したが、提出した書類を確認してくれるまでに1-2か月かかり、やっと確認してくれたと思ったら、また新たな書類の提出を求められ、、で今に至る次第。最初から全部いるものを並べてくれていたら、そっくり出したのに。願わくば、今回の書類のやり取りが最後になること。

    2020年2月23日日曜日

    生きててよかったと思える青空

    ここ3日ほどよく晴れた。青空を眺めて、あー今日まで生きててよかった、と心から思った次第。

    ピッツバーグの冬のグレー、暗さにはすっかり慣れたとはいえ、やはり来る日も来る日も暗いと、どうしても気持ちに影響を及ぼす。

    今日は久々に自転車に乗り、とまとまんと Point State Park (ピッツバーグの三角州の先端)まで行った。帰りは今まで通ったことのない道を通った。どの道、坂道を上がらないといけないので、いずれにしても運動になること請け合い。


    2020年1月17日金曜日

    meditation やってみる

    meditation、日本語でいうと、瞑想。知っている人や、読み物でmeditation の勧めを度々受けたが、2日と続いたことがなかった。

    年末、先日仕事で非常にイライラして、帰ってきてご飯食べてシャワー浴びた後もまだイライラしていて、米国西部の友達にテキスト(携帯メール)しまくる、ということがあった。(なぜ西の友達かというと、こちら東部時間と時差があるおかげで、例えば東部時間が夜の11時半だったとしても、あちらはまだ9時半なので、あまり罪悪感なくコンタクトできる)

    友達にうっぷんを聞いてもらったあと、気持ちは和らいだが、布団に入ってからもまだ、イライラしていて、寝られたものではなかった。そのときふと、知り合いが絶賛していたHeadspaceというmeditation アプリのことを思い出し、調べてみた。最初の2週間は無料お試し期間ということだったので、早速登録してみた。

    Meditation の経験ゼロでもとっつきやすいように、適度な解説があり、プログラムも3分、5分、10分、それより長い時間、などいろいろ用意されている。眠れないひと向けのプログラムもあって、痒い所に手が届くかんじ。

    2週間たって課金されるときになっても、案外毎日(時には同じ日に2回)Headspaceに触れる自分がいたので、そのまま続けることにした。ちなみに、費用は年間$69.99なので、例えばセラピストに一回行くのと同じ程度、もしくはさらに安いといえる。

    先週末久々に会った友達が、「ストレスなさそうな、いい顔しよるなぁ。」というので「うそやん、むっちゃストレスいっぱいやで!」と言ったのだが、「ストレスなさそうな顔」に見えたのは、ひょっとするとmeditation のおかげかもしれない。

    2020年1月14日火曜日

    ちょっと変わった「帰省」

    25年まえに子芋を11か月預かってくれた一家、ホストファミリーがある。子芋が到着したとき、当時子どもたちは11、8、6、3歳で、さらに5番目が滞在中に生まれた。当時はミシガン州に住んでいたが、今は東西ほうぼうの州に散り散り。一番上のホストブラザーAくんはピッツバーグから数時間のところに住んでいて子芋の住まいから一番近い。

    年末にホスト両親ときょうだいたちがAくんのところに1週間集まるというので、週末だけ子芋も参加しに行ったら、なんと6人いるきょうだいのうち5人が来ており、かつ彼らの配偶者3人、そして子どもたちは総勢10人、参加者全員を数える20人、とととても賑やかだった。

    三男Cくんは子どもの時分、とても好き嫌いが多かったのだが、その彼が子どもの好き嫌いに上手に対応しているのを見たりすると、とても面白い。ちなみに、Cくんに前回会ったのは彼の長男(今7歳)がまだお腹の中にいたときなので、本当に久しぶりに会った。

    食事作りは当番制。子芋は適宜皿洗い担当。食器洗い機と手洗い両方で回していく。台所のごみ箱はすぐいっぱいになり、1日3回くらい換えた。

    子どもを夜7時ー8時に寝かせたあと(年齢によって、ちょっとベッドタイムがちがう)は、大人たちはボードゲームをしたり、近所の散歩をして楽しんだ。

    今回のボードゲームは図書館で借りてきた Mysterium  という、見るからに凝ったゲームで、子芋はオブザーバーに徹すると宣言したが、それで正解だった。

    今年は両親がニューメキシコ州からサウスキャロライナ州に引っ越すので、東海岸チームとしては嬉しいところだ。

    2020年1月13日月曜日

    年賀ニューズレター

    とまとまんと私の家族・友人向け年賀ニューズレターを先週末から昨夜にわたって作成し発送した。メールアドレスの整理が年々いい加減になってきて、届かないで帰ってきてしまったメールも多い。残念だけどあきらめるしかない。

    住所の整理に至っては、メールアドレス整理よりも重症で年々発送先が減っていき、日本宛は今では家族のみ。前は届いていたのに、届かなくなったぞ!とお思いの方は、恐れ入りますが、メールもしくはコメント欄からご一報ください。