NPにインタビューをするという宿題のため、私にコンタクトしてきたペンシルバニア州東部の学生 Sさんから、今日丁寧にお礼のメールがきた。
なんでも、例の宿題で100点満点を獲得し、先生からのコメントもとてもよかったそうだ。「ぜんぜん見ず知らずのわたしのために協力してくださりありがとうございました。いいものになるよう一層の努力(went extra mile) を賜りました。」とあったが、そこまでいわれると恥ずかしい。頑張ったのは彼女であって、私じゃないし、むしろインタビュー項目に答えるにあたって考えをまとめたのは、私にとってとてもよかった。
「何か私にできることがあれば、何でもおっしゃってください。例えばなにかのボランティアですとか。」と、どこまでも丁寧なSさんである。
私が言えることは、「もし私が何かお役に立てたのでしたら、そのお返しは、将来あなたがだれか別の学生さんにやったらいいのですよ。」ということだ。
それはちょうど、自動車の運転免許を取れたあかつきに、まだ車に乗れないだれかを乗せてあげることに似ているとおもう。その「だれか」は自分が免許を取る前に自分を車に乗せてくれた人びとと、かならずしも同じではないのだけど、心の中では「お返し」をしている気持ちなわけだ。
それでいうと、私がNP学生時代に先生やプリセプターから受け取ったたくさんのことを、私はまだまだ世にもひとにも十分「お返し」できてない。たぶん、一生かけて借金返済だー。
「知らないから、分からないからこそ、あなたは勉強(実習)に来ているんでしょ?」といって、辛抱づよく面倒見てくれた先生たち・プリセプターたちのことを思うと、胸がいっぱいになる。
こちらはSさんにインタビューを受けたときの日記。
http://koimokko.blogspot.com/2012/03/np_21.html
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