2011年4月26日火曜日

病理医に伝えること

コルポスコピーのカンファレンスから帰ってきてまず変えたことは、パップスメアの検体に添える指示箋(requisition form) への記載を丁寧に行うこと。カンファレンスで病理医の立場からの見解をたくさん聞いたので、臨床側として病理医の判断の助けになりそうな情報は何でも漏れなく書かなくてはいけないと思うようになった。最終月経日、生年月日などは今までどおり機械的に書き入れるとして(これらはmedical assistant が書いてくれていることが多い)、子宮頚部治療歴、DES暴露歴(あれば)、などなど記載漏れがないようにかなり気を使うようになった。病理医のため、と書いたが、結局はそのレポートが戻ってきたときに自分のためになる。

カンファレンス期間中の日記を加筆したので、もしよかったら戻って見てみてください。

1 件のコメント:

  1. ご無沙汰しました。
    その間にいろんなことがありました。
    子宮がん検診率が未だに20%そこそこなのHPVワクチンを導入し、しかも「ワクチンだから小児科医と内科医に」と誰かが考えたために、ワクチンさえすればがん検診は不要になりそう。でもワクチン供給が間に合わず、7月までストップです。

    思い出しました。アメリカではHPVワクチンの仕入れ価格はいくらですか?
    完全に誰かの援助ということになっているかと思いますから、仕入れ価格は判らないかもしれませんが、援助団体が薬品会社にいくら払っているのかなと思います。

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