2009年5月16日土曜日

50歳違いの友

1月の雪の日、鍵を家の中に置いたまま外に出てしまい(自分で自分を家から閉め出してしもうた!)途方に暮れていた私を、近所のおばあさんが電話を貸して助けてくれた。以来、そのおばあさん、メリーさん(仮名)というのだが、と仲良くしている。メリーさんは まもなく81歳。いつもニコニコしていて、冗談をいっぱい飛ばす。

2,3週間前のある日曜日の午前中、「頭がガンガン痛くてかなわんのよ。一晩中ずっと痛くて、寝れたもんじゃなかったの。でも救急車を呼ぶのはどうしても嫌で、朝までがんばっちゃった。用事で出かけるときのついででいいから、ERに連れて行ってくれないかしら?」と電話が来た。血圧が高いという話は前から聞いていた。本人が救急車を呼ぶことを考えるほどの頭痛はちょっとほっとけない。で、車なら5、6分のところにあるERまで車で送っていった。3-4時間後、病院から電話が入り、迎えにいった。帰宅できる状況でよかった。血圧は相当上がっていたらしい。(あえて値は聞いてないけど。)新たな薬を追加されたと言っていた。

メリーさんは、送り迎えしてくれてありがとー、といたく感謝されて、「あんたに一回夕飯を食べさせないかん!」と言って、後日中華料理の店に連れて行ってくれた。私としては、ハードな1日のあとに、ご飯を食べながら話を聞いてくれる人がいるだけで十分幸せなので、お金を払ってもらう気はぜんぜんなかったのだけど、「老人を敬いなさい! 私が払うったら払うの。」とピシャリと言われて、ごちそうになってしまった。

今日は Aldiに買い物に行くときに声をかけたら、行く!と言うので、一緒に行ってきた。普段は、息子さんが訪ねてきたときに、スーパーに連れて行ってもらっているみたいだけど、ちょうど食料の残りが少なくなっていた様子。よいタイミングでよかった。帰りに Arby's (サンドウィッチの店)に寄ってくれないかしら? とメリーさん言われるままに寄ったら、わたしの分までサンドウィッチを買ってきてくれてしまった。

買い物はもともとあんまり好きじゃないけど、メリーさんと一緒に行くと、ちょっとしたレジャー気分だった。いい友に恵まれて感謝。ちょっと困ったときに、お互いに気安く頼める仲はとっても貴重。

6 件のコメント:

  1. 近所に中のいい人がいるのは大きいね。最近日本では、そういったのがなくなってきてるのかなあ。

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  2. 親切が親切を呼ぶっていうか、、いい人たちは、こんな風につながっていくんですね。素敵なStoryに、とっても癒されました。

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  3. ironika さん、
    わたしの住んでいるところは住宅地というよりは商業地なのです。だから余計に、近所に知り合いが住んでいるのは貴重なこと。メリーさんと知り合えた私はラッキー。

    匿名さん、
    私も車のないときは車を持っている友達にさんざんお世話になっていました。いまはその分もペイバックしないとね。

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  4. あえてコメント、60歳違いでは?

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  5. 再コメント、50歳では?、に修正。

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  6. oketakoyakaさん、
    ご指摘ごもっとも。早速直しました。いやはやお恥ずかしい。。

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