2016年5月12日木曜日

3回目の挑戦で地元NPグループの役員になった

小芋はこの地域のNPのグループに2011年から参加している。NPとしての最初の1年をペンシルバニア西部の小さな町で1年を過ごし、ピッツバーグに引っ越して以来だから、もう6年くらいになる。

いろいろな組織で活動しているNPが毎回20−30人は集まって勉強会するので、おもしろい。年に1回はペンシルバニア各地のNPグループが合同でカンファレンスをしている。これは何百人もが参加する、かなりの規模だ。同じ州といっても遠方の際は行けないこともあるが、近い時はなるべく参加している。

さて、この地元NPグループで、毎年役員の選挙がある。この年は書記と会計が任期満了、次の年は会長と副会長が任期満了、会計が途中で引っ越した、などの状況に合わせて立候補が呼びかけられる。

小芋も単に勉強会に参加するだけじゃなくて、運営にも関わって他のNPたちともっと交流をもちたいな、とこれまで過去に書記と会計に立候補した。2回とも見事に落選した。

なんせ対戦相手はほとんどの場合地元の大学院でNPになっているので、グループ内にも先輩・後輩、先生などがたくさんいて、名前が知れている。かたや小芋は、日本の大学を出て、日本で働いて、NPになったのもジョージア州だったから、知名度ゼロからのスタート。勉強会に定期的に出席していても、周りはいわばみんなミニ同窓会のようなかんじなので、知り合いを作るのにもなかなか苦労してきた。ちなみに、メンバーの顔ぶれは白人の中高年女性がダントツに多く、アジア人は小芋のみである。

今年、3度目の挑戦で書記に立候補したところ、役員の人が「副会長にまだ誰も立候補していないから、そちらに挑戦しませんか。」という。副会長の主な役目は、少なくとも書かれている文章からすると、会長とは違ってはるかにやれそうな内容。ということで、果敢にも副会長に立候補。

対立候補がいなかったおかげか、小芋の地道なネットワーキングがついに功を奏したのか、それとも会員たちが小芋の粘り強さについにサジを投げたか、理由はなんであれ当選した。というわけで、役員歴ゼロから、いきなり副会長である。

組織の中で働くNPは、下手すると組織の中で埋もれて、いわば「平社員」で終わるリスクがあるとおもう。それで満足ならそれでよいが、リーダーシップを学ぶには物足りない。地元NPグループの仲間たちにもっともまれて力をつけたいなと思う。

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