2011年6月25日土曜日

エクスターンシップに来る学生たち

うちのオフィスでは、近くの専門学校から、メディカルアシスタントの学生のエクスターンシップ(いわゆる実習)を受け入れている。学内での講義や演習を終えたあと、彼らは2-3ヶ月程度のエクスターンシップをへて、晴れて卒業できるのだ。

積極的に学ぼうという学生がいないわけではないが、そういう学生はむしろ少数派。なるべく最小限の労力で時間数だけ稼げればいいや、という感じの学生が残念ながら少なくない。いつだったか、「わたしらなんて、ただ働きよーー」とあからさまに豪語したり、遅刻が続いたりして、実習中止になった学生もあった。(要はクビ。)

そもそもあまり学ぼうという気のない学生にいろいろ教えているスタッフたちは尊敬に値する。私自身は彼らに手取り足取り教える場面は少ないが、やはり同じ「チーム」として働いているわけなので、彼らの言動・態度もろもろ非常に気になる。血圧が正しく測れるかとか、スタンダードプリコーションを理解しているかといったこと以前に、名札つけてるか、患者さんにちゃんと挨拶できるか、プライバシーが守れているか、から。

誇りを持って働いている優れたメディカルアシスタントの人たちもいっぱい知っているし、また、メディカルアシスタントの学校やその後の仕事を足がかりとして、さらにキャリアアップしていく人もいる。だからエクスターンの学生を十把ひとからげに批判したらいけない。が、医療技術以前の、「しつけ」みたいなところからかかわらないといけないことも珍しくないのが現実。


0 件のコメント:

コメントを投稿