2014年8月15日金曜日

南京虫かもしれない

日本から帰ってきて数日後から、毎日1−2個、虫さされのような発疹がぽつぽつと出現。腰に出たかと思うと次は首筋、足のすね、肩、指、かかと、とてんでんばらばらのところに出るのだ。

初めは放っておいたが、さすがに3−4日このパターンが続くと、無視できなくなり、南京虫(トコジラミ)の可能性もあるから、おととい主治医のところに行った。

南京虫は、よく「朝ごはん、昼ご飯、晩ご飯」のように、何個かの発疹が数センチずつ離れた状態でかたまってみられるのだが、私の場合は、前述のように発疹が各地に孤立しているので、主治医も首をかしげた。

かといって、南京虫でない!ともいいきれないので、帰ってきてから寝具や衣類の洗濯と乾燥に忙しくなった。普段私は乾燥機は使わないんだが、この場合は仕方ない。

主治医が勧めていた、マットレスや枕のカバーを注文した。これにより、もし仮にマットレスや枕内に南京虫が住んでいても、カバーの中で飢え死にする。また新たな南京虫は侵入できない。

もし本当に南京虫であれば、日本から帰ってくる途中のホテル、電車、バス、飛行機のどこかでもらってきたのか。

ここ1−2日は、新しい発疹はないので、すこしほっとしている。ただし、もし南京虫だったら、300日血を吸わなくても生存できるらしいので、まだ油断はならない。(この点で、疥癬より厄介だと思う。)

南京虫は大学のクリニックで日常的に診る疾患。痒みや発疹そのものにも増して、生活と精神面へのダメージが以下に大きいか、ということを今回身をもって体験できてよかった。たぶん。

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