2010年9月9日木曜日

多言語電話

診察する者が患者さんの話す言語を解さない場合、Language Line という電話サービスをつかって、電話の向こうの通訳の助けを借りて会話を成り立たせる方法がある。

が、今のオフィスには診察室に電話がない!

せめてひとつの診察室でいいから、電話をつけてくれ、とボスに頼んでいる。

患者さん自身が希望するということもあって、家族や友達などが通訳になるという場合が少なくないのだが、やはりこれは問題と最近よく思う。

通訳の人が必ずしも患者さんやわたしの言ったことをそのまま訳してくれない(または訳せない)ことがあるし、また家族や友達が「通訳」という役割を果たすのは結構大変なことであるし、診察室での会話は極めてプライベートなことも聞くので家族や友達が同席していたら話せない・話しにくいという問題もある。

たとえ患者さんが家族や友達をともなって来て場合でも、あえてLanguage Lineのプロ医療通訳のサービスを勧めるようにならなければと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿