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2015年8月6日木曜日

高齢者を診るNPのシャドーウィング

70歳を過ぎてついにリタイアした某NPの友達のすすめで、この夏、大学で教えているNPたちを何人か訪ねる機会を得た。

そのうちのJさんは、週に2回プライマリ・ケアのクリニックで働いていて、仕事場にも見学に来るようにと誘ってくださった。

普段働いていると、このように誘われても、なかなか予定を調整するのが難しいが、夏休み中であるおかげで、見学を実現させることができた。

小芋の勤める学生用クリニックとは全く違って、高齢の患者さんをJさんはたくさん担当しておられる。NPとしての経験はもとより、人間としての経験が非常に大事だな、と思った。おそらくJさんは60歳代も半ばもしくは後半と思われるが、そのJさんだからこそできる味わい深い診察が見られてとても勉強になった。

大学で教えつつ、現役NPとしてのプラクティスも丁寧に続けているJさんのバイタリティーが素晴らしい。

小芋の専門は女性の健康であるけれども、プライマリ・ケアの技量をもっともっと上げるべくFamily Nurse Practitioner のライセンスも取りたいと思っている。60代でも70代でも活躍している先輩NPたちを思うと、小芋はまだまだうーーんと成長せねばいかん。

2014年7月5日土曜日

ちきりん著、『ゆるく考えよう』

図書館で借りてきた、ちきりん著の本4冊のうち、初めに読んだのがこの本。早速感想をメモ。

1章「ラクに生きる」中の「人生の主役を生きる」よりp.29一部を引用:
将来のために我慢して、準備して、危ない橋を避け、安全だとわかる道だけを選んでいたら、きっと「大失敗もないけど、飛び上がるほど嬉しいこともなかった」人生になってしまいます。
人生はいつ終わるかわかりません。それは明日かもしれない。だから今まさに、この時点から、自分の人生を主役として演じるべきなのです。

先日前職での協力医が突然亡くなった件もあり、小芋はこの節に非常に強く反応。周囲の反対あっても、看護学を勉強したり、留学したり、遠距離夫婦したりしてきて、人が「よせばいいのに〜」と思うことをたくさんしてきた分、大失敗も、飛び上がるほど嬉しいことも山盛りでこれまできたなぁ、と思う。

問題は、人生は明日、あるいは今日が千秋楽になるかもしれん、というところ。それと、自分だけでなく、とまとまんはとまとまんで、彼の人生の主役だ、というところ。舞台は共有しつつも、それぞれ独自の演目の主役なので、ま、ぶつかることもたくさんあって当然か。

2章「自分基準」で生きる、の中の「一点豪華基準」で選ぼう! よりp. 61 らへん

大事なことを決めるときに、一点豪華基準、つまりは自分にとって一番大事な点を優先した選択をすることが、ベストな選択になるのだということが書かれている。「他の人とは違うけれど自分としてはとても満足できているという「一点豪華人生(P.64より引用)にはすごく共感。小芋はしばしばなかなか「一点」に絞りきれなくて、あれもこれも大事、と悩む。。。

3章 賢く自由に「お金」とつきあう、の中の「10年以上のローンはダメです」 (P.80らへん)

日本に帰省中、アパートにはほぼ毎日のように家かマンションのチラシが入る。別に買う予定は全くないのだが、興味本意で一応目をとおしちゃう。ちきりんのこの項を読んでからチラシを見ると、視点がよりクリティカルになった。

4章 仕事を楽しみ未来をつくる、の中の「成長したい!だけではダメ、よりP.152
引用: 大事なことはインプットではなく、『アウトプットにつながるインプットなのです。

勉強、仕事の姿勢に喝をもらった。

最後に、
「おわりに」、の中の、楽観的であることー「よかった確認」

どんな災い(と思える)事態にも、よかった部分を探して楽観的に捉えようぜ、ということが書いてある。何事にも「ついてる、ついてる」を口ぐせにしている、と本に書いていた牧師のことを思い出した。

2014年7月4日金曜日

ちきりんのブログ記事

「ちきりん」という方が書いているブログ「Chikirinの日記」の6月11日付記事、タイトル「仕事と家庭の両立なんて、目指すのやめたらどう?」を小芋妹から教えてもらった。

もともとは小芋妹の夫が小芋妹に紹介し、小芋妹は小芋に紹介し、小芋はとまとまんに紹介し、と家族の間で広がって、我が家はすっかりちきりんブーム(?)である。

小芋はさっそく地元の図書館で、ちきりんの書いている本を4冊借りて来た。 順次報告していく。

2012年4月21日土曜日

映画 Iron Jawed Angels

アメリカで女性が参政権を得るために闘った史実に基づいた映画。隣のアパートの友達に借りて見た。参政権獲得までに汗と血とたくさんの涙が流されていたのだ、という事実を突きつけられる。

見ていていろいろな友達を思い出す。それぞれ活躍の場所、活躍の仕方こそ違え、この世の中が少しでもよいものになるように、という希望とミッションを伴って生きているひとたちは、映画のなかの登場人物たちと共通する、なにか強いエネルギーを持っている。

2011年6月13日月曜日

読むモットー

Wanda Hope Carter さんの書いた、 "To Achieve Your Dreams, Remember Your ABCs" いう詩のような文章を、私はよくブツブツと唱えてきた。
これを知ったのは17歳のとき。以後何度励まされてきたかわからない。般若心経を写経するがごとくに書きなぐっていた時期があり、それ以来すっかり覚えてしまった。

最近ひさびさに彼女のウェブサイトを見て、Everyday Magic という別の詩が、いまの自分にはもっとしっくり来るような気がした。こちらのほうが、自分の弱さを謙虚に認めながら、でも確実に今、今日、夢に向かって前進していく感じがする。ABC と違って、諳んじるのは難しそうだが、毎朝バス停でバスを待ちながら読むことにしよう。視覚的にも美しい見事な文章だ。


2011年6月12日日曜日

つぶやくモットー

すこしまえにRunner's World という雑誌で、ランナーの励みとなるmantra (モットー、合言葉、座右の銘ってかんじ)の記事があった。つらいときでも、力や勇気のわいてくるような短い言葉を頭に念じながら走ればスタミナもスピードも維持できるというわけだ。記事では、有名なmantraの紹介とともに、自分オリジナルのmantra をつくるためのヒントとなるような言葉集も載っている。ウェブ版はここから見られる。

"This is What you came for."

というのが私は一番気に入った。快適なときでも、しんどいときでも、「このためにわざわざ自分はここに来たんだ!」と唱えると、頑張れる気がするから。これは 昨年24時間で165・7マイルを走ったScott Jurek さんの言葉とのこと。

読者がコメント欄に書き込んでいる言葉のひとつ、
"Inhale confidence, exhale fear." (息を吸って自信を吸い込め。息を吐いて恐れを追い出せ。)
もいい。

走っているときに限らず、人生全般に使える言葉たち。