2012年4月19日木曜日

残業と自分ケア

私の勤務時間は本当は8時から4時までだけど、仕事がたまりがちな昨今は7時20分くらいにオフィスに入り、8時に電話が鳴り出す前にまず一仕事。定時後も、5時前後まで残っていることが多い。

特に、細かい検査結果と、電子カルテ画面と、従来の紙カルテの3者を交互に見ながらそれぞれに書き込みをする作業は、すごく集中力がいるので、電話や診察でしょっちゅう作業を中断しなければならない日中にはなかなかできないのである。(途中で止めると、戻ってきたときにどこまでやったかわからなくなって、またやり直し、とか。)完全に電子カルテになったら、こういうのも過去の「思い出」になるのだと思うが、今は仕方ない。

しかし、一番遅いときでも夕方6時少し前のバスには乗るので、多少渋滞なんかがあっても6時半には家に着く。(でも自分としてはそういう日はかなりぐったり。)このバスを逃すと、遠回りしてえら~~く時間のかかるバスしか残っていない。

ところが、日本にいる とまとまんにとっちゃ、9時とか、9時半でも結構早い、なんて域である。彼にとって遅いというのは11時、12時のことである。

このまえ東京であった妹夫婦の結婚を祝う食事会の席で、私のいとこたちも「家に帰るのは日付が変わるか変わらないかくらいの頃だよ。」と言っていた。

これを当たり前のようにこなしている彼らに私はただ驚くばかり。ナース的感覚で言えば、毎日日勤と準夜勤という2つのシフトを連続で働いているのと同じでないか。よくスタミナが持つなとおもう。そしてそういう働き方があるいみ「普通」扱いされているところが怖い、と私は思ってしまう。

で、5時台、6時台に帰る私が余裕たっぷり、暇しているかというと、決してそんなことはない。運動して(なるべくご飯の前に)、とまとまんとしゃべりつつご飯食べて、多少の家事をして、歌の練習して、メールを整理して、ブログと日記を書いて、とかやっているとあっという間に10時前後になってしまう。朝が早いので、10時までに寝るのが目標だが、毎日は達成できてない。特に、朝早く行って、帰りも結構居残っていたような日は、全部の活動が後ろにずれずれになって、リズムが完全に狂う。

私の場合、自分ケアをちゃんとしてないと、まんまと仕事に響く。いろいろなことに気づくセンサーが鈍るし、なにより元気が持たなくなる。まっとうな時間にまっとうな内容のご飯を食べる、毎日なるべく運動するといった、人様におすすめしているライフスタイルを自分自身が実践することも、ある意味私の仕事のうち、みたいな気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿