2009年4月8日水曜日

新入社員オリエンテーション その2

1月5日に受けたオリエンテーションのつづきが、今日ピッツバーグの本部オフィスであった。今回は全部で11人(州各地から来ている) + ファシリテーター。愉快な人が多くて、とても楽しい1日になった。今日のテーマは、
1.カスタマーサービス
2.コミュニケーション
3.多様性(diversity)   だった。

どのテーマもよかったけれど、一番印象に残ったのは、多様性のところ。
人種や性別など目に明らかな違いだけじゃなくて、宗教、出身国、政治的信条、性的志向、年齢、婚姻関係(未婚、既婚、離婚、未亡人etc) 、技能職か一般職か、細かいやり方が好みかそれともおおざっぱなのが好みか、障がいの有無(見た目に分かりやすい障がいもあれば、一目では分からない障がいもある)、などなど、「違い」をもたらす項目には事欠かない。そしてその「違い」が差別やトラブルを生み出すこともある。誰しもバイアスがあるし、ともするとステレオタイプの落とし穴にはまりがち。だけど、多様であることに価値がある(逆にいうと、みんなおんなじだったらつまらんということ)。多様性とは相手を尊重すること。人間、違いを言い出したらきりがないけど、共通点を見出そうとしたら、結構あるもんよーーー大事にしている価値観、過去の経験、好きなこと、ストレスに感じていること、etc. 共通に持っているものを基盤にしていったらええんちゃうん? 
・・・・というようなことを、いろんな作業をしながらみんなで確認していった次第。

ピッツバーグでは、コブシや木蓮がもうきれいに咲いていた。こういう日に限って、カメラを持っていなくて残念なことをした。今日は自分の車でではなくて、高速バスで行った。渋滞なんか気にせず、1時間以上ぐっすり眠れて幸せだった。片道の運賃は3ドル。申し訳ないくらい安い。帰りの便は満席だった。ちなみに帰りもまたぐっすり寝た。

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