2016年5月28日土曜日

米国女性の使っている避妊方法のグラフ

http://www.cdc.gov/nchs/data/nhsr/nhsr086.pdf
このペーパーは、米国女性が2011ー2013年時点で使用している避妊方法について書いてある。本文はおいておいて、3つのグラフがいずれも面白いので、ご注目いただきたい。

最初の円グラフ:
トップ(25.9%) がピル、2番目が不妊手術(卵管結紮など)で25.1%、3番目がコンドーム(15.3%)、そして4番目にLARC(長期に使えていつでもやめられるインプラントや子宮内避妊薬のこと)が11.6%で台頭してきた。

2番目のグラフ:
ピルとデポプロベラ(注射薬)の利用率を、学歴との関連で示している。小芋が前いた職場と現在の職場での経験でも、この傾向は反映されているなと感じる。

3番目のグラフ:
結婚歴のない女性は既婚あるいは同棲している女性とくらべて、ピルを使っている人の割合が多いことを示している。一方、LARCの使用率は、これと逆で、結婚歴のない女性では使用率が約半分になっている。10代や大学・大学院生の女性の多くはこの先3ー10年妊娠したくないと思っていることが多いので、彼女たちがLARCを効果的にもっと使っていけるように、小芋ら若い女性を診ている医療者がもっと頑張らないといかん。

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