2012年4月2日月曜日

10代の患者さん連続4人

中高生の患者さんは、学校の授業があるから、午後の診察枠のさいごの方に予約をいれていることが多い。単に初診というだけでなく、婦人科自体にかかるのが生まれてはじめてということも珍しくない。今日はそういう患者さん15-17歳が4人立て続け(友達同士)だった。げっそり疲れた。

なぜ疲れるか。説明することが多い(少なくとも、プロトコル上)。守秘義務の話にはじまって、緊急避妊ピルの話、日常的につかう避妊方法の話、葉酸摂取のこと、検査結果をどう連絡するかなどなど。わたしも単なるばかじゃないので、壊れたレコードのように同じことを繰り返しどの患者さんにもいったりはしない。 Tell me what you have heard about ~~. (~~についてどんなこと知ってる?)みたいに患者さんに言ってもらう方法をとったり、話の流れの中で話題の順番を変えるし、パンフレットやチラシを活用して、なるべく要点だけおさえるようにしてるつもり。

だけど、これらの情報について患者さんが知っている内容が10戦10敗みたいなこともあるし、あ、彼女このままなら遅かれ早かれ妊娠して(or 性感染症にかかって)戻ってくるな、みたいなことも多々あり、20代以上の患者さんのようにはなかなかスムーズにことが運ばない。ボスにはその辺のところがなかなかわかってもらえないのが残念。(なにぐずぐずしてるんや、みたいな。)

もっとも、私が言いたいことだけ言い続けても、彼女たちの耳は素通りになる可能性が高いことを踏まえておかないといけない。何はともあれ、彼女たちにとって「婦人科だけはごめんだね。」という状況にはならないように、快適な?診察を心がけるのだが~~~

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