1月のある朝、アボカドの種を取り除こうとしていたときに手が滑って、人差し指の根元の方をぐっさり切った。1.5cm 幅で、しかもかなり深かったのだが、馬鹿なことに、絆創膏とディスポーザブルの手袋だけで仕事が終わるまで耐えてしまった。仕事が終わってから、urgent care タイプのクリニックに行って、ナースプラクティショナーに縫合してもらった。(生涯ではじめて受けた縫合)
urgent care というのは、予約なしで飛び込みで行けるタイプの診療所で、ここ数年で増えてきている。私のようなケガに限らず、急病全般に幅広く対応している。命に関わるような、あるいは一秒一刻を争うような状況のときはER(救急救命外来)に行くべきだが、そこまでではない、かといって悠長に予約をとって何日も先の受診日を待っている場合じゃないようなときに、urgent care が活躍するわけ。私の健康保険の場合、ER受診にはなにはなくとも120ドルほどのco-pay(自己負担金)がいるが、urgent care だ30ドルで済む。
破傷風の予防注射から 6年近くたっていたので、(まあそれでも10年以内であるので問題ないと言えば問題ないのだが)だんだん心配になって、縫合から1週間後にTdap (破傷風、ジフテリア、百日咳の混合ワクチン)を受けた。このときはphysician assistant が見てくれた。傷の色が非常に悪かったので、それを診てもらえたのもよかった。
この事件のあと、とまとまんがAmazonでセラミックの包丁を買ってくれて、それを気をつけて使っていた。が、2ヶ月とたたないうちにまた似たような場所をぐっさり切ってしまった。で、今度はいさぎよく、前回と同じクリニックにすぐ行った。
同じ PA にまた会い、「あなたはもう刃物を持っちゃいかんわ。」と言われながら縫ってもらった。
洗浄やら縫合には結構時間がかかるので、作業してくれている担当のNP や PA に仕事はどう?とか、一日何人診るの? 学校はどこに行ったの?で、どうだった? とかいろいろなことを聞けてとても面白かった。しかし、いちいちco-pay 払ったり通院したりするのは手間なので、今後はますます気をつけて料理しよう。
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