2015年10月10日土曜日

ICD code と CPT code のマッチング

子宮頸がん検診や、避妊カウンセリングや、性感染症の検査などを含む、いわゆるWell-woman Visit をするとき、その内容柄、ICD コードと呼ばれる診断名の番号と、CPTコードと呼ばれる医療行為や診察内容の複雑さを表す番号は、それぞれ複数にまたがることが多い。

このたび、CPTや処方箋がどのICDと関連しているのか、電子カルテ上でマッチさせないといけないというお達しがきた。

何事もなくとも、Well-woman visit は、いわゆる風邪とか捻挫とか漆カブレといった何か一つの問題の診察とeducation により時間がかかるし、避妊薬やPap test を電子的にオーダーするにも、コンピュータのマウスを何度もカチカチカチカチ鳴らしているっちゅうに、極め付けが、このたび指示されたマッチング。

これを全部20分でできる人の顔が見たい。患者さんと何も語らず、何も話を聞かず、とでもなきゃ、とても無理。

お一人の診察を終えて、一旦自分の部屋に戻り、静かな環境でカルテを仕上げて、次の患者さんの部屋に行くのがベストだが、そうするとさらに遅れてしまうので、未完のカルテを閉じて、次の部屋へ。そうして昼までにカルテがたまり、夕方までにさらにカルテをためてしまった日は、涙である。


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