たとえば、
- 毎日同じ時間に寝起きする。(休みの日も)
- ベッドは寝ることとセックス以外に使わない。(ベッドで飲み食いしたり、ゲームや勉強をしたりは御法度。)
- 午後2時以降のカフェイン摂取はしない。
- 寝る直前の食事や飲酒は避ける。
- 夜遅くの激しい運動は避ける。 など
どれもこれも目新しいことではなく、まぁ常識的なこと。それでも大学院の薬理学の授業中に初めて sleep hygiene というくくりで習ったときは、とてもインパクトがあった。当時実習レポートやら宿題やらで、常に睡眠は乱れがちだったから。
今クリニックで働いていて、睡眠不足や疲労感を訴える患者さんの話を聞いていると、まさに sleep hygiene とはまったく正反対のことが日々せっせと実践されている例が少なくない。
もちろん、睡眠異常や疲労の背景に、何らかの病気が存在することもあるが、いずれにしてもまずは健康的な睡眠の習慣を取り戻してもらうことがとても大切。
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