というのも、とある研究グループが IPV/RC に関する介入研究をしていて、 わがオフィスが「介入群」のひとつに選ばれたのである。「介入」の手始めとして、スタッフ全員がトレーニングを受ける機会に恵まれた。
これまでIPVに関しては、NPプログラムでも、その後就職してからの研修でも学ぶ機会がちょこちょこあったが、今日のトレーニングは目からうろこ、あぁ今日まで生きててよかった、というような内容だった。
従来私が学んでいたのは、IPVとはなにか、IPVの頻度がいかに多いか、そしてスクリーニングの質問をルチーンで尋ねることがいかに大事か、もしIPVの存在が明らかになったらどうリソースにつなげるか、というような感じ。
しかし今回の主眼はIPV/RCを「見つけて援助につなげること」ではなかった。むしろ、IPV/RCを背景にしてしばしば望まない妊娠をしたり性感染症にかかったりする事実を踏まえ、患者さんがリスクを少しでも下げられるようなオプションを提示し、クライアントと方向性を探っていく、ということに重点があった。
いままでだって、IPVが性の健康に大きな影響を及ぼすことは心得ていたが、今日のトレーニングによって、IPV/RCと性の健康の関係が自分のなかでもっとつながって、カウンセリングをより意義のあるものに再構築できそうな気がした。
まだ言葉でうまくまとまらないけど、ともかく、今日のトレーニングは今までのいろいろなトレーニングの中でもピカイチであった。
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