共同通信社が25日に配信したニュースによると、がん検診車に医師がいなくても胸部エックス線撮影ができるよう、医師の立ち会いを求めている診療放射線技師法が改正されることになったそうだ。
これを読んで、今まで医師の立ち会いが必要とされていたということに、むしろ驚いた。
今回の改正は胃や乳房のエックス線撮影は含まれないとのことで、これらは依然医師の立ち会いが必要とされるとのこと。
マンモグラムの検診車も診療放射線技師が独立して携わることができれば、検診車はもとより病院でも、限られたスタッフでより多くの患者さんを診ることができるようになるんじゃないだろうか。技師が多くの一般的な患者さんに携わる一方で、医師は、より複雑で難しい患者さんの担当により集中できるようになるんじゃないだろうか。
放射線科のことは部外者なので、勝手なことは言えない。ただ思うのは、毎日毎日技術を鍛錬している専門家に敵う者はないということ。職種が医師でも、診療放射線技師でも、経験を積んでいるか、日々研鑽しているか、のほうが、職種名よりも実は重要なように思う。
医師だからって、万能ではない。医師ならば安心、というわけでもなかろう。
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