きょうの日記は私の歯と歯茎のこまか~い話なので、口腔のリアルな話が苦手な方はどうぞご遠慮ください。ちなみにわが夫、とまとまんは、こういう医歯学系の話を逐一されるのを嫌がります。でも私は話したがり!(笑)
7月の終わりに歯科検診を受けた際、下の段の前歯2本が微妙に少しずつ前に突出してきていることを伝えた。ここ1年くらいでゆっくりと、でも確実に歯が動いてきているのだ。X線撮影の結果、歯茎に埋もれている歯の根っこの長さが、この前歯2本の部分だけ妙に短くなっている様子が発見された。歯のぐらつきも指摘された。で、歯周治療専門医を紹介するから、そこでよくみてもらうように、と いわれた。
今日仕事のあとで行ってきた。なんでまた車で40分もかかるところに行かないかんのや、とブツブツつぶやきながら車を運転してたのだけど、行ってみたら歯科医 Dr C もスタッフもむちゃよかった。(それか、アトランタでの経験が最悪すぎて、それ以降に出会う歯科はみんなすばらしく見えるのかもしれない。アトランタの経験はいまだに心の傷だ。)
歯科医は丁寧に病歴・歯科歴をとってから、じっくり診察してくれた。全体で35~40分くらい。しめて90ドル。初回は全額自己負担して、あとで保険会社がカバーしてくれた分だけ返金されるらしい。
歯のぐらつき、歯の移動、それから歯肉の後退(歯肉の厚さ&高さが減って、歯の根元が見えてきている状況)はすべて歯軋りによるところが大きいでしょうとのことだ。歯肉の後退は、日本の歯医者でもたびたび指摘されていて、あんたの歯茎はやわらかくて弱い、といわれていたが、おなじことを今日も言われた。ぶあつく強靭な歯茎の人はどんなハミガキを使用がしまいがへっちゃららしいが、私のような歯茎の持ち主は歯軋りやハミガキの仕方の影響をうけやすいらしい。一方歯の根っこが本当に短くなっているのかどうかは不明だそうだ。これに関してはX線で経過を追いたいといっていた。
Dr C は私がアトランタでかかっていた歯医者からX線とカルテのコピーを取り寄せて、当時の様子を確認したいそうだ。そして私がDr Cに会うときには歯周ポケットが深めになっているところを中心に徹底的にクリーニングをすると。その上で、歯茎の特に弱い部分に、自己組織の移植をすることを検討したい、と。移植とはまた大げさな! とおもったが、結構行われているらしい。私の場合、ヨワヨワシイ歯茎の性質上、市販されている移植片を使うよりも、自己組織を使うほうがいいらしい。移植がほんまに必要なら、私としても自己組織を使うほうがまだ気分がよろしい。
すでに動いてしまった歯を再び整列させたいならば、移植からすっかり回復した時点で歯列矯正専門医にかかりなさい、と言われた。見た目の美しさは気にしないとしても、噛み合わせの機能を改善させるという意味でも、再矯正(前に10代のときにしている)は検討したほうがいいそうだ。しかし歯茎の弱点の問題を解決しないで矯正だけを始めてしまうと、かえって状況をめちゃくちゃにしてしまう、とも言われた。
当初の予想よりもえらい大掛かりなことになってきた。私としては、歯の移動がゆっくりながらも決して止まらずに進行しているのがとても心配だ。もし30、もうすぐ31歳の今のうちに何か手を打って 先々のトラブルが予防できるのなら、今が頑張りどころ(フンパツどころ?)なのかなと思う。専門医の進めに盲目的にしたがうのもどうかと思うが、この世界の知識がないばかりに、勧めを信じるほかないかも。
簡単には行かない事態になっているのですね。心配ですよね~私も口腔外科のことはわかりませんが、そのドクター信用できそうな気がします。(勝手なこと言ってすみません)
返信削除素朴な疑問なのですが、移植した場合、食事は当日から取れるのでしょうか?それともENSUREみたいなのでしばらく代用ですか?
お大事にして下さい!
歯の専門的なことは、全く無知ですが、移植なんて大変そう。私だったら、友達に連絡したりして、歯医者さんの知り合い探して、second opinion聞くかも。矯正だけしてもダメって言われると、やるしかないのなー。難しいですね、、。kiwi
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