2009年9月14日月曜日

Change of Status

アメリカの大学や大学院を卒業した留学生に対して、Optional Practical Training という制度が与えられています。身分は学生ビザのままで、自分の専門分野に直結した仕事への就労が認められるのです。(だからマクドナルドでバイトしたりするのはだめよ。)期間は1年間。私はこの制度を利用してNPとして就職することができました。

会社と交渉し、H1Bビザという就労ビザに切り替える手続きを行い、F-1ビザからH1Bへの変更(Change of Status)が認められました。(と書くと、2行にもならないですが、この作業には膨大な時間と手間とお金がかかっとります。)H1Bの手続きに関しては、また後日書きたいとおもいます。

実際H1Bに切り替わるのは10月1日です。アメリカ国内にいる限りは、とくに何もしなくていいのですが、一旦国外に出ると、アメリカに再入国する時点で、新しいビザのスタンプをパスポートに押してもらっている必要があります。そうでないと、再入国できません。

会社が雇っている弁護士の指示で、ビザスタンプをもらいにカナダのトロントにあるアメリカ領事館に出かける予定でした。ところが、領事館での面接予約の枠がぜ~~~~~んぜん空いていなくて、予約がとれません。3週間くらい毎日一日何回もオンラインで確認するのですが、だめ。領事館に電話をしたところ、「朝7時から夜10時までの間に40回ほどランダムにチェックすると、きっと予約枠が見つかるから頑張って。タイマーをかけて、10分から15分ごとに確認するといいですよ。」といわれ、果敢に挑戦しましたが、ぜんぜんだめ。

それで、日本のアメリカ領事館で手続きをすることになりました。日本の領事館は、予約枠が結構空いています。11月にある学会で話をするように頼まれているので、それにあわせて帰国し、ビザの手続きをしてくる予定です。

わが組織の1年目のNPは有給休暇が10日で、11月時点では8日までしか利用できないのですが、先月とまとまんが来米したときにそのうちの2日を使っているので、有給休暇として使えるのは6日のみ。それと土日を足しても、往復の移動と、ビザ手続き、ビザ待ち、学会参加、自分ととまとまんの実家訪問をぜんぶ達成するにはちょっと日が足りない。減給にはなるけど、休みを追加でもらうつもりです。ビザがなきゃ働けないのは、会社側も理解しているので、協力してくれるはず。

3 件のコメント:

  1. ビザのことは、一苦労ですが、HIビザに切り替えることができて、良かったですね。困難を一歩一歩着々と乗り越えている感じで、とても頼もしいです。

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  2. こいもさん、よかったですね!これで、更新の時までヴィザの心配をしなくて済みますね。H1に変えれると聞き本当にうれしいです。ビザのことは本当に心配してました。
    かえる

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  3. おめでとうございます。仕事されながら手続き大変でしたね。弁護士費用は会社で負担してもらえましたか?

    OPTを含め、卒業後どうするか考えてしまいます。書類手続きは本当に大変ですものね。

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