2014年8月26日火曜日

バックパックの使い方のコツ:慢性痛を予防するために

この辺りの小学校でも新学期が始まったとみえて、バックパックを背負った子ども達をよく見かけるようになった。中には、体に似合わないほど大きなバックパックを背負っている子どもも少なくない。後ろから見ると、バックパックに足が生えて歩いているような。

大学キャンパスともなると、分厚い教科書やら、ノートパソコンやら諸々の荷物でかなりの重さと大きさになったバックパックを、一日中えっさほいさしている学生が目立つ。

その大荷物を、片方の肩だけにかけていたり、お尻が半分以上隠れるくらい肩のストラップをだらりんと長めにつかっている学生を見ると、小芋はつい声をかけたくなる。

いきなり道ばたで声をかけるのはさすがに抑えているが、クリニックにくる学生にはチャンスがあれば注意を促している。

1 ) 必ず両肩のストラップを使うこと
2 ) 背負うとき、片手でバックパックを持ち上げてそれをエイヤッ!と振り回すように背負うのではなく、なるべく椅子や机の上にバックパックを一旦置き、両腕をそろりと差し込み、負荷が両肩に均等になるようにしてからかつぐこと
3 ) なるべく荷物は軽くすること

これだけでも、慢性的な肩こり、首・背中・腰の痛みの予防になる。

次の資料は、カイロプラクティックのクリニックのものであるが、バックパックの選び方、荷物の詰め方、背負い方、背負った後の微調整にいたるまで、とても丁寧に書かれていて、参考になる。
http://www.reformbodyclinic.ca/images/pages_images/Backpacks_Not_Backpain.pdf

かくいう小芋もバックパック愛好家だが、荷物を詰めすぎて重くなりすぎないように、普段はわざとやや小ぶりのものを使っている。なんでも入るほど大きいと、ついついいろいろ入れてしまう傾向があるので。ははは。

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