2009年1月26日月曜日

無料の専門誌


最近知ったことだが、ナースプラクティショナー向けの無料の雑誌がいくつか出ている。写真のはそのうちの一誌で、プライマリーケアに関する内容の記事が多い。ティーナがためていたバックナンバーをいくつかもらってきた。

肥満治療の手術の話とか、皮膚がんの一種であるメラノーマの話とか、自分の専門ではないけど全く関係なくもない話題が載っていて、おもしろい。晩ご飯の友である。(朝ご飯のときは、とまとまん とスカイプするので、朝は読まない。) 行儀悪いとはおもいつつ、ついつい。

メラノーマの記事を読んだ後は、やたらに患者さんのほくろが気になってしょうがない。記事に影響されて、過敏になっているわたし。

話変わって、
先日のこと、ドラッグを使っている患者さんでものすごく多弁な方があった。おしゃべり、という域ではない。どこで息ついでるの?と思うくらいに話が止まらない。話の内容は、決して支離滅裂というわけではなく、それなりに筋が通っている。が、こちらが口を挟むスキを与えないので、会話にならない。わたしは人の話に折って入るのが苦手なので、患者さんの流れる話になかなか入っていけなかった。様子を見に来たティーナが、パシッと二言三言で結論を言ってくれて、その場は救われた。新しい体験をした。

4 件のコメント:

  1. 無料の雑誌って、どういったところが出版してるのかな?なかなか専門誌って無料にするのは難しいと思う。

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  2. えっと、今手元にあるのは、写真に載せた1種類しかないんですけど、これはAmerican College of Nurse Practitioners というNP団体が発行していて、出版社はElsevier という学術雑誌なんかを出している会社です。無料にできるのは広告が多いからかな、とおもうけれど、そこまでむちゃくちゃ広告が多いわけでもないので、不思議なところです。取り急ぎご報告。小芋

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  3. お久しぶりです!
    チーム医療維新 www.teamiryou.org のおがたです。
    NP生活がんばってらっしゃるようですね〜
    いつかお会いできる機会があったら嬉しいです。
    NYに来る際は言ってくださいね。

    余計なお世話かもだけど、早口の患者さんは躁鬱病かもしれないので、疑った方がいいですよー  躁鬱病の診断をする時に、「数日間、いつもの自分でないような気がしつつ、早口になっていることがありますか?」ってのが質問のひとつにありますし。

    もしくは、ドラッグのせいでハイで早口なのかもしれませんけど。

    あと、無料の専門誌は、がばがば来ますよね。
    ご紹介されている雑誌はACNPのメンバーに来るやつ、とかでは?
    ACNPを通して免許を取ったとか、ですか?

    あと、Clinicianとか、広告が超多いやつはよく来ますよね。

    NPになったとたんに、今までより郵便が3倍になった感じです。

    いい雑誌もありますよね。でも読み切れないことが多いですけれど。

    おがた

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  4. おがたさん、
     コメントありがとうございます。躁うつ病のことは考えていませんでした。次おなじような状況になったら、differential dx のひとつとして頭に思い浮かべなきゃ。
     写真の雑誌はACNPのものなんですが、特にACNPとはかかわりのない職場のNP宛に送られてきてました。ちなみに私がNPの免許を取る際に受けた試験は、NCCのです。
     

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