2012年6月21日木曜日

気にするか、気にしないか、気づきもしないか

家族とかルームメイトなど複数の人と一緒に生活すると、ホコリとか汚れによく気づく人、気づいていはいるが気にしない人、気づきもしない人、という3パターンの傾向が見られると思う。一貫してきれい好き又は汚い好きの人もいるだろうし、台所についてはうるさいが、トイレの汚れは目にも入らないなどという独特のバリエーションを持った人もいるだろう。

で、汚れに気づいてそれを気にするタイプの人がせっせと掃除に励む一方で、汚れに気づきもしないタイプの人は、何にも困っていない。またこのタイプの人は、きれい好きタイプがなぜせっせと掃除しているのか理解に苦しんだりする。

前置きが長くなったが、ある出張先の、古いオフィスの掃除に励んでしまうのはこの私である。このちっちゃなオフィスでは掃除人が雇われていないので、自分たちで掃除をしなければならないのだが、ほかのスタッフはなんちゃ汚れが気にならないらしく、私だけがなんだか掃除に励んでしまう。損な役だ。

地域柄なのか、大家さんも外装の傷みに関して、とても無頓着である。車が突っ込んでできた外壁の傷はもうずいぶん長いこと放置されている。

毎日使っているオフィスではないし、1日ですごく汚れるというわけではないのだが、そもそも建物も内装も備品もみんな古いので、最低限メンテナンスとしての掃除をちゃんとしておかないと、なおさら哀れに見える。(少なくとも私には。)

ひとりイライラして掃除して疲れるのもバカかと思うが、かといって、小汚い環境のなかで働くのもまたストレス。「気にしない」「気づきもしない」派になれたら楽かも、とは思いつつ、できないんだな、これが。

貧しい地域に位置したオフィスとはいえ、この地域外からこのオフィスに来る患者さんもある。別の町にある同じ系列のオフィスにかかっていた患者さんが、引っ越しをした結果最寄りとなったこのミニ・オフィスにくることだってある。診察の中身では負けないつもりだが、オフィスの雰囲気・印象で大幅にがっかりさせてしまったら、なんか悔しい。

1 件のコメント:

  1. 私もトイレの汚れをトイレットペーパーで拭いております。

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