2010年1月11日月曜日

仕事用、運転免許用の健康診断

職場から必要と言われたので、といって健康診断の用紙を持ってくる患者さんがある。またペンシルバニア州では運転免許を取るにあたって健康診断の証明がいるので、そのために来られる患者さんもある。私はこの手の健康診断がなかなか好きになれない。健康診断そのものが嫌いなのではなくて、わがオフィスにおけるこの手の健康診断の「位置づけ」が嫌いなのだと思う。

私はどんな健康診断であっても、身体診察の前に病歴をたずねることが欠かせないと思っている。問診表を確認しつつ話を伺うことをすっとばしての診察など意味がない。話を聞いて、診察して、最後にカルテと患者さんの持ってこられた用紙に記入して、、という作業を5-10分でするのは無茶だとおもう。けど予約スケジュールからするとそのぐらいの時間枠しか取られていない。でも自分は早送りでやれないので、頑張ってもやっぱり15分はかかってしまう。その間にティーナが他の患者さんを診てくれている。すまないとおもうが。

異常なし、と診断書に書き込むのは簡単だけど、その結論に至るには、やっぱり判断の根拠がいる。十分な情報収集なしに判断してしまったら危険だ。診断書の重みを思うと、簡単にはできない。私が考えすぎ?

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