2014年10月26日日曜日

介護職員による血糖値チェック

京都府内の介護施設の介護職員が入所者の血糖値を測っていた事実があり、それが医師や看護師のみに許された医療行為だったということで問題だ、とニュースになっていたのを読んだ。

指先にチクっと針を刺して血液を1滴絞り出し、手のひらより小さいくらいの血糖測定器で血糖をはかっていたのだと推察する。糖尿病患者さんやその家族の人を含め、一般の人でも指導を受けて練習したら、すぐにできる類のものである。

小芋は、介護職員にこのような行為を委嘱できる法的手段がない方が問題だと思う。介護職員がはかった血糖値を看護師に報告し、看護師がそれを判断して次の医療行為を行う、というのが現実的ではないだろうか? いちいち医師か看護師が血糖測定しないと医師法違反になる、というのが今2014年の医療かとおもうと、がっくりくる。

介護士養成のプログラムに血糖値測定が入っていないのであれば、今後導入する、または卒業後に研修を受けて、パスしたら認定をあたえ、血糖値測定しても法律違反にならないようにする、などの対策はどうだろう。

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