小児科を卒業して、乳房の触診や子宮がん検診を含む婦人科健診を受ける10代の患者さんは、多少なりとも緊張してやってくることが多い。なるべくリラックスした状態で過ごしてもらいたいと思うのだが、難しい。月経の様子や、今までにかかった病気のこと、家族の健康状態などの話を始めに聞くので、話しているうちにリラックスしてくれる場合も少なくないが、場合によっては、わたしが診察室に入る前から、ヒックヒックと泣きながら恐怖におののいている患者さんもある。
事前に何をするか説明することがとても大事だが、「ほどよい」説明のレベルに迷う。細かい説明を望む人、むしろあんまり聞きたくないわという人、その頃合いが微妙である。
はじめての婦人科健診の印象が、患者さんにとって「よかった」という評価にはならないまでも、せめて「心配していたほどたいしたことなかったわー。」という思いで帰ってもらえるように、自分の話術も診察の技術ももっと磨かなくちゃ。
何も心配いらないよと思わせるような態度、特に良く来たわねという意味が伝わるような笑顔が大切かな?
返信削除oketakoyakaさんと同じく、そう思います。
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