2014年8月29日金曜日

最近の渡航歴をルチーンで尋ねることのメリット

患者さんがクリニックに来院すると、まずは看護師が患者さんを診察室に案内し、患者さんの主訴を大まかに聞き取って、カルテに記載してくれる。また体重・身長・BMI・血圧・体温・脈拍数などを計ってくれる。これらに加えて、患者さんの最近の海外渡航歴もルチーンで聞いてくれるようになった。

これは大変便利である。大学生は留学や、インターンシップや、旅行などで、何かと海外に行く機会が多い。また実家が海外で、夏休みや冬休みに帰省する学生もいる。何か体の不調があるとき、最近の生活や環境の変化を確認することはとても大事だが、初めから渡航した地域や時期が書いてあると、一つの大きな手がかりになることも珍しくない。

また、渡航と主訴とがまったく関係なさそうでも、「夏休みに○○国に行っていたそうですね。どうでしたか?」とアイスブレイキング的に聞くことにも使える。

今、エボラ出血熱の広がりが懸念されているが、それに限らず、また感染症に限らず、どこかの国の健康問題は、飛行機でひょいっと、いつやってくるかわからない。明日は我が身。

2014年8月28日木曜日

ショルダーバッグに思う

昨日バックパックのことを書いたが、その後巨大なショルダーバッグを掛けてのっしのっしと歩いている人をみかけて思った。「こりゃ、片肩にかけるバックパックと同じかそれ以上に首―肩―背中―腰の負担が大きいぞぅ。この人の将来の背中の健康が心配。」

片肩にかけるショルダーバッグやメッセンジャーバッグのたぐいは、どうしても左右の肩への負担が不均衡になる。財布や携帯電話などの小物だけをいれたポシェットくらいだったらたぶん問題ないけど、教科書・ノート・ランチ・飲み物などを詰めた荷物となると、相当な重さになる。しかもそれを毎日かつぐとなると、累積する体の負担は無視できない。

ファッション的には格好よく見えても、後の人生で引き受けなくてはならないかもしれない痛みや不便のことを思うと、決しておススメできんなぁ、と思ってしまう。

あえて使うのであれば、なるべく荷物を減らし軽くする、肩にかけている時間はなるべく短くする、左右交互にかける(いつも同じ肩にかけない)、肩こり・背部痛などは体からの黄色信号として真摯に受けとめ使用を再考する、といった心得がほしいなぁ。

世の中の人は、みな小芋のように健康マインド、予防重視マインドではないと分かっていても、ついついこういうことを考えてしまう。

2014年8月26日火曜日

バックパックの使い方のコツ:慢性痛を予防するために

この辺りの小学校でも新学期が始まったとみえて、バックパックを背負った子ども達をよく見かけるようになった。中には、体に似合わないほど大きなバックパックを背負っている子どもも少なくない。後ろから見ると、バックパックに足が生えて歩いているような。

大学キャンパスともなると、分厚い教科書やら、ノートパソコンやら諸々の荷物でかなりの重さと大きさになったバックパックを、一日中えっさほいさしている学生が目立つ。

その大荷物を、片方の肩だけにかけていたり、お尻が半分以上隠れるくらい肩のストラップをだらりんと長めにつかっている学生を見ると、小芋はつい声をかけたくなる。

いきなり道ばたで声をかけるのはさすがに抑えているが、クリニックにくる学生にはチャンスがあれば注意を促している。

1 ) 必ず両肩のストラップを使うこと
2 ) 背負うとき、片手でバックパックを持ち上げてそれをエイヤッ!と振り回すように背負うのではなく、なるべく椅子や机の上にバックパックを一旦置き、両腕をそろりと差し込み、負荷が両肩に均等になるようにしてからかつぐこと
3 ) なるべく荷物は軽くすること

これだけでも、慢性的な肩こり、首・背中・腰の痛みの予防になる。

次の資料は、カイロプラクティックのクリニックのものであるが、バックパックの選び方、荷物の詰め方、背負い方、背負った後の微調整にいたるまで、とても丁寧に書かれていて、参考になる。
http://www.reformbodyclinic.ca/images/pages_images/Backpacks_Not_Backpain.pdf

かくいう小芋もバックパック愛好家だが、荷物を詰めすぎて重くなりすぎないように、普段はわざとやや小ぶりのものを使っている。なんでも入るほど大きいと、ついついいろいろ入れてしまう傾向があるので。ははは。

子宮頸がん、乳がんの検診率上昇す

共同通信社が8月25日に配信したニュースによると、日本のがん検診受診率が子宮頸がんに関しては32・7%、乳がんは34・2%と、以前よりも上昇したとのこと。(国民生活基礎調査)

改善はうれしいが、上昇したと言っても、受診しているのはまだ3人に1人。さらなる改善の余地はまだまだあると思う。特に、子宮頸がんは、検診をまだ一度も受けたことのない人や、検診から5−10年以上遠ざかっている人ほど、ハイリスク。会社の健康診断の項目の一つ(オプションではなく)にして、仕事を休まなくても他の検査の前後にがん検診も受けられるようにするとか、検診をうけると健康保険料を安くするとか、どうだろう?

2014年8月25日月曜日

家庭菜園の野菜をいただく

日本人のご夫婦が、「ニラを育てているので、いつでも取りにいらっしゃい。」と言ってくださっていたのだが、なかなか行けず、昨日やっと行けた。キッチンばさみとビニール袋をたずさえて。

ニラが本当にたくさんあった。ニラのほか、シソ、小松菜、キュウリも頂いた。

帰ってきて、早速ニラと卵のふんわり卵焼きを作った。シソはトマトと甘酢で和えた。小松菜は油揚げと一緒に煮浸しに。キュウリはまだ加工していない。まずは味噌を付けて食べようかな。

小さい家庭菜園でも、かなりいろいろ作られていて、うらやましい。Ground hog  に作物を食べられたり荒らされることがあるので、金網を張ったりしての対策が大変だそうだ。

近いうちにまた遊びに行くつもり。

2014年8月24日日曜日

匿名の親切

4-5日前のこと、郵便受けに絵はがきが入っていた。

差出人も宛名も書いていない。言葉が次のように書いてあった。

Let go of worries or insecurities, you are perfect just the way you are. You're amazing.
Spread the love with another random act of kindness♡.

 <小芋訳>
心配や不安は捨ててしまい。あんたはそのまんまで完璧や。あんたはすばらしい。
行き当たりばったりの親切な行為で、愛を広めていこうや。

一体誰が入れたんだろう。私のことを知っている人なのか。それとも本当に無作為にたまたま私の郵便受けに入れたのか。親切、というか、嬉しビックリな出来事であった。

random acts of kindness で思い出すのは、ピッツバーグの新聞、Post Gazette にある、その名もRandom Acts of Kindness というコーナーだ。新聞読者が、自分が受けたいろんな親切行為について投稿している。覚えている内容をいくつか挙げると、

  • タイヤがパンクして困っていたら、通りかかりの見ず知らずの人がスペアタイヤを素早く取り付けて、名前も言わずに立ち去った。
  • おばあさんが大雪の降った翌朝、さて雪かきせねば、と思って外に出ると、何者かがすでに雪かきしてくれていた。
  • 亡くなった人の思い出話をしながらレストランで食事をしていたら、ウェイトレスに勘定をお願いしたときには、もう他の誰かが自分たちの会計を済ませてくれていた。
  • 子ども達にクリスマスプレゼントを買う金銭的余裕がなく、どうしようかと思っていたら、ある日郵便受けに おもちゃ屋のギフトカードが入っていて、それを使って子どもにクリスマスプレゼントをすることができた。
世の中凶悪な犯罪ややひどい災害のニュースには事欠かないが、思いがけない親切を受けたり、またそういう親切を体験した人の話を知ると、世の中捨てたもんじゃないな!と思える。

2014年8月23日土曜日

炊飯器を携えての旅

車で旅行して、安いホテルなどに泊まる場合、炊飯器を持って行くと便利。お米さえ持って行き、水を加えて炊けば、あっというまに主食のできあがり〜。

先週末から今週にかけて、ホストブラザーAくんとBくんの家族が、ボストンとナッシュビルからそれぞれ集まって、中間地点のウェストバージニア州でキャンプをしていた。キャンプは、電気のないところでやるとのことだったが、その前日にモーテルにひとまず一泊していた。

で、私はそのモーテルの部分だけに参加して1泊してきた。(翌、月曜からは仕事だったから、キャンプは参加できず。)3時間半かからずに着くはずが、なぜか私が運転すると4時間半。(休憩のしすぎ?)

家からお米4.5合、キノコご飯のもと(日本から持ってきた、レトルトパック。2−3合用)、一口大に切ってお醤油とみりんに漬けた鶏モモ肉、干し椎茸、などを持っていった。

現地についてからお米をといで、全部の材料をいれ、モーテルの部屋のコンセントにプラグを差しこんで炊いた。最大で5合炊きの炊飯器に、これだけの材料をなみなみと入れたので、沸騰するまでにかなり時間がかかったが、無事できた。(あふれなくてよかった。)

ちなみに、つけあわせは、キュウリとトマトのヨーグルトサラダにした。キュウリとトマトを薄切りにして、たっぷりのプレーンヨーグルトと塩をかけてさっくり混ぜる。スパイス好きの人は、お好みでクミンをかける。まぁ、これはまったく和食ではなく、インド風であるが、さっぱりして冷たくておいしい。キノコご飯にも不思議とあう。クーラーボックスで運べる材料で、簡単に現地で作れるレシピ。

おかげさまで、全部きれいに食べてもらえた。Aくんが、「そういえば、こういう感じのご飯、ミシガンでも作ってくれたよね?」と言った。20年近くも前、私が交換留学生だった当時のことである。彼は当時11−12歳。よく覚えてくれていたものだ。