2017年1月20日金曜日

あこがれの、みみずコンポストを始める

vermicompostingをご存知だろうか。魚釣りの餌に使われているようなミミズに野菜くずなどを食べてもらって、土づくりをする一つの方法のこと。

植物園の無料講座でこのことを知って、いつかやりたいと思ってきた。とまとまんは難色を示すので、なかなか開始できず、そこへさらに父が入院したりして気持ち的に落ち着かない日が続き、ますます決心がつかなかったが、ある時思い切って、やっぱりやろう、と思った。

まずはミミズを手に入れることから。地元で育てている人に分けてもらおうと思ったが、Craigslist やFreecycleなどでは見つからず、結局はペンシルバニア州内のあるミミズ屋さんからインターネットで買った。送料込みで20ドルくらい。(とまとまんは子芋がミミズを買ったことと、20ドルも使ったこととに、二重でショックを受けている。)

日本料理店の店主にもらってきた空の醤油容器(バケツ)に、1か月分くらい生ごみを貯めておいたので、それに小さくちぎった新聞紙や段ボールなどの紙類を混ぜて、程よい湿り具合にし(水が滴るほどではいけないとのこと)、そこにミミズちゃんたちを放した。

もっと詳しく書くと、バケツは二重にしている。バケツ1つには底と側面にドリルで穴をあけて、もう一つの穴の開けてないバケツの上に重ねている。そうすることで、余計な水分があれば、穴をとおして下のバケツに流れていく。そして、バケツの上には、古いTシャツをかけて、通気性の良いフタ代わりにしている。

さいわい今のところ、みみずちゃんたちは元気そうで、小包で届いたときよりも大きくなっている。今後がますます楽しみ。

父の具合について、このところ毎朝毎夕のように母や妹と電話やHangoutやメールをし合う今日この頃。いろいろと落ち着かない中、ミミズちゃんの成長や、生ごみが少しずつ土になっていく様子をみると、ちょっとほっとする。

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