2009年2月17日火曜日

産科に見学に行く

今日は午後から、産科提携医師のDr S 勤める病院に見学に行った。クリニックから30分弱。牧場をいくつか越えた隣町に某市立病院はある。Dr S はなんと30分くらいかけて外来から分娩室、産褥期を過ごす部屋、新生児室、ついでにERまで案内してくれた。病棟も病院全体もこじんまり、かつあたたかい雰囲気であった。(分娩室はざんねんながら、"医療現場"的ふんいきだった。)

Dr S はこの病院の唯一の産科医師で、もうひとり医師の協力の下、年間300近いお産をきりもりしている。貴重な貴重な人材だ。私が緊急帝王切開のときの麻酔は誰がするのかとか、小児科医は常駐しているのかとか、出産準備クラスはどうなっているの?など、つい質問攻めにしてしまっても、面倒くさがらずに丁寧に答えてくださってとてもありがたかった。Dr S 以外のスタッフ(看護師、ナースプラクティショナー、事務の人)の顔が見れたのもよかった。

分娩室にはちょうどわたしのクリニックの産婦さんが入っていて、麻酔科医が硬膜外麻酔を入れているところだった。

今までお産の施設を見もしないで妊婦健診・産後健診を担当してきたので、どうも気分が悪かったのだが、これですこしはすっきりした。妊婦さんには見学に行くように勧めていきたい。出産準備クラスは、年4回(2、5、8、11月)の開催だそうである。平日の夜、4週(6週だったかも)連続で完結するらしい。5月の回に参加させて、と担当のナースに電話してみるつもり。

帰ってきてから、聞き忘れていたこといくつか思い出した。今度Dr S がクリニックに来るときに聞いてみよう。

2 件のコメント:

  1. それにつけとて日本の産科医師減少は気になります。

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  2. 質問、疑問がたくさんでてくるということは一つの能力だね。

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