2012年6月14日木曜日

フォローアップの仕事

次のような理由で患者さんに手紙を書いたり電話をしたりする。
  • 異常検査結果
  • 追加の検査の必要性
  • 画像検査(マンモグラムなど)結果がまだ来てないですよ。受けましたか?という問い合わせ
  • そろそろ再検査の時期ですよというお知らせ
こういう情報は電子的にシステム内に入力しているのだが、従来のシステムでも、新システムでも、一人一人細かく情報をみてアップデートして行かないと行けない。

たとえば、Aさんという患者さん。6月に再検査の必要があるとしよう。5月中にリマインダーを郵送する。1ヶ月後、来院ずみか、それかせめて予約が入っているか確認する。そこで再度電話なり手紙なり送る。

プロトコル上は、ただの手紙 → それで反応なければ 最後通告(?)→ それでも反応なければ最後通告をもういちど書留で送る、という3段階手順で書いてあるが、書留を送るのはお金も手間もかかるので、内容次第では、書留までは送らないことも多々ある。

手紙を2回続けて送るよりは、間に電話を試した方が有効だということが経験上わかっているので、電話も一度は試す。(通話不能のことも多いが。)

で、こういう作業におそろしいほど時間がかかる。1件は数分でも、30人分、50人分のリストがあれば、30倍、50倍の時間がいるわけ。電子カルテは物事を楽にしてくれるはずだと思うんだが、去年まで使っていたMS-DOS形式(たぶん)のシステムのときとくらべても、ちっとも楽になっていない。

本当は、システムのほうで自動的に次のように作業してほしい
  • すでに問題解決した患者さんの事項はシステム上「完了」と自動的に記載
  • まだ解決はしてないけど少なくとも来院予約のある患者さんに関しては、その旨記載を自動的に更新
  • 「反応なし」の患者さんに関して、自動的に手紙をプリントアウト
先月は1日1日のカルテを仕上げるのに精一杯で、普段ならちょこちょこ進めて行く地道なフォローアップ作業がほとんどできなかった。今月は先月分との2ヶ月分なので、大変。私の嘆きを聞いて、本部オフィスのスタッフが一人1時間半ほど手伝いに来てくれた。感謝感謝。







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