近くのホールで、金曜夜8時からオーケストラのコンサートがあるというので、雪降る中、出かけていった。徒歩10分くらい。
立派なホール。さすが著名なオーケストラだけあって、すばらしい演奏。
なのに、観客のひそひそ声が断続的に聞こえてきて、泣けた。わたしゃこのノイズを聞きに来たんじゃない! エモリーのエマーソンホールを思い出し、また涙。(あそこはホールといい、コンサートの内容といい、むちゃよかった。ホームシックですね。)
音楽を聞きたいわけなので、耳をふさぐわけにもいかない。「だまれーーーー!」と叫びたかったがこらえた。
あと、1楽章ごとに盛大な拍手が続くのも疲れた。あまりにすばらしくて、思わず「うっかり」拍手しちゃった、というレベルではなく、盛大な拍手。
リフレッシュするために行ったコンサートだったが、行ってよかったような、余計疲れたような、複雑な気分。
1時間かけてピッツバーグまで行けば、コンサートの様子も随分違っただろう。
世の中にはいろんな人がいるからねぇ。まあ、行ってよかったと思うよ。
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