2009年3月10日火曜日

失業 v.s. 奴隷勤務

不況によって、このあたりの工場でも、さらなる解雇が決定されたりして、失業に関するニュースには事欠かない。一方、とまとまん こと、日本にいる夫は、昨日1日で2日分くらい働いていた。夜12時近くに帰宅して、それからやっと晩ごはんが食べられたとのこと。いつもは私の朝ごはんの時間 = とまとまんの晩ご飯の時間 なので、食べながらスカイプで話すけど、今朝はそういうわけにいかなかった。(ちなみに、私の晩ご飯の時間 = とまとまんの朝ごはんの時間 なので、このときも時間が合う限り一瞬スカイプする。昼夜が真逆なのは便利なこともある。)夕方、つまり彼にとっての翌朝にスカイプから電話を鳴らした。3分「トゥルルルル」音を鳴らしても反応なし。すこし時間を置いてあと2回かけなおして、やっと電話を取ってくれた。最初の2回の音は全然聞こえなかったらしい。あまりに疲れた表情なので、起こしてしまって気の毒に思った。遅刻しても、もうちょっと寝ていたほうがよかったかもしれない。思えば、年度末のこの時期は、毎年、普段にもまして帰宅時間が遅くなることが多いようにおもう。

仕事がないというのは困るけど、長時間(時に休みもなく)奴隷のように働く環境も、とても困る。からだもこころも疲弊しちゃう。アメリカにも長時間労働をするひとやワーカホリックの人はいるけど、おしなべていうと、日本のほうが圧倒的に仕事に人生捧げている(or 捧げざるを得ない)状況が多いのではないかな。個人差はもちろんあるけどね。簡単に解雇されちゃうのも大変だけど、終身雇用&福利厚生をエサにして、残業はあたりまえ、文句言わずに働くんや!的環境はこわい。フルタイムの会社員&専業主婦というスタイルの家庭だと、長時間労働でもまだやっていけるのかもしれない。でもわたしと とまとまん のスタイルではないんだなー。お互いが、家の内外両方でそこそこ働くのが、一番バランスがいいと思っている。(ま、わたしたちの場合、そもそもいつ同居できるかが問題なんだけど。スカイプ夫婦はあくまで私たちの一時的なスタイルであって、一緒に住むのが私たちの目指すところ。)

会社には とまとまんをもっと大事にしてもらいたい。これは無理な願い? 会社の改善を願っているより、早いところ「いーち抜ーけた!」とこちらから願い下げにするほうが得策かも、と思うこともある。とまとまんの仕事だから、私が決めることじゃないけど。とまとまんは自分の技術を会社で生かし、充実感を得ているいい面もあるしね。でも帰宅時間が「8時=早いほう」、「9時=まあまあ」、「10時=ちょっと遅い」という感覚は悲しいとおもってしまう。 このくらいの帰宅時間だったら、日本では別に「ふつう」あるいは、「そんなのは帰宅が遅いのに入らない」かもしれないけどね。 

以上、まとまらず。

1 件のコメント:

  1. 日本だけか分からないけど、日本のサラリーマンてつらいよね

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