来年の夏から、日焼け止めクリームやスプレーに書かれる表示方法が変わることになったそうだ。早くもお店には、この新しい表示形式で書かれた製品が並び始めている。
主な変化としては、
・broad spectrum という表示は、FDAの基準を満たした製品以外は使ってはいけない。
・SPF15未満の製品には「日焼けの予防」と表示してよいが、「皮膚がんや皮膚の老化の予防」という効能を表示するには、 broad spectrum でかつSPF 15 以上の製品でないとだめ。
・耐水性がある製品関しては、その効能がどのくらい持続するか(40分とか80分とか)まで書く。(どんな日焼け止め製品も汗や水で流れ落ちることは避けられない。) など
このニュースをきっかけに、もっと多くの人が日焼け止め製品を賢く選んで使うようになってほしいなぁと思う。日本の女性が日焼け止めクリームのみならず、日傘や腕カバーや長袖シャツを駆使して日光対策に精をだしているあいだに、ペンシルバニアの多くの女性は無防備というか、むしろ好んで日をじゃんじゃん浴びている人が多い。それでも足りなくて(?)日焼けサロンに行く人も。
先月会ったある患者さんは、まるで「ゆでダコ」のように真っ赤に焼けていた。「サンスクリーン使ってる?」と聞くと、使っているとのことだったが、SPF6程度の製品だった様子。そして、毎日のように子どもとプールに行っていた様子。日焼け止め製品さえ使っていれば安心というわけではないし、日光とのうまいつきあい方を考えないかんな、と思った次第。
今回の表示規制の変化に関して、もっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
http://www.fda.gov/forconsumers/consumerupdates/ucm258416.htm
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