2013年11月6日水曜日

言葉がわからないもどかしさ

スペイン語 の先生の顔ぶれがガラリと変わった。授業がどんどんスペイン語で進んで行くが、私ひとり「すんませーん。わかりません。」(一応スペイン語でこれは言える)と言ってみんなの足を引っ張っている。

私の右隣は高校生、左隣は60歳代くらいのおじさん。みんなありたけの知識を総動員して頑張っている。

すでに知っていることは分かるが、知らないことは分からないーー何歳でもこれは平等である。

聞き取れないことで起こる不安と話せないもどかしさのなかでもたまに、「あ、それ知ってる! 前覚えたぞ!」という場面にも遭遇して、少しだけ名誉挽回する。

翻って、
母国語が英語でない患者さんが、英語で体調のことを私に話してくれたり、逆に私の話していることを一生懸命理解しようとしたりしているときの苦労を思うと、そのガッツに頭が下がる。

0 件のコメント:

コメントを投稿