都議会で質問に立っていた塩村文夏議員に対し、「早く結婚した方がいいんじゃないか。」というヤジを飛ばした鈴木章浩都議は、「本当に結婚がしたくてもできない方への配慮が足りなかった。」として謝罪したという。
この言葉からは、結婚したくても出来ない「気の毒な」人たちに対して悪かった、みたいな印象を受ける。
しかし結婚したくなくて結婚していない人、に対しても同様に大変失礼な発言だったと思う。
結婚したいか、子どもが欲しいか、といったことは、極めて個人的なこと。
個人個人、また個々のカップルが考えることであって、
他の人がとやかくいうことではない。
結婚すること、子どもを持つことがまるで「標準」で、それ以外は「異端」「異常」「変人」「半人前」「努力不足」みたいな考え方を、鈴木議員だけでなく、自分のまわりの人々にも捨ててもらいたい。
いろんな性のあり方がある。自分はセックスしたいがセックスレスなパートナーを持つ人、同性愛の人、1人でいるのが一番心地よい人、いろんな人がいるのだ。結婚してもしなくても、セックスしてもしなくても、妊娠してもしなくても、自分が幸せなら、幸せ。
逆に、他人からみてどんなに「標準」で、絵に描いたような幸せでも本人が幸せと思えないなら不幸せ。
鈴木都議のニュースのおかげで、最近思っていたことが書けた。
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