うちのオフィスマネジャーは、とにかく数字が命!ってかんじである。
質より人数かい? と私はどうしてもおもってしまう。
今日などは、ちょっと来て、と呼び止められて、「今3人の患者さんが待っている。このペースはいただけない。次の患者さんは来てから1時間たっている。」と言われた。決してわざとスローにやっているわけじゃないんやけど。結局12時までに11人(短い診察も含めて)診たし、昼休みに食い込むこともなかったし、まっとうにやっていたとおもう。1時間待った患者さんには申し訳ないが、待ち時間が長くなるのは、私が単に遅いだけというよりは、キャンセルや無断欠席をみこして2重3重に予約を取っているなかで、たまたま同じ時間帯の患者さんが真面目に現れたりするから、という影響も否めない。でもわたしのせいにされちゃうのねー。
今日の午後はマーケットミーティングというのがあった。
新規の患者さんの予約枠は、8月末までいっぱいだというのに、いかに新規患者さんを増やすかとか、年間の総患者さん数をどう増やすか、という話をしていて、私はついて行かれん、とおもってしまった。
満足のいくケアを受けたら、患者さんはリピータになってくれるばかりか、周りの人にも「よかったよー」と宣伝してくれるはずだ。現に、「娘がこの前診てもらって、あんたはgentle (やさしく)にやってくれるっていうから、10年ぶりにパップスメアを受けようかとおもって来たのよ。」と言ってくださった患者さんもある。ガサツな診察で、嫌な思いをしたら、二度と来てくれないかもしれないし、「あそこは絶対に止めとけ。」と周りの人に言うだろう。
患者さんが少なすぎて、閑古鳥が鳴いているっていうんだったら話は別だけど、今のマンパワーで目いっぱいやっているのに、さらに患者さんを増やそうとしているのが、やっぱりわからない。予約をたくさん取ったら、その分NPの診察スピードが2倍速、3倍速、10倍速にでもなるとおもっているのか? 単に予約の取れる日が後ろにずれていくだけだと思うんだけど。
質でなく、量でよしあしが決められるのは、辛いですね、、。
返信削除匿名さん、
返信削除量も大事なんですけどね。コストかかってますからね。でも量ばかりが強調されると、つらいものがあります。
小芋