2011年9月14日水曜日

靴を脱ぐ文化

中国語の通訳さんの協力を得て、中国語を母国語とする患者さんの子宮頸がん・乳がん検診を実施した。半日で7人くらいの患者さんとお会いしたのだが、誰一人例外なく、椅子兼ベッドの診察台に横になる場面で靴を脱がれた。

いわゆるアメリカ育ちのアメリカ人(人種・民族的にはいろいろだが)の患者さんは、一般的に言って、こういう場面で靴を脱ぐ人はあまりいない。それが別に問題ということはないので、私も靴を脱いでと頼んだりはしていない。

そういえば、自分も歯医者に行くと、診察台に横になるとき何となく靴を脱ぐ。それを見たインド出身の歯科医がえらく感動してたっけ。中国人の患者さんたちと日本人の私が、こういう場面でとっさに靴を脱ぐという共通点があるのがおもしろいなと思った。

ちなみに今回40歳台の患者さんで人生初めての子宮頸がん検診を受けられた方もあった。


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