2009年5月20日水曜日

経済財政諮問会議にNPの話題

昨日5月19日の経済財政諮問会議にナースプラクティショナーの話題が登場した、と在米日本人NP系仲間のメーリングリストで紹介があったので、早速見てみました。

質疑応答での与謝野大臣の発言の一部を引用します。
<ここから引用はじまり>
アメリカのいわゆるナースプラクティショナーというのは、アメリカは広いですから、ナースプラクティショナーは事実上お医者様を代替している場合があると、医師のおられないところで。日本の看護師協会が考えている看護師の業務分野の拡大というのは、そこまで考えていないと。しかしながら、看護師の資格を持った人を例えばもう一度修士課程で勉強させて、今やっていることのほかに、もう少し責任のある医療行為に参加していくと、そういうことをお考えのようでございまして、私は決して悪い考え方ではない、むしろ高度な知識を持った看護師の方にやっていただいたほうが、軽症の場合は迅速で効率的に医療行為が進むという場合もあるわけですから、これも医療の効率化、それから国民に対して提供するサービスの内容の充実にもつながると、そのように思っておりますし、また看護師協会の人たちもこの方向には非常に熱意を持っておりますので、そういう意味では大変結構な方向じゃないかと思っております。
<引用終わり>
経済財政諮問会議のウェブサイトはこちらhttp://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2009/0519/interview.html

日本でNPのような専門職が活躍できる日がくる、希望の光を見る思いです。

ちなみに、最初に述べたメーリングリストは3月に生まれました。Advanced practice registered nurses つまりナースプラクティショナー、助産師(Certified Nurse-midwife)、麻酔看護師(Certified Registered Nurse Anesthetist)、Clinical Nurse Specialist、それから医師助手(Physician Assistant)としてアメリカで働いている、もしくはそれを目指して勉強している日本人のグループです。2ヶ月足らずでメンバーは20人を数えるようになりました。メンバーはアメリカのあちこちに散らばっているので、まだ会ったことのない人が大半ですけど、いろいろと情報をやり取りして、とっても励まされています。ほんとに貴重な仲間です。

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